#126 学び 気になっている会社の財務分析をしながらの復習をした話
こんにちは!けーたです。
今日は、まるで読書録の様なタイトル写真ですが、ジャンルとしては学びについてのnoteになります。今回は財務分析についてです。
で、この本は何か?ですが、財務諸表一体理解法という國貞克則さんが書かれた本で私のバイブルです。
内容が初学者にもわかるように丁寧に書かれており、本自体はこざっぱりした見た目ですが、中身はメチャクチャ優しめです。
巻末に乗っている見開きでPL,BS,CSがどのようにつながっているかが示されているシートは本当にわかりやすいの一言です!おススメ
ちなみに、それ以外のお金に関する自分にとっての学びのツールはFunda簿記です。こちらもご存じない方がいらっしゃったら覗いてみてください。楽しく簿記2級を3か月程度で取得できましたw
という事で前置きが長くなりましたが本来の目的である気になっている会社の財務状況を分析しつつ、学びの復習をしていきたいと思います。
どんな道具や指標を使って分析していく?
基本はIR資料を見ます。定性的情報や、財務状態に関する説明をよみ違和感がある所をピックアップ。
この変の定性情報については、競合他社の動向などを比較すると全体的な傾向に対する位置付けもわかるかなと。
そして、今回分析しようと思っている企業は、2024年の3月期第三四半期決算短信において、今期間には営業利益を計上しているものの、前連結会計年度において、3期連続で営業損失を計上し、財務制限条項に抵触していることから、継続企業の前提に重要な疑義を小示威させるような事象、または状況が存在しているものと認識していると書かれている。
今回は財務分析といいながらも、経営改革(経営戦略)と資金繰りが主になるトピックスとなり、それに紐づく財務指標がどう複数年で変化しているかということをメインに見ようと思います。
道具については、王道のバフェットコードは固いですね。無料で情報量多しなのでSPEEDAの有料版を除いてしまったらこれ一択ですね
https://www.buffett-code.com/
で、どんな問いを立てると良さそうか?
ここは、そもそも、業界をどう定義するかって事が一丁目一番地になるかなと。
自動車業界を例にとってみても20年以上前は、クルマ製造業者が競合になっており、今は、CASEの影響により業界の壁が溶けてきているという状況。
どう業界を括るかにより、業界に対するマクロ環境のメガトレンドも変わってくるので(影響を受けやすいのかあ、受けずらいかなど)ここは大事な所かなと。
今回の分析していこうとしている企業はもれなくSDGsへの対応、中国の景気減速、ロシアの戦争などグローバルに展開している企業における外部閑居をもろに行けている状況。
それを踏まえて業界の勝ち筋は何か?が一番大きな問いになるかなと。
でそれに対して、3C分析をしたなかでの内部環境分析となり、自社の財務状況はどうなっているか?(金が尽きたら完全にアウトになる為)自社のVC分析、コスト構造分析(競合他社との比較)、VRIO分析など都度立てる問いに応じて分析をしていく。
で財務状況における指標はどうなっている?
今回は、総合力の分析として、
-ROE(=ROA×財務レバレッジ)を指標として利用。
また、収益性としては、
ー売上高総利益率
-営業利益率
-純利益率
-当期純利益率などの指標の変化を見る
さらに効率性として、
-総資産回転期間
-売り上げ債権回転期間
-棚卸資産回転期間
-CCC
安全性の指標として
-自己資本比率
-流動比率
-当座比率
-固定比率
これに加えて、先ほどの一番最初にあったキャッシュはどれだけ持つのか?という意味でCSの値を追うという事を行っていく。
まとめ
これといって特殊なことはなく、必要に応じて、分析の範囲の優先順位をつけて行っていく。
その為にも何を明らかにしたいのか?が必要でその為に各種指標がどのような構成になっているかの復習が少し進んだので今回はこれで良しとしておきます。明日仲間内で勉強会を行うのでそこで知識の本格アップデートを図りたいと思います。
また、chatGPTを使い効率的に数値を取得しという事をプロンプトを造ってみてやっては見たが、自分のなかでは全くうまく進められなかった。
地道に得られる数字だけをざっと外観して理解する方がまだまだ早いという事でうまく分析にAIを活用し方について勉強する必要があることを痛感しました。
今回は、完全に自分のやったことの殴り書きになりましたが、だれかの参考になれば幸いです。
ではでは