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#248 死の言葉を読んで、死生観に広く触れる事の大切さを学んだ話
こんにちは!けーたです。
今日は仕事がお休みで結構まとまった時間をとれて「死の言葉」を読了したので、気づきなどをnoteに投稿いたします。
先日は、ザーッと目次を見て特に気になった所とスティーブジョブスの「死は生命最大の発明である」あたりをメインに気づきなどを書きました。
その時の投稿はこちら。
ではここからは、この本の良さと、読み終わってから気づいた自分の死生観についてまとめとして載せておきます。今日が息子の誕生日ってのも何かの縁ですね。
〇この本に共感できるポイント
はじめにとして、こんな文章が書かれています。その部分を読んでもう納得。ですよね。ってなったのでここに載せておきます。
死生観について、われわれが現在の時点でいろいろなことを考えようと思っても、だいたいの事が、かつて誰かが考えていたこと、過去の誰かがやってきたことだと気づきます。
したがって本書のような語録が重要になります。
生死についても、人間の生き方についても、過去の人たちが考えていることを再解釈していくことがとても大切なのです。
何となく、語録って深さがなくてどんな需要にこたえているの?って思った事があるのですが、死生観などについては、全体感などを知る上ではたいせつなだなと納得しました。
という事で、自分もざーっと全体を読んでいきました。普段の生活では絶対に触れる事はない、細川ガラシャさんや、漫画の「あしたのジョー」が取り上げられたりと本当に広いです。
まだ読まれていない方はどうぞ。
〇この本を読んで自分の死生観と対峙
タイトルにも書きましたが、死生観とういものにたくさん触れる事により、自分の固定観念(この本では刷り込みと表現されています)に気づけることがこの本の最大の魅力だなと思いました。
そして、本を読みながら、どのように自分の死生観が構築されているかを振り返る機会になり自分の心の奥底に辿り着く事ができました。
私は約10年前に父を病気で亡くしており、その数年後に自分の息子を亡くしています。
その時に、本当に小さな息子が自分の腕の中でゆっくりと離れていくという事を経験し、死というモノをすごく近く感じるようになりました。
当然やりたいことが山のようにあり、この世を離れる事を良しとする覚悟は今の自分にはまったくできていません。
ただ息子や父に会えるという希望があり(どうなるかはわからないから気持ちね)、ネガティブなイメージだけではないというのが今の自分の死生観だなと改めて感じました。
沢山の死生観を知り、自分自身に気づき、そして決める。
行動にも結び付いてなかなか良い読書体験でした。
誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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