『私、それ嫌なんです』と職場で初めて言った、退職1ヶ月前。
通りすがりのスキ神様、また会えましたね、こんにちは。
今日は自分の嫌われる勇気を出したときのことを言語化しておきたくて書きます。
仕事を辞めると決意してから、いろんな事が吹っ切れるようになってきました。
ちょっと前に書いた、人生始めてのシカトをしたり、今日嫌なもんは嫌って言えたんです。
これは、私の中で快挙でした!
(興奮しすぎて、わたしを、たわしと書き間違えたくらいです。)
やっぱり、私は嫌われるのが怖かったんだなと…
・相手の言っていることは正しいし、自分が嫌なだけなんだから我慢しよう…
・めんどくさいやつって思われたら嫌だから言い返さないでおこう
・もしここで嫌って言ったら、今後仕事受けてもらえないんじゃ…(頼んでもらえないのでは)
相手がどう思うかも実際分からないのに、私はいろんな不安から逃げていました。
そんな私が嫌だと突然言ったのは、人間関係にもデトックスが必要だと、気づきがあったからです。
1.人前で細かいミスをつつきたおす人
わたしには、合わないなと思っている先輩と後輩がいる。
2人に共通することは、自分もミスをよくするのに、自分以外の人に対して聞こえるようにミスを指摘することだ。
間違えた人にしか直せないミスならその人にやって貰えば良いかもしれないけど、誰でも修正できる瑣末なことは、見つけた人が直してあげたらいいんではくらいに思ってる私にはなんだか嫌な風に見えた。
(わざと間違えてるなら話は別だが間違えようと思ってやってる人はいないし、間違えてる事が重要度が高いならもちろん本人に伝える)
部屋の中で言うだけで、あの人こんな間違いしてるんだ?とかわかるので、その人のミスの傾向がわかるのはチーム的には良いことかも知れないが、集中してる時に人前でミスを指摘されて嬉しい人は少ないように思うのだ(いやまて、私が少数派かもしれない)
2.数や効率の正義と悪では決着はつかない
いやいやまてまて、マジョリティなのかマイノリティなのかは問題なくない?
私が辛かったり、嫌だったら、正しい正しくないで考えず、それを伝えたらいいのではないか?
それをきいてやめるかどうかは相手次第だし?
相手も相手の正義があって指摘しているのだろうから、たぶん正しい・間違ってるの軸ではこの問題は決着がつかない。
決着がつかないなら、もう、自分が嫌かそうでないかのレベルでお願いしたら良いのでは。
そうか…
私の指はいままでにないくらいの軽快さでメッセージを紡いでいった。
『こちらも、◯◯さんのミスを陰で直しています。こまごまとしたミスを人前で指摘されるのは集中も途切れて嫌なので、やめてもらえませんか?』
結構ストレスです。
最後の一文は余計だったかも知れないが、そう付け加えた。
(もちろん、向こうはみんなの前で言う事やミスした人が直す事が正しいと思っているので、今まであなたの分を勝手に直してすみませんとは伝えている)
メッセージで送信するまでいつもだったら何度も何度もみなおしてしまうのだが、このときばかりは文章を書き終えるや否や勢い置くENTERを「ターン!!」と力強く押した。
私が後戻りしないように。
「わかりました」
帰ってきたのは、たったの一言。
私は、ここ2年でつっかえた心のどろっとしたものが流れていくのを感じた。
嫌だと思ったかなぁ、めんどくさいやつと思われてるかも…って心配はないと言えば嘘になる。
しかしながら、嫌だと言う事を伝えられたということは、私に大きな一歩を踏み出した時のような高揚感をもたらした。
もっと早く言えばよかったのに、とは思わなかった。
そんなにシャイで繊細な性格じゃないけど、ほんとにほんとうに、合わない人でも嫌われるのが怖かった。
そんなことをして選り好みしているうちに自分のまわりから人がいなくなるんじゃないか?
また、合わない=嫌いではないから、わざと遠ざけるような行動をとる勇気が私にはなかった。
でも、伝えてほっとした自分がいたのは事実で、本来なら自分の精神をすり減らしてお付き合いは、無理してまでするもんじゃなんだろう。
3.人間関係を大事にするってことは、何もかもを維持することではない
嫌だと伝えて、縁を切られるような人ならば、多分ここで我慢してもどこかで縁を切られる。
またストレスが溜まるお付き合いをして、自分の大切な人や好きな人にやつあたりしてたら、世話がない。
大切な人とは笑いあって長い時間を過ごしたい。
人生は一度きりしかないんだから、あのとき言っておけばよかったと思うくらいなら言う!
ってセリフはよく見るどこかかっこいい人たちの意識高い系の人のための言葉だと思っていた。
そんなカリスマや人気があるから強気でいられるんだよ…と心から突っ込みたい気持ちは消えないけど、自分で関わる人を調整していくのも、自分がご機嫌に生きるための研鑽・努力の一つなのだ。
自分と自分のが愛すべきもののために、『選ぶ』ことから目を背けちゃいけなかった。
君はすでに私のことがめんどくさくて嫌いと思ってるかも知れないけど、私は君が好きでいられる距離から活躍を見ていることにするよ。
私が仕事を辞めるまで、43日。
4.今日の積みあげ
・雇用保険について調べた(コロナの影響で、本来なら自己都合退職で3ヶ月の給付制限が2ヶ月になっていたよ。)
・社会生活基本調査というものに当たったので回答した…(こういう公共のサンプリング調査に高確率で当たるのなんなん…めったに当たらないらしいのだが)
・noteを書いた!
・イラストも描いたよ!もっと表現力を上げたい!