分からなきゃ行動すればいい!
今日も良い1日だね。
こんにちは。
さとるだよ。
今回は私の人生を変えた
「良い決断」について
つらつらと書くよ。
私はエレキベースギターを弾いている。
中学の頃からだからもう相当長いなぁ。
バンド活動もやったし、宅録的な事もした。
今は、家でひとりで音を楽しんでいるだけなんだけど
ベースが毎日の生活を彩ってくれている。
毎日、1分でもいいから触れている。
いや、触れたくなるんだ。
だから根っから好きなんだと思うよ。
noteのプロフィールにも書いているけど
私が好きなベースはフレットレスベース。
普通のエレキベースはネックにギター
みたいにフレットと呼ばれる金属のバー
が音程を区切るだめの付いている。
フレットレスベースはそのフレットが無く
コントラバスやチェロ、バイオリンみたいに
指板が木だけで出来ている。
フレットという音程を区切るものがないので
音程をとるのは普通はかなり大変。
私はもう何十年も弾いてきたから慣れたけど。
フレットレスベースは良い意味でも悪い意味でも
平均的な音階から解放され自由になる。
歌声で考えると分かりやすいけどさ、
例えば「A=ラ」の音を発声しても
人によって微妙に低いラだったり微妙に低いラだったりする。
そんな感じで上手く使いこなせばフレットレスベース
も豊かな表情を音に与える事ができる。
長々とフレットレスベースについて書いてきたけど
私がベースを始めた頃はインターネットなんて
もちろんなく、ベースの専門雑誌もまだない時代。
当時、好きだったアーティスト(ミック・カーン)
のベースの音がとにかく他のベーシストと違うので
私はどうやったらあの音が出るのか?
見当もつかなかったんだ。
エフェクターという電気的に音色を変えるツールで
音を変えているのか?はたまた奏法なのか?
まったく分からず何年もいた。
学校の先輩でセミプロの人がいて
ある日、たまたまその人を会った時に
その事を聞いたわけ。
「先輩、ミック・カーンのベースの音色は
どうやって出すんですか?」って。
それで出た答えが
「彼のベースにはフレットが無い
フレットレスベースという種類の楽器だんだよ」
というものだったんだ。
その時は答えを聞いても意味分からなかった(恥)
そもそも、フレットは取り外し出来るものなの?
そこから疑問だった。
ひとつ言えるのはあの金属のバーのフレットが
無くなればミック・カーンの音になる・・・
“なら抜いちゃえ♪”
楽器に対する専門的知識セロなんだけど
安直に考えたよ。抜いちゃおうと。
たまたま、ウチに親父の色んな大工道具が
あったからさ、その中からバーを引っこ抜けそうな
ものをいくつか見繕い、たった1本しかないベースから
フレットを抜いていった。
養生もせずにドライバーやペンチで抜いていったので
指板はささくれだらけ。割れた箇所もあった。
24本のフレットを抜き
アンプにベースをつなぎ音を出してみた・・・・
出た!出たよ!
ミック・カーンの音が!!
私のフレットレスベース好きの人生はそこから始まった。
それから、何本も自分で普通のベースを
フレットレスベースに改造したけど
大学生の頃にきちんと最初からフレットレスベース
状態の楽器を手に入れ今にいたるという訳。
現代みたいにインターネットをで調べればほとんど
の事が分かるならけっしてあんな無謀な事は
しなかったと思う。いや、絶対にしてない(笑)
でも、運命はあの時に変わった。
私の人生の中にフレットレスベースが
入ってきたんだ。
そう考えると、無謀は行動だったけれど
最高の出会いだったなと今は思う。
あなたはモノで人生を変えた出会いありますか?
良かったら教えて欲しいなぁ (^o^)
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪