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「頑張れ」という言葉は時に残酷すぎるから・・
今日も良い1日だね。
こんにちは。
さとるだよ。
「自分だけのためでなく、誰かのためになれたら更生できるかもしれない」
これは東京の多摩少年院にいる子が言った言葉だ。
私は以前、仲間たちと国立青少年教育振興機構の「子ども夢基金助成活動」という予算を使ってやんちゃな子たちの更生に向けての動画教材を2期にわたって作成した。
その中で、東京の多摩少年院の取材に行った。色んなルートを通してこの取材をしたんだけど多摩少年院に居た子どもたちは間違いなく頑張っていた。
取材以外で話かける事はできなかったけれど、その表情には心を打たれた。
どうにかして、その動画教材をひとりでも多くのやんちゃな子に届いてほしいという思いで新聞社に取材をしてもらった事がある。
それが、たまたまyahooニュースで採り上げられたんだけど、ものすごいバッシングのコメントをたくさんいただいた。
「そもそも、やんちゃな子は悪い事をしている。そんな子を特別扱いしたり、大事にする必要なない」と自分たちの活動をボロクソ言われた。
まぁ、外野の話はあんまり気にはしてないけど、ふと取材で出会ったたくさんの子や多摩少年院の子の顔を思い出すと悲しかった。
「頑張る事すら許されない」世の中は窮屈だなと思った。
「頑張る」の本来の意味は
1 困難にめげないで我慢してやり抜く
2 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする
3 ある場所を占めて動かないでいる
という意味があるらしい。
どこか日本的な精神論が多めに入っている感がさ、正直否めないよね。
私たちをバッシングした人は、やんちゃな子は真面目じゃないから「頑張る」にそぐわない・・ という変なループになっているんだろうなと推測している。
だから、私はあまり「頑張る」という言葉を他人に対しては使わない。あまりにも意味が曖昧すぎて、捉え方によっては人を傷つけるから。
真面目に必死になって努力している人に「頑張れ」という言葉はある意味、刃を向けているようなものかもしれない。
「頑張れ」がもっと軽くて明るい言葉ならどんなに良いだろう・・・と常に思っていた。
そして意外なところからそのアンサーは見つかった。
くりすたるるさんのこの記事。
この、くりすたるるさんの記事から一部引用します。
「頑張って」と伝えることで、相手に何かしらのプレッシャーを与えてしまうのではないか……そんな氣持ちがつきまとう言葉だからだと思います。
特に、言葉に敏感な方の多いnoteの世界では、「『応援したい』でも、相手を無理に『頑張らせたいわけではない』」……というふたつの思いの間で揺れるnoterさんのお姿を、たびたびおみかけしてきました。
わたし自身、同じように感じておりましたので、「頑張って」にかわる、なにかいい言葉があったらいいのに……と、ずっと思って過ごしていました。
そして、つい最近。
ぱにゃにゃんだ。
この言葉に出会いました。
なんとラオス語で、「頑張って」にあたる言葉なのだそうです。
かっ、かっ、かわいい。
これだよ!
と私は思ったね。
明るく、カラッと軽やかに相手にエールを送る言葉としてなんてピッタリなんだろう!
私はボランティアで保護司をしている。今まで「頑張れ」という言葉はあえて封印してきた。
だから今度から
ぱにゃにゃんだ
と伝えよう。
笑われてもいい。いや、むしろ笑ってほしい。
不器用に笑う笑顔が今から楽しみだよ。
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪
ぱにゃにゃんだ
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