ありのままに観る
気がつくといつも他人の行動について判断してしまっています。良い・悪いだとか、こうすればいいのに・なんでそんなことするんだ!とか。自分より優れているか・劣っているかを比べてしまうこともあります。
多くの人は物事に対して、無意識のうちに判断をしています。それも、目の覚めているあいだは休むまもなくです。
まだまだ
そのことにかなり気がつくようになったのは、わりと最近のことです。しかし、まだまだ批評家の自分とそれに気がついた自分を切り離すことができていません。
批評している=良い
批評している=悪い
と、それ行為自体を判断していしまっています。無意識に判断することはなくなりましたが、客観的に自分を見ているというより、自覚してやっているという感じです。
切り離すこととは
草薙龍瞬さんは著書で、自分の心を前と後ろの2つに分けるイメージと紹介していらっしゃいました。反射的に浮かぶ思考や感情に対して、客観的で冷静な自分がそれを見ている感じでしょうか。本能的なものは感じながらも、それを論理的に眺める心の働き、それが心をわけるということなのだと思います。
「物事をありのままに観る」というのは簡単ですが、実際にそうすることはなかなか難しいものです。