【快活ガチ恋新章】9 差し入れ
前回のあらすじ
マイエリアの箱で出会った、お世辞にも美人でもなく全くタイプでもない女性に惹かれ、短スパンで
二度ほど会いに行った。
その時に彼女が好きそうな差し入れをすると約束して店を後にしたのだった。
前回の記事はコチラ↓
◯◯ちゃん、何を差し入れしたら喜んでくれるかな
これまでの会話の中で散りばめられたヒントから
好きそうなものを考えていく
気合いを入れ過ぎず、気を抜き過ぎず
重過ぎず軽くなり過ぎず
そして欲を言えば少しばかりセンスを匂わせたい、、
私の仕事が繁忙期本番になる前に会っておきたいと思い次の休みに会いに行く事に決めた。
頭の中は◯◯ちゃんの喜ぶ顔が見たい!というので
いっぱいだった。
普段、ホテルにあるドリンクメニューを頼むか
お茶を買っていくぐらいしかそういう事はしていない、、
差し入れなんて多くの客から渡されるだろう
高そうな菓子やら珍味やら、地方限定の物だとか
はたまたコンビニスイーツだったりとか、、
なので、言葉は悪いが飽きている事をわざわざする必要なんて無いと考えていたので
自分から差し入れするなんて言った事に驚きだ、、
純粋に◯◯ちゃんが好きそうなものを選んで喜んでもらいたいという思いと
仕事とはいえ、自分を全力で受け入れてくれていると思えた事への感謝の気持ちもあったからだろう。
次の休みの日、私は早めにマイエリアに向かい
差し入れを選ぶ事にした。
それにしても久しぶりだな、、
人に贈るもので悩む時間。
なんて事ない時間なのに、何だかとても贅沢な時間だと感じる。
会っている時間と同じぐらい尊い、、
下心無く相手の事を100%考えられる。
1時間半はウロウロと物色しただろうか
ようやく決まり、お店へと向かう!
「忙しくなる前に来たよー!」
「あはっ!会えるのもっと先になっちゃうのかなーって思ってた!嬉しい!」
「はい!約束してた差し入れー」
「えーー!ありがとーー!見て良い!?
あー!二つも!?」
「甘いのと、しょっぱいのにした笑」
ちなみに私が選んだのは、バウムクーヘンのお店にあったクリスマス仕様で個包装になっているミニバウムクーヘン3個入りの物と、KALDIで見つけた
ゴボウのチップス。
気張り過ぎていなくて我ながら良いチョイスをしたと思っている(自画自賛)
「こういうシットリ系のお菓子めっちゃ好き!
てかゴボウ大好きなんだけど、、好きだって話ししたっけ??」
「いや、知らなかった、、喜んでくれて嬉しいよ!」
◯◯ちゃんが好きそうな物をイメージしながら選んだよ!と伝えたら思い切り抱き付かれた!
温かくて柔らかな◯◯ちゃんを抱き締めながら
この笑顔が見れて良かった、、、と安心する。
シャワーに行き、そして前回同様に最後まで、、
今回はインした時に首に手を回して抱き付いてきて
更にダイシュキホールドをしてきたのが凄く嬉しかった。
ただ、色んな意味で短スパンで会い過ぎてしまった感は否めない、、、
フレッシュな気持ちで燃えられるように
少し間を置こう、、
次に続きます。