疲れたときには、世界をせばめることも大事。
『こんにちは』な時間になってしまったnote3日坊主のさらです。
最近、会社をやめることを決意しまして、いろいろと客観的に考えたり、自分に沸き起こる感情を因数分解したりする日々です。
note日記もその一環なわけですが、もともと書くのが好きなこともあり、消しては書き、消しては書きをくりかえしながら今日も今日とて日記を書きます。
1.人生はじめての、シカト。
いままでどっちかというといじめられることが多く、無視されることの辛さは人よりも噛み締めてきたはずだ。
『あいつと話ししたら、リンチね!^^』
そんな言葉をなんの罪悪感もなく言えちゃうのがこども。
昔はネットなんてなかったから、リアルの一部の世界だけが私を拒絶するだけで、ネット陰口的なものはなかったけどいまの子どもたちはどんなふうにメンタルを保っているんだろう。
つくづく人間は不思議な生態系を持っていると思う。
「同じ」「違う」というとても不確かで恣意的な境界線をもって平気で人を守ったり傷つけたりする。
同じであることは安心で、違うことは危険だと遺伝子レベルで組み込まれてるのかってくらい、人はそのことについて「普通」だと思っている。
「同じ」グループであっても、その中で「違う」を見つけては攻撃する。
それが『生きる』っていう営みであるかのように。
ちょっと脱線してしまったけど、そんなかんじで「同じ」「違う」の手前勝手な基準をぶるんぶるん振り回している人の気持がわからないアンチ無視の部類に入る私だけど
本日、人生はじめてのシカトをしたのだった。
…
私は他の方より、認識の域が広いように思う(能力が高いという意味ではなく、これは日本で生活するには確実な欠点です)
ぼんやりと広く見ているというイメージ。
常に注意力が散漫し、そのとっちらかった注意力があらゆるところに飛んでいく。
(車に乗っていると、変わる景色変わる景色が気になって話題がとびまくる困った病気の持ち主)
私はその広めのサーチ範囲に入った知り合いに挨拶をするようにしている。
その人に会えたことが嬉しいし、話せることも嬉しい。
それが礼儀で、その人との関係性を尊重する基礎だと思っているから。
また、何よりも無視することは相手にとって辛いことなのではないかと自分を当てはめて考えているのもしれない。
(ご主人さまに気がついた犬が尻尾を激しく降る様子みたいなんだろうか。)
とにかく、それをやめたのであった。
理由は、見つけた相手が合わないと思っている属性の人だったから。
いままで私は、苦手だと思う人とも必要以上に仲良くしないといけない、その人だって無視されたら悲しいはず、と自分の〇〇すべきという考えに縛られて、真面目にそれに従っていた。
それを大真面目にも当然のことで大変なことだと思っていなかったのだ。
けど、積み重なる仕事と責任・合わない人の価値観の押しつけで私はとうとう『パンク』することとなった。
このまま「認識」のままに世界を広げて受け入れていくと、自分は答えの出ない疑問を延々と繰り返すプログラムにとらわれてしまう。
私は「認識」していながらもその人との出会いを「なかったこと」にした。
声をかけないときはその人に気付かれないようにするというのが最低限の礼儀だと思うけど、その人を自分の世界にお招きしないことにした。
一瞬の、どうしようというとまどいと
一瞬の、ごめんという罪悪感と
一瞬の、ああこの人のためにこういうこと考えるの疲れたなというけだるさ
1フレームに、そんな気持ちが自分の中で3週ぐらいして。
長い長い一瞬を感じながら、
私は歩いていたその人の隣を自転車で通り過ぎたのだった。
思った以上に、むずかしくなくて、思った以上に、心がさざなみをたてず穏やかだった。
人との付き合いが辛いと思っていて、人を無視できない人は是非がんばって実行してみてほしい、おすすめ!
こんなかんたんでなんでもないこと、人によっては挨拶しないのが当たり前ってひとも当然いる中でどうしてここまで考えてしまうのだろう。
そんなしょうもないことを、ぐるぐる考える自分が悪いと、ずっと自分のせいにしてきた。
ぐるぐる考えて、喉のあたりが詰まる思いをがんばって飲み下してきた。
(普通の人はこんなことで辛くなることも、時間を取られることもないっていうのに)
けどもう、自分を責めるのをやめにした。
いい加減、私は気にしないことができない人間だと自分を許すことにした。
私は私の時間を私の好きなものに使っていいって、はじめて気がついた38歳の秋。
私が、仕事をやめるまであと47日
2.今日の積み上げ
・相手に気が付かれないように無視をする(自分の知覚世界を狭くする)
・自分の好きなこと、自分の好きな人間関係に時間を使う。
・できる人はどんな辛いことも逃して自分の気持ちのマネジメントをしっかりしてる。
・でもできないからといって恥じることはなくて、自分に向いた方法を探せばよいだけ。
・引き継ぎ作業がまた一つ終わった!
・note書いた(投稿、半日遅れたけど)
・挿絵描いた(よかったら使ってあげてください)