エネがえるAPI徹底解剖:AWSサーバレス設計で電力・蓄電池業界を支える次世代シミュレーション基盤
エネがえるAPI徹底解剖:AWSサーバレス設計で電力・蓄電池業界を支える次世代シミュレーション基盤 ~エンジニアのための完全ガイド~
- 大手電力・蓄電池メーカーも採用する信頼性
- 100社3,000プランの自動更新でデータメンテナンス不要
- 最適な電気料金プランと経済効果を提供する圧倒的UX
エネがえるAPI は、AWSのサーバレス設計(API Gateway, Lambda)で稼働する次世代APIプラットフォームとして、住宅用から産業用まで幅広いエネルギー管理ニーズを実現します。大手電力会社、太陽光・蓄電池メーカー、商社、EV充電器メーカーに採用され、多様なソリューション(例: Web電気料金比較、蓄電池充放電最適化、産業用シミュレーションツール)に統合されています。
さらに、ユーザーごとにカスタマイズされた電気料金プランのレコメンド機能、発電量・消費量の推計、そして効果額計算をAPIとして一括提供。月次で3,000プランの料金データを自動更新することで、常に最新の情報を活用可能です。
エネがえるAPIは、国内でも類を見ないデータベースのカバレッジとユースケースの豊富さ、すでに大手エネルギー事業者に多数採用されている導入実績が評価されています。
そのため、脱炭素・GX・再生可能エネルギー普及と同時に生成AIの飛躍的進化やAIエージェント化が進むと想定される2025年以降は従来型のWebアプリケーションはもちろん、この領域での事業展開や新規参入を図る大手エネルギー事業者やスタートアップ等のAIエージェントへの搭載等も増えると想定されます。
目次
30秒で読めるまとめ
エネがえるAPIの全貌
導入企業と用途
AWSサーバレス設計で実現する高いパフォーマンス
主なAPIとその機能
住宅用電気料金と経済効果診断API
産業用自家消費型シミュレーションAPI
EV・V2H経済効果診断API
気象予測・最適制御API
電気料金・補助金参照API
エネがえるAPIを使うメリット
3,000プランの自動更新でデータ管理を効率化
時間帯別料金やカスタムプラン対応
エンドユーザーに提供する付加価値
導入シナリオと活用例
太陽光・蓄電池メーカーの営業支援ツールとして
EV充電器メーカーのアプリ統合
API仕様リンクまとめ
まとめと次のステップ
30秒で読めるまとめ
エネがえるAPIは、住宅用から産業用までのエネルギー管理に対応し、AWSサーバレス設計で構築されています。100社以上の導入実績があり、3,000プランの電気料金データを自動更新。ユーザーに最適なプランの提案と経済効果診断が可能です。EV・V2Hや太陽光、蓄電池のシミュレーションツールとして活用され、複雑な計算と最新データの統合管理を効率化します。
エネがえるAPIの全貌
導入企業と用途
エネがえるAPIは、大手電力会社や太陽光・蓄電池メーカー、商社などで採用され、以下のような用途に活用されています:
Web電気料金比較シミュレーター
産業用自家消費型太陽光の経済効果診断ツール
EVユーザー向けのアプリ統合(充放電最適化)
API利用により、これらのソリューションは常に最新データを活用しながら、効率的なUXを提供しています。
AWSサーバレス設計で実現する高いパフォーマンス
エネがえるAPIは、API Gateway と AWS Lambda を活用し、以下のメリットを実現しています:
高可用性:トラフィックに応じてスケール可能
コスト効率:利用リクエスト数に応じた料金体系(個別見積)
迅速な更新:月次で100社3,000件以上の電気料金プランを自動更新
主なエネルギー診断APIとその機能
住宅用電気料金と経済効果診断API
対象:低圧電灯 / 低圧電力
URL: 機能一覧
主な機能:
100社3,000以上の低圧電灯・低圧電力の電気料金シミュレーションや単価参照
太陽光発電量と蓄電池充放電量の推計、および導入前・導入後の電力消費量・自家消費量・余剰電力量の推計
産業用自家消費型太陽光・産業用蓄電池シミュレーションAPI
対象:低圧電灯/低圧電力(動力含む) / 高圧 / 特別高圧
URL: 機能一覧
主な機能:
産業用電気料金比較、産業用太陽光発電量推計、産業用蓄電池充放電量推計、導入前・導入後の電力消費量・自家消費量・余剰電力量・過積載ロス等の推計
高圧・特別高圧プラン単価の詳細取得やカスタム単価設定
太陽光+定置型蓄電池+EV+V2H・充電器経済効果診断API
対象:EV+V2H(または充電器)+定置型蓄電池+太陽光
URL: 機能一覧
主な機能:
ガソリン代、電気代の推計やEV車種毎の蓄電池容量・電費データベース参照
太陽光発電量、定置型蓄電池を含むトライブリッド等の再エネ+EV+V2Hの経済効果推計
最適制御や最適プラン提案に必要な気象予測・最適制御支援系API
対象:気象データ+電力消費量実績データ、HEMS/Bルート連携
URL: 機能一覧
主な機能:
日射量および太陽光発電量の実績・予測、蓄電池充放電最適制御に必要なスケジュール作成(電気料金プラン単価情報をトリガーにすることも可)
気象警報API
本APIは個別カスタマイズ要素が大きいため仕様はあくまでもサンプルとして参照してください
電気料金単価参照・全国自治体スマエネ補助金参照API
URL: 機能一覧
主な機能:
全国1,700件以上の補助金データ参照(月1回自動アップデート)や全国100社3,000以上の電気料金プラン単価データ参照(月1回自動アップデート:基本料金単価/電力量料金単価/燃調費単価含む/再エネ賦課金 *再エネ賦課金のみ年1回5月に更新) *政府の電気代補助等に対応した燃調費単価や独自燃調費単価にも対応
時間帯別料金プラン対応(※市場連動プラン単価APIもβ版で提供可)
エネがえるAPIを使うメリット
3,000プランの自動更新でデータ管理を効率化
複雑な電気料金データの更新作業から解放されます。APIは月次でデータを自動更新し、常に最新の計算結果を提供します。
時間帯別料金やカスタムプラン対応
異なる地域やユーザーの状況に合わせた柔軟な計算が可能です。従量型プランや市場連動型プラン(β版のため個別相談)にも対応しています。
エンドユーザーに提供する付加価値
最適な料金プランや経済効果をシミュレーションすることで、導入検討を促進し、UX向上に貢献します。
導入シナリオと活用例
太陽光・蓄電池メーカーの営業支援ツールとして
営業現場で迅速に導入効果を可視化し、顧客の意思決定を後押しします。
EV充電器メーカーのアプリ統合
EVユーザーが日々の経済効果を直感的に理解できるUXを提供します。
API仕様と参考リンクまとめ
太陽光・蓄電池・EV・V2Hの提案書自動作成ツールとWeb太陽光・蓄電池シミュレーションツールがカンタンに作れるAPIサービスとは?
太陽光発電・蓄電池の経済効果シミュレーション完全ガイド(JIS発電量計算式とNEDO METPV20日射量データベースの活用)
まとめと次のステップ
エネがえるAPIは、AWSのサーバレス技術を活用し、電力業界や再生可能エネルギー市場での効率化を強力に支援するツールです。導入企業はデータ管理の負担を軽減しつつ、競争力の高いサービスを展開できます。ぜひ、API仕様書を確認し、自社サービスへの統合を検討してみてください。
ご相談はこちらまでお気軽に。