語彙力は受験を制するんじゃないか?:主婦大学受験#Day204
✔これまで勘で解いていた
✔最後の2択で見事に間違えたほうを選ぶ
✔現代文は何を勉強したらいいかわからない
「現代文」ってモヤっとしていませんか?
それがですね…
ある参考書に出逢って、現代文の感覚がひっくり返りました。
今日は、現代文の参考書や問題集について。
「語彙力は受験を制するんじゃないか」を検証してみます。
■なぜ現代文が「ソコソコ」どまりなのか
現代文、わたしは好きだけれど「ソコソコ」。
そこから抜け出せないのには、理由があるのでは?
受験からずいぶん経ってそう考えるようになったのは、意思疎通の難しさに直面したからです。
仕事では、失敗できないにもかかわらず相手のことばや文章を理解しきれず、ミスすることがあります。
もしかして「国語力」??
そもそも、現代文ってどんな学問だっけ?と考えながら参考書を何冊か手にとり、パラパラ読みました。
その一つに、気になる前書きが…。
「ホ・ウ・ホ・ウ」があるの?!
では、どんな内容だったかご紹介します。
■現代文の根本を知るための1冊
当たり前ですが、試験問題は「みんなが100%正解だ」と思える理由が必要です。
「わたしが正解っつーんだからいいだろ?」
「なんだかわかんないけれど正解しちゃったみたい」
は、ダメなんです。
この本は、正解の理由をどう探したらいいかが丁寧に解説されています。
特に素晴らしいのは、現代文によく出る語彙の解説です。
これ、「感性で解く」と豪語し、しのいできた人には必見の章です(私のこと)
そして初心者、苦手な人に向けての眼差しが優しいです。
ところで、どうやって勉強していけばよいのでしょうか?
いまわたしが実験しているやり方はこんな感じです↓
■何度も読んで語彙と解き方を頭に貯蔵する
1回目。問題は少しなので「へーーー、ほーーー」と言っているうちに終わってしまいます。
解説読んだのだから、9割は正解だろうと
いう予想は、モロくも崩れ去ります。
マジか!!
急いで解説を読むと、やはり「方法」の読みかたが浅い。
2回目からは、第1回から第8回までの方法解説を少しずつ読んではアウトプットに下記の問題にトライしてみました。
4つほど解きました。むむむー。
偏差値40台の現代文が、安達先生の本で50くらいにはなった気がする。けれど、アクセスは偏差値55~60の人が解くほうが良いという感覚です。
確実にするために「ゼロから…」3〜
4周目に突入。
アクセスはお休みし、やさしめの問題集に変更。
著者が同じなので、アウトプットには最適な予感がします。
何度か読んで染み込ませる作戦です。
■語彙力がともなわなければ英語長文も読めない
まだまだ序盤ですが、大きな収穫がありました。
「ゼロから…」の語彙パートで、パラドックスやアイデンティティなどの言葉解説がでてくるんですね。
「シス単で必死に覚えた単語だー!」
英単語も覚えたのに、長文だとピンとこない。この原因は、日本語の文中での使われ方を知らなかったことにあったのです。
ということは…
現代文が読めれば、英語長文読解力がつく
語彙が増えれば、親しみやすく感じる
に、つながるはず!!
■【まとめ】語彙力があってこその受験だった
結論から言います。
「語彙力なくして受験は制することはできない!」
わたしは、これまで読書量が増えれば何とかなると思っていました。確かに間違いではないんです。ソコソコいける。
でも
✔使われている言葉の歴史
✔「〇〇がでてきたら絶対××」という言葉の相関関係
まで深く考えたことがなかった…。
いつもフンワリした感覚。
ところが参考書で言葉の背景を知って、たちまち文章が立体的に見えてきました。
となれば、英語長文も同じだろうと確認をしてみました。
よく出てくるテーマは科学技術の発達など。
ちゃんと現代文の問題集や用語集には「科学」がでてきたらどう考えるか書いてあります!
ヤバっ!
おもしろすぎる!
アラフィフ、今ごろ目覚めました。
というわけで、勉強する楽しみが一気に増しました。
ジワジワと効いてくる安達先生の本。
受験に必要な考え方の根本だなと赤べこ状態のいまです。