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#257 「からまる毎日のほぐし方」を読んで(前編)、本から今まで感じた事がないくらいの温度感と気づきをもらえた話

こんにちは!けーたです。

今日は「からまる毎日のほぐし方」という本を読んだので、読書録の前編と称して、気づきや学びを投稿します。

後編はいつになるかわかりませんが、自分の中で気づきなどをいったん温めておいて、本を読みなおしたあたりに投稿しようかなと思いますw


〇この本との出会い

定期的に尾石晴さんのVoicyを聞いているので、新刊を発表するという話をきいて何も考えずに予約しました。

結果は◎。自分の即断を褒めてあげたいぐらいこの本に惹かれました。

この本との出会いと脱線しますが、自分は作者「尾石晴さん」と同じ学年で地方出身。そして大企業で働いた経験があります(自分は今もですが)

きっとそんな共通点とエッセイという形がこれまで感じた事がないくらい本からの温度感(ぬくもり)を感じたのかなと思っています。

そして、そのぬくもりの奥に本当にそれ!!!声に出したくなるぐらの日々の「からまり」をいろいろな角度からとらえているので気づきが多い!!

あっという間に読み終わってしまいました。この本激推しです!!

さらにこの本との出会いから脱線して、、、自分が唯一noteマガジンを購入して読んでいる「はるが聞こえる日記」について載せておきます。

このマガジンはただの日記です。読まなくてもまったく困りません。

引用 はるが聞こえる日記の冒頭より

この冒頭に書かれている「読まなくても困らない」という一文に惹かれます。同じような感覚を持つ人はきっと楽しめると思います!

ということで脱線につぐ脱線でしたが、尾石晴さんを推していることは伝わったかなと思います笑

〇どんな人におススメ?

うーん。日々の生活に「もやもや」することがあり、それがなんとも複雑にからまってしまって動けなくなった経験がある人には是非おススメします。

ただし、ビジネス書的な感覚でこの本を読んで、そこから何か答えをすぐに得られるわけではないかなと思います。

同じような経験を作者のフィルターを通して見る事で自分の経験をまた違う角度でみれたり、再度「からまり」をほぐしてみようかなというきっかけになるかなと思います。

共感の波がスゴイ!!過去の振り返りにも、これから近い未来に起こる出来事に少し思いを馳せる。という意味でもかなり幅広い層に激推しできますっ

〇残しておきたい気づき

珍しく本を隅から隅まで読んだぐらい各エピソードごとに感情がいい意味で揺さぶられ気づかされることがありました。

様々な意味合いから残しておきたい気づきはあるのですが、この3つに絞ってみます。そしてなんでそれが刺さったのか?言語化しておきます。

・リベンジ夜更かしは若さゆえの特権

これね。次の日の会社のオンライン朝会で思わず披露してしまったぐらい刺さった言葉。

何かというと、リベンジ夜更かし(ここではリベンジ夜更かしとは何かは省略)をすると翌日に寝不足による疲労という代償を払う。

それが、加齢に伴い払いきれないという現実があるのですよ。という現実に直面するというエピソード。

本当にそう!!!首がもげるぐらいに同意しました。

リベンジ夜更かしの代償を(なんとなくだるい)をごまかしごまかしやっていたが、つけが払いきれなくなっている。

この表現に出会い、何かがピタっと一致した感覚になりました。

リベンジ夜更かしできるのは若さゆえの特権

どうやら間違いない(自分の感覚調べ)もう若くない。

若さにしがみつくのではなく、今の自分にあったライフスタイルを見つける事。これを始めます。

・夫の方が親になるスピードが遅かった

これまた、すごくいい表現だなと思い残しておきたいと思いました。

わが家の場合、夫の方が親になるスピードが遅かった。でも手遅れではない。キャッチアップはできる。

出典 からまる毎日のほぐし方 P121引用

この表現の好きな所。それは「夫の方が」という部分。

この文章の裏側に、妻も最初は親になれていなかった。という事が読みとれて、この表現がスキ。親になる。産んだら親ではない。

自分もある事がきっかけで親になった。気がする。今も親になれていない部分もかなりあるがそれも娘にとっての親の姿ということで見せつけている笑

自分の親の形、妻の親の形。全てがオリジナル。すこしづつ考えながら実験しながら変化していこうと思いました。

・お母さんと私の役割交代

自分は今も、わけあって家族の活動の大部分を母にサポートしてもらっています。その意味では結構な時間の後に元の役割にもどった感じです。

ただ一方、父は10年程度前に病気で亡くなっており。やっぱり昔とは形が違っている。もちろんみんなライフステージを上がっている。

ここでの「からまり」は実家をどうするのか?で著者と同じ状況。

年を取ると判断が鈍るから実家の処理は早めに。と母と話をしており一時期は売却を検討した。(母の背中を押す。ここが役割交代の肝の部分

ただし、今年の年初に地震があり、生活のリスクのポートフォリオを分散っさせるという思いで、売却をストップさせた(自分が)

そして最近また売却を考え始めている。

ありがたいことに、母は自分達家族を支える為に、実家では生活をしていない。

ただ、このエピソードを読んでいて、本当に実家を手放す時にソフトランディングできるか?心配になりました。

自分は親のサポートなしには生活を回せない。一方で親の人生の大部分である実家を処理という形で自分たちにとっての最適化をしようとしている。

役割交代はいつ起きるのか?いつ起こせるようになるのか。自分は。

「お母さんと私の役割交代」著者が意図したこととは違った意味で深く刺さった内容でした。

〇まとめ

この本を読んで「からまり」がたくさんたくさん言語化されていて、からまりとの出会い直しの宝庫でした笑

人生を重ねてくるとどうにも笑えてしまえるような「からまり」エピソードが湧いてきます。いや本当にっ

でも、それも人生。共感できるエピソードに自分は元気になりました!!

冒頭にも書きましたが、本からこれほど温度感を得られた体験は初めてでした。きっとVoicyで聴いている著者の声が頭に流れていたからかな、、、

エッセイというジャンルの本を手にとる機会がない方は是非一歩こちらの世界に足を入れてみる事をおススメできるぐらいの素敵な1冊でした。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは #2後編はまたどこかで。


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