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新ドローンの教科書 「モードについて」
こんばんは。ドローンクエストさとぴかです。
いつもご視聴いただき、ありがとうございます。
ドローンの教科書の解説は今回から第6章に入ります。
第6章はドローンの送信機、つまりは「プロポ」についてです!
操縦者の意志をドローン本体に伝える、非常に大事な部分となります。
ぜひ最後までご視聴ください。
教科書は標準テキスト66ページ、67ページ(上の方)です。
持っていない方はこちらをご覧ください。
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第6章 送信機
6-1 「モードについて」
プロポは電波をドローンに送り、それをドローンが受けます。
前回までの解説(第5章)では、姿勢制御装置がESCに指令を出す、とのことでしたが、
姿勢制御装置に指令を出すのが、プロポです。
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この写真はMavicのプロポですが、
プロポとは操縦者の意思を機体に伝え、コントロールするという重要な役割を担っています。
いわゆるコントローラーですね。
このプロポという名前の由来は、正式名称である
「プロポーショナルシステム」
からきています。
このプロポの特徴は、自分が操作した量に比例して機体の操縦を行うことができる。ということですね。
たとえば「前に行きたい」時は、スティックを大きく前に倒せば「大きく速く進み」
スティックを小さく前に倒せば「ゆっくり少しだけ」動かすことができます。
これは当たり前のように思うかもしれませんが、プロポが無いと、前後左右の動きが全て「動く」か「止まる」の2択しかなくなってしまうので、自由自在の飛行をすることができません。
そして、プロポには「モード」と呼ばれる操作方法があります。
モードは4種類存在し、それぞれモード1、モード2、モード3、モード4
(モードワン、モードツー、モードスリー、モードフォー)
と呼びます。
それぞれのモードでスティックを動かした時の挙動が違います。
大半の人がモード1かモード2を選びます。
もしまだドローンを始めて間もない人で、どのモードにするか決めていない方や迷っている方がいらっしゃいましたらモード2をお勧めします。
モード1だと↓
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左スティックを前に倒すとエレベーター(前進)を操作することになるのですが、
その時に、真っ直ぐ前に倒しているつもりでも少し斜めになってしまいがちです。
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このように、いつの間にかヘディングの向き(機種方向)が変わってしまいます。
真っ直ぐスティックを倒しているつもりでも気付かないくらい斜めになってしまうだけでも、このような動きになってしまいます。
ヘディングの向きが変わってしまうと、その後に真っ直ぐに倒してもヘディングの向きは変わったままになってしまいます。
モード1の方が、慣れていないと難しいかと思います。
一方モード2の場合、エレベーター(前進)が右に
あるので
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もし斜めに倒してしまってもエルロン(横移動)が入るだけなので
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このような動きなります。
ヘディングの向きは変わらないので修正ができます。
それとモード2は、右スティックがエレベーター(前進後退) と、エルロン(左右の移動)
つまり右スティックで平面的な動き
左スティックでラダー(旋回)と、スロットル(上昇下降)
つまり左スティックで立体的な動き
分かりやすく操作が分かれています。
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ただし、モード1とモード2、それぞれの良さはありますが、両方できれば良いわけではないということを覚えておいた方が良いでしょう。
どちらもやっていると、とっさの操作、判断に迫られた時に迷いが出て大変危険です。
1つのモードを極めることが重要です。
以上が6-1の解説でした。
今回は以上となります。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
ここから先は
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