聞いて・イメージして・理解する力
任地109日目。
今日も半ズボンで活動に行ってみたところ、しっかり蚊に刺されまくった遠藤です。
虫除けスプレーが欲しいです。
さて、今日は20歳以下のカテゴリーの練習をみていた時に感じたことをご紹介しますね。
このカテゴリーの担当はカウンターパート。
練習の最初にウォーミングアップとしてパス&コントロールをやろうとしたんですが、ちょっと複雑だったんです。
複雑とはいってももう全員中学生以上だし、普通は理解できるはず。
でも、カウンターパートがやりたかったパス&コントロールの練習はできなかった。
なぜなら選手のほぼ誰もそのトレーニングのやり方を理解できなかったから。
しかも言葉だけで説明していたんじゃなくて、ちゃんと選手たちにデモをやらせながら説明していたにも関わらず。
ぼくは逆にカウンターパートが言っている説明は語学力不足で理解できませんでしたが、そのトレーニングのやり方くらい余裕で理解できましたよ。
だって選手がデモをやりながら説明していたんですから。
それをちゃんと観ていれば理解できますよ。普通は。
でもおそらく選手たちには「観て理解する」という能力が絶望的に欠けている。
ぼくの場合、ハッキリ言ってサッカーのトレーニングなんて、言葉が1ミリも理解出来なくてもデモを見せてくれれば一瞬で理解できる自信があります。
ぼくだけじゃなくてある程度のレベルの人たちはみんなこれくらい出来ますよ。
こんなの自慢でもなんでもない。
ただここの選手たちにはその能力が欠けている。
でも欠けているからと言ってそれを嘆いたってしょうがないので、それができるようにしていくしかない。
言葉で言われたことを自分の頭でイメージして理解する力って大切だと思うんですよね。
その能力が欠けている、しかも絶望的に欠けていることがわかっただけでも収穫ですね。
ぼくはおそらく来年はU-19というカテゴリーを率いることになるので、こういった能力を高めていくようなトレーニングを考えないといけませんね。
今日の気づきを書いておきました。
ではまた!!
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