ごめん、母さんは今ごろわかった:勉強の本質 #Day8
「大学はみんなが受かるものじゃない」
当たり前ですけれど、
それはちゃんと勉強してこそ本質がわかるんだなと思います。
主婦として過ごしているうちに、子どもが大学を目指すような年齢になりました。
そうしたら、じぶんの足りなかったことが息子の姿をとおして透けるように見えることが多くなりました。
いまあの頃のじぶんに向けて
「どうしてあんな風だったの」とつぶやいてしまいます。胸が痛い…
このnoteは、息子のひょんな言葉を(売り言葉に買い言葉で)受けてしまった50代主婦。夏休みより、およそ900日後(2年後)にある大学共通テストを目指すことになった奮闘を書いています。
今日は、1週間本気で単語をおぼえはじめて感じたことと文法のアプローチについてお話しします。
1冊だけをきわめる、それだけ
わたしの現役時代に覚えた単語帳は学校で渡されたよくわからないもの。
そして浪人デビュー。
張り切って王道のターゲット1900に手をだします。
だというのに予備校の帰りに大きな本屋さんに寄り、また別の英単語帳を眺めます。
さらに友達がいいよといった単語帳に、手を伸ばす。
とうとう「単語に詳しいひと」ではなく「単語帳に詳しいひと」になってしまって。
時を経て・・・
いまは、ポケット版を買った息子からダブったシステム英単語basicをもらい、おぼえ始めています。
これをやりきるまでは、浮気しない。
ちなみにどなたかが、シス単(青いほう)とターゲット1900の単語の比較をされていました。重複率は75%だそうです。
あれこれやる前に、1冊を完璧にしていればいいんですよね。
腹をくくって覚えなさい
「学校の小テストをクリアできたから、なんとかなるわ」
「そんなので、なんとかなるわけないでしょ!」
実は高校生のとき、息子とまったく同じことを言っていました。
ですが、模試も本番入試も長文がさっぱり解けないんです。
先生は、「単語をおぼえなさい。」
と繰り返しアドバイスをくれていました。わたしは内心「うるさい!」としか思えませんでした。
そして単語をふたたび30数年後におぼえはじめたときに、関正生先生の本に触れてドキっとしました。
息子の姿は、できなかった自分のこと。
わたしが腹をくくれば、いずれ彼もやるかもしれませんね。
文法はこれってなんだっけの連続
6日目にテストして、かなり覚える数が減ってくれた!
そこで文法復習を投入。以前お話しした中学英文法の登場です。
いきなり問題集をやりましたが、なんだか頭がボヤっとしています。ミスも多い。
ちゃんと説明できる????
わからん!
そこで参考書をあわてて読みました。
使っているのは次の2つです。
単元ひとつひとつの骨格が本当にわかりやすいコチラ
文法教科書本は、息子の学校でも使っているEvergreen
これを読んだあと解くと、問題集が驚くほど簡単に見えました。
たとえば「進行形」など、ひとつの単元の解説を大岩・エバーグリーン・中学英文法でよんだら、問題集にとりかかる。
名づけて単元串刺し。
試してみたら初めて「英文法」が何なのか、視力が急にあがったくらい「わかるー!」と思いました。
浪人時代、何をやってたんだろう?
【まとめ】勉強は苦痛ではない
「わかった」「たのしい」「スイスイ!」
こんな成功体験をしたのは、小学校までだったかもしれない…。
「強制されて」やるものに変わって、詰め込むことにシフトしてしまったのでしょう。
それがいま、正しい手順で勉強することの効果をヒシヒシと感じています。
つまり、苦痛にしてしまっていたのはわたし。
プロが推奨している正しい方法をちゃんと聞いて、信じてやっていく。
それができなかったわたしが息子に小言をいっても説得力ないわけです。
ごめん、いまごろわかった!気づかせてくれてありがとう!
中学英文法の本は、こちらで紹介しています。