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冷たい頬

「あなたのことを深く愛せるかしら」ーー。

僕は高校を中退しています。

あまり友達も多くなかったですが、仲良くしてくれていた子もいました。

女の子たちとは学校を辞めてから疎遠になり、男の子たちとは彼らが大学を卒業して就職するタイミングで会いにくくなってしまい、疎遠になっています。






僕は他人からイジられにくい。これは僕にとって、どうしようもないコンプレックスで、どれだけ頑張っても打ち破れない(打ち破ってもらえない)壁になってしまっている。

そんな僕を高校在学当時、いい具合にイジってくれる子たちが二人だけいました。

上手くバランスを取ってくれていた彼女たちを思い出すときに、なぜか脳内で再生させるのがスピッツの『冷たい頬』という曲です。

なぜだかわからないけれど。

当時のことを思い出すと、必ず晴れた日の、淡い色味の記憶が思い出されます。

そして、暖かい。

ーー「諦めかけた楽しい架空の日々に 一度きりなら届きそうな気がしてた」

あれから、もう10年が過ぎました。

今思い返してみると、10代後半~20代前半の僕は本当にコントロールが効かなくて、とても乱暴で、多くのモノ(人)を失ってしまった。

取り戻せないモノばかりだ。

「今を生きることができない」と短命なロックスターが言った。

僕は…ずっと「今を生きること」ができないまま、時間だけが過ぎている。





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(今回の記事は、ポルカのリターンにした思い入れのある楽曲と僕の心の紹介記事です。これから幾つか書いていきます。ご協力ありがとうございました。また読んで頂けたら幸いです。)

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