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#65 読書録 ダブルハーベストからの気づき#1  堀田 創 小原 和啓

こちらも、読書会仲間からお誘いで2024年の1月に読書会が催される為、読み始めたました。

この本の中の裏に貫かれている、AIを戦略に組み込むというこれから勝ち続ける為の戦略につながるという事が、自分達が今開発しているプロダクトに全く考えられていないので、ここの本で語っている意図、それが含まれていない戦略はどうなるのか?

という問いに対する答えが気になりましたので、読書会キッカケではありますが、自分の課題感をより明確にできるのではと思い本を手に取りました。

そして、せっかくですので自分のアンテナに引っかかった言葉たちを目次としてまとめて、どうしてそれらの言葉たちが気になったかを書き留めておきます。1月中旬に読書会が終わったあとでUPDATEをかける予定です。

ダブルハーベストって何?とい方はこちら


ヒューマンインザループのアプローチ

いまの時点の自分の中のAIとヒトの関係という意味での認識は、AIを使いこなす人と、それ以外で生産性を含め大きな差がうまれるという事。結果としてAIがヒトの仕事を奪うのではなく、AIを使いこなす人が生産性などがばくあがりし、それ以外のヒトの仕事を奪う形になるという認識が一番しっくり来ている。

AIをうまく使う側として進めようとしたときにどのようなインザループとして気を付けなければいけない点があるのか?という問いが立ちこのフレーズが気になりました。

自分の理解は、ユーザーの利用データを取得できて、そのデータを用いて更なる顧客体験価値があがるというループデザインがこれにあたると思い、大きく認識は外れていないと思う。大事な新しい学びとしては、それを許容する条件の一つとして、もし、AIがミスをしてしまった時に致命的かどうか?かということ。言われればわかるが、自分で考えて時にこの視点は持てていなかった。特に既存事業を使い両利きkの経営的な場合には元のエンジンとなる事業のブランド棄損があるかなどの観点は必要であり最低限チェックするべき項目として理解できた。
注意点は、AIに任せた方が最初は精度が悪く任せきれない案件。TESLAなどの自動運転技術などまさにこれだと思う(航空業界はすでに自動運転に舵をきれているし)重要なポイントはAIと○○と切り分けるのではなく、オペレーション時のリスクを時間軸で見て、致命的な課題をどのタイミングで乗り越えるかを設計することだと理解した。

ボトルネック部にまずAIが使えないか検討する

AIの使いどころを検討するにあたり、最終価値提供の所にどうAIを生かすか?にみんな意識を囚われてしまい、ボトルネックに使えないかまず検討する。という考え方が新しい学びに。
特に、今開発しているプロダクトにおいては、この視点で物事が動く気がしたので、今週からの開発で考えてみる。

UVPをキープするのが、戦略立案の目的

はじめにUVPって何?という事で、この文字が目に止まった。この本でうたわれている定義としては、他者にはない唯一無二の価値を提供するという意味でつかわれている。Unique Value Proposition。

ここで良い考えだと思ったことは、市場で一位になる事では単純すぎてまだ不足しており、自分達が決めた軸で一位になる事という考え方が凄く刺さった。まさに戦いを略すものであり、Positioningの考え方の基本だなと。

さらに、この仕組みを勝ちつづけるものにする為には、【時間】を味方につけて、言い換えると先行優位が聴く軸で時間を味方にして後続プレイヤーから背中をみえなくする仕組みづくりという事になる。この考え方はアフターデジタルの世界観と通じて理解がしやすいし納得感あり。
では、どう構築するの?難所はどこか?と自然に本と対話するように問いが立つというのも良いなと思いました。

AI PJTにむいているのは、【生データ+アジャイル型開発】

ココが目に止まったのは、正直この本が言いたかった事とはちがう文脈で気になったのが正直な所。なぜならば、アジャイル開発とう仕組みを自分達開発チームは取っているので、その意味でここに反応してしまった。

で、何が書かれていたか?はディープラーニングの発達により、どのようなデータを与えるべきか?という問いの重要性が下がり、とりあえず、スタート時点の小さな規模であればあるデータをみんなツッコんで、だめだったら見切りをつかるという形でチームとしても学習して軌道修正して進める事がアジャイル開発との相性がいいという点で一部納得。なぜ一部納得といったかというと、それができる前提というのは、取得できるデータを層別して集め、それをAIに機械学習させ何らかのアウトプットを出させて、仮説的に結果を捉えて次の実験に移せるという大変高い技術力とリテラシーが必要とされるのでどうやってそのチームを構築するか?という問いが先に挟まりそうなので一部納得とした。

以降は、#2に記載していこうと思う。ジブンの好きに作れるのもnoteのいい所なので、最大限に活用していく。

ではでは


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