【語り部&レビュー】スターウォーズ~ジェダイフォールンオーダー~ 初レビューは爆発だ!
初レビュー初語り、自分のらしさを突っ込んでみました!
長くなったけどその長さはゲームに対する愛だ!!
楽しんでくださると嬉しいです(*‘∀‘)
【語り部】
ージェダイになれー
そのセリフに惹かれ私もスターウォーズファンの一人としてこのゲームを購入した。もちろんデラックスエディションだ。
このゲームに求めていたもの、それはジェダイになってライトセーバーで相手を倒す爽快感のあるものであった。
しかし実際ジェダイになるには様々な困難を乗り越えなければならなかった。
1.か弱いジェダイ
主人公カル・ケスティスはオーダー66から生き残ったジェダイの一人だ。
彼は帝国に追われることになるのだが、その前に立ちはだかる敵がとにかく強い。
それもそのはず、いきなり私は最高難易度でプレイしていた。しかし問題はそれだけではないプレイフィーリングは紛れもない死にゲーであり敵の動きを読み、的確に攻撃を当てなければすぐやられてしまう。
リトライするにもロード時間が少々長く結局、初見最高難易度(ジェダイ・グランド・マスター)ではクリア困難と感じ難易度を一つ下げることにした。
ジェダイ・マスターと呼ばれる難易度(他のハードに当たる)にすると少なからずプレイが楽になった。
しかし一対一なら何とかなるが複数だと話が変わる。
初めてストームトルーパーが恐ろしいと感じた。
近接のスカウトトルーパーとブラスター持ちのストームトルーパーはカルに容赦なく襲い掛かる。
ろくな技も覚えていないカルに出来ることは一人ずつ確実に倒していくこと。突撃しようものならタコ殴りでゲームオーバーだ。
だんだん慣れてくると、ブラスターの攻撃をトルーパーにはじき返し倒すことが出来るようになってくる。
いくつかフォースの使い方を覚えていくと多少なりとも戦闘は楽になったがフォースゲージがあり連続で使い続けることは出来ない。
それでもフォースを節約するよう立ち回りを変えたり、スキルポイントでカルを強化することで少しずつ戦闘のレパートリーが増えていった。
2.強くなるカル、しかしそれを上回るボス達
惑星固有の怪物やトルーパーたちの猛攻を退け、ゆっくりとであるがカルのフォース能力は上がっていった。
しかし依然としてプレイヤーの私にとって厳しいことに変わりはなかった。
怪物やトルーパーの攻撃が比例して、さらに激化していったからだ。
強化された敵が出現するようになり戦闘が苦しくなっていく。
更に中盤あたりで戦うことになるボスが強い。とても強い。
カルの持つ能力を存分に生かし切るように戦っても苦戦を強いられた。
まさに死にゲーだなと感じざる負えない骨太、濃厚なアクション。
同時にあることが頭によぎる、
”やりたかったジェダイはこれか?”と言う疑問。
しかしこの疑問、フラストレーションから解放される時が来る。
3.覚醒
こいつはほんとにジェダイなのか?
そんな私の葛藤と同じように彼もオーダー66で起こった事に苦悩する。
私の葛藤は彼の苦悩に追撃を加える。
”彼は私の思うジェダイにはなれない”
それでもカルは苦悩を打ち破った。
そのストーリーテリングで生み出されたカルの吹っ切れた姿は、
私の求めていたジェダイ・ナイトだった。
大量に迫りくる敵をなぎ倒し見違えるような動きを見せる。
今までさんざん苦労した敵もジェダイ・ナイトになった彼の敵ではない。
その時このゲームのキャッチコピーを思い出した。
ージェダイになれー
そこでやっと気が付いた
私が今まで共にしていた主人公カルは今までパダワンだったのだ。主人公とプレイヤーは共に悩み考えながら正にジェダイになった。
既にジェダイとして完成されたキャラクターをメインとするのではなく、
このゲームはプレイヤーと主人公をパダワンからジェダイにさせる体験を作り出そうとしていたのだ。
そして見事、数々の困難を超えジェダイとなった。
4.ジェダイ・ナイトはマスターへ
ここまでやってくると、私の中にあったフラストレーションはほとんどなりを潜めジェダイ・ナイトとなったカルに一言の文句も出なくなっていた。
道中の敵を相手にすることもモチベーションを高く持つことができ、ゲームオーバーになることも少なくなる。スティムやスキル、収集要素を集め終えるころにはマスター・カル・ケスティスが誕生していた。
そして、物語も終局に入る。
当然敵の攻撃は苛烈を極めたが、マスターの名に恥じぬカルは強かった。
フォースもその使い方を熟知しきり使いこなせるようになった自分もジェダイになれたかのような体験だった。
最後の戦いはラスボスと正に対等な戦いとなる。
エンディングは是非自身の目で見てほしい。
彼と共に経験するものは新しくそして自分をジェダイにしてくれる。
【レビュー】
こちらのゲームは死にゲーとよく言われるが、昔の外国産アクションゲームと言う感覚が強い。かつてのハリーポッターシリーズに似た感覚だ。
割とおおざっぱで次に行くところが分かりにくい。
戦闘面にしても敵のロケットをフォースで止めて相手にはじき返せるのだがそれを知ったのが物語が終了し実績集めをしていた時だった。
応用技をプレイヤーに気づかせるキッカケ作りが無いというのも、ある種の外国産ゲームがもつ大雑把さを感じさせる。
死にゲーとよく比喩されるのは、武器を振るアニメーションが終わらないとガードが出来ないことや、スティム(回復薬)を使用中は何を押してもキャンセルが効かないなど、戦闘モーションがしっかり作られている為やり辛さを感じるのだろう。
収集要素で様々なスキンを手に入れることが出来るのだが、それを引き継いで2週目でスキンカスタマイズできないので少々残念だったりと細かいところを突くときりがない作品なのだが、
ゲーム体験は【語り部】で述べた通り私をジェダイにさせてくれた。
1.カスタマイズ性
ライトセーバーはカスタマイズ次第でいかようにも変えることが出来る。
ルークが持っていたライトセーバーの形に近いものできる。
ライトセーバーをカスタマイズするためのパーツや色は周りを探索して宝箱の中から収集しなければならないが、新しい形のパーツを手に入れこうしてライトセーバーを眺めるだけでもカッコイイことは確かだ。
マンティス号もスキンを宝箱から手に入れれば変更が可能だ。
吹雪の中に真っ白なマンティス号が映ったこのシーンでは思わず実写かとスクリーンショットを押した。
行く先々でマンティス号もスキンを変えると着陸シーンを見ていて楽しい。
2.スキル
フォース、ライトセーバー、サバイバル、それぞれの派生にアクセスすればカルの技をさらに強力にしたり攻撃手段を増やしたりできる。
スキルポイントが貯まったらすぐに使ってしまった方が良い。
技は何かのボタンを同時押しすることはなく基本的に出しやすかった。
しかし、一部の技は”ジャンプしてからすぐ攻撃”など素早くボタンを押す必要がある。
途中でつまずいてしまっても、スキルポイントを貯めて新しい技を開放すればクリアできるようになるだろう。
逆に解放しないで縛りプレイなども可能になっている。
3.設定
設定ではありがたいことにいつでも難易度変更可能だ。
敵のオートロックはボス戦や雑魚的で有利になることもあるが、大量の敵と戦う時や、画面酔いをする人などはオフのままのほうがいいかもしれない。
字幕のサイズ変更も出来るので自身にあった変更が可能だ。
サウンドに関しても様々な変更が可能。
しかし、私がプレイした当時は英語音声には対応していなかった。
ゲーム内表示言語は英語に変更可能だ。
収集アイテムの位置などが分からない時は外国で動画などが投稿されているので表示言語を英語にして調べてみると探しやすい。
【まとめ】
ジェダイフォールンオーダーは、まさにジェダイになる為の試験を追体験させるようなプレイフィーリングで、終わるころにはカル・ケスティスと言う一人のジェダイに強く好感が持てるようになる。
しかし、ある程度プレイヤーが寄り添わなければいけない点もあるので、ライトゲーマーがプレイするには難しいところがあるのは確かだ。