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#66 読書録 ダブルハーベストからの気づき#2  堀田 創 小原 和啓

昨日までには後半までは読み切れなかったのでアウトプットが2つに分かれてしまいましたが、本日無事に電車通勤時間を使い読了したので、後半部分の気づきをアウトプットとして残しておきます。


なぜ、ダブルハーベストループが必要なのか?

ダブルループを回す必要性についてまずは問いが立った。なぜかって、AIを組み込んだループを他社に先行して(軸を自分で決めて)先行者優位を気づく。だれも追いつけないという勝ちパターンなのに?なぜ必要?となった。

ここでの必要性を意識する具体例は2つ。一つは競合他社も必死に競争してくるため、当初の経済的利益を確保する事が難しいという考え方。一定は理解。でももやもや。ただ、もう一つの、競合が自分たちの競合優位性を無効かしてくる手を打つことに対して、競合が見えない形でダブルループを回すことにより複雑性と模倣困難性を気づくという事には納得。

Googleの半永久的な優位は変わらないように見えて、OPENAIの登場により、広告収入モデルにゲームチェンジをしかけて揺るがすさまが想起された。その意味でもこの考え方は納得感があった。

ハーベストループを実装する9ステップ

理解としては、AIを活用して、これまでの業界での勝ち筋の大きなファクターとなり得る、
1、売り上げ最大化
2、コスト最小化
3、リスク、損失の最少化
4、顧客体験価値最大化
5、開発スピード最大化
これをシングルライン(1回の勝ち)にどうつなげるかを考えて、そこから、AIを使い得られるデータを使いさらに高速で顧客提供価値を上げて続けていき、ライバルに圧倒的な差をつける。
さらに、この活動の中にさらなる競争優位性を高めるKPIを設定し、クオリティチェックを実装しまわす。
これを読んで、理論はわかる。でも圧倒的に実験をし続けないと体感値として各種判断ができないだろうと理解。だって、読んで実装できるのであればとっくに普及しているはずで、競争優位性がなくなっているから。まずは、AIをボトルネックに入れられないか?として得られたデータでループ構造化した時の難所にであう(実行する)を目標とする。

好きな事を仕事にが現実になる

ここを読んだ時に、誰にとっての?というネガティブな意味ではない問いがうまれた。この本の中では専門領域をもったスペシャリストが煩雑な仕事はAIに任せて、もっとも効率のよいモノに集中し価値を今以上に提供し続けるループを回す=好きな事を仕事にが現実になる。という明るい未来が1つのオプションとしてあるという事は理解できた。
そして、AIと離れて生活することは現実的ではないので、個人レベルでもチャットGPTなどを使いどうジブン株式会社のダブルハーベスト構築ができるかをAIに壁打ちする必要があると理解した。


なぜやるか?の二つのアプローチ

Massive Transformative purpose (野心的な変革目標)を考えるFWがシンプルにいいなと思ったのでここに残しておく。
・どんな大きな問題に取り組むのか?
・それをどのように解決するのか?
・解決策を極めるとどうなるか?
この3つをできる限り未来的に考えると同時に、自分がどんな未来を作りたいか?という問いを立てるというもの。

思考を未来にぶっ飛ばす為にも重要なFWだと思ったのでブレストのタイミングで使ってみる。

今回は後半編でしたが、やっぱり流れはわかるけど、そのSTEPごとの難所については、間違いなく失敗するという方法論はありそうだが、確実に成功できるというノウハウはなさそうだと感じた。ケースバイケースまたは実験を繰り返すことが必要と。

という事で、まずは当初の目的の読書会は1月中旬。それまでにこれらの学びを日常に使って、当日は実務も含めた学びをアウトプットできるように仕込んでいきたいと思います

ではでは

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