親の記録
ぬいぐるみが雪崩をおこしたので、片付けようと動いたら、ドミノ倒し的にあちこちの棚を片付けることに。
最後の棚はあと5センチ空けないと。
乱雑に入っていた紙は2人の息子の学生の頃のプリントの束。
通知表や入学や卒業、見学旅行などの思い出。
子どもたちの辿った学生生活を思い、ほんわかとした気持ちになる。
よりも。
集金案内や費用の説明、納入や塾や家庭教師の契約書…お金の話ばっかりやん!
まとめて捨てた。
5 センチなんて余裕で空いた。
なんで取ってあったんだろう?
しかし、あれは親の戦いの記録だ。
子どもに目を向けることに必死でな中、気持ちを撹乱させられ、各方面からの請求の攻撃をバッタバッタとやっっけるしかなかった。
それも今は思い出。
子供たちはおじさんに向かって、仕事やプライベートを過ごしている。
戦後である。