コンプレッサーのアタックとリリースの感覚をつかむ練習方 !
コンプレッサーを活字のみで説明しても限度があります。
コンプレッサーには、複雑な機能がからみあっているからです。
僕自身もいろんな本やブログをみて、文字だけで何とか理解しようとした時期があります。
その結果は、もちろん惨敗です。
音の世界なので、目にはみえない分、活字だけでは理解が難しい部分があります。
今回は、もしコンプレッサーのAttack(アタック)、Release(リリース)の感覚とイメージがつかめないとお悩み方へお届けする記事です。
コンプレッサーのメーターをジーッとみるだけ !
コンプレッサーには、いくつかのタイプがありますが、ほとんどの場合、
Gain Reduction(ゲインリダクション)
メーターの針
上記のいづれかが備わっているのが大半だと思います。
音を聴きながら、このメーターをみて、Attack(アタック)・Release(リリース)の動き具合を観察すると、何となくのイメージがつかめると思います。
アタック・リリースは、速く設定すれば速く、遅く設定すれば遅く動く。
Attack(アタック)・Release(リリース)ともに、設定(数値)の速度とメーターの動きは比例します。
とてもわかりやすい設計です。
ひとつの代表的な例をあげると、
Release(リリース)を遅く設定すると、メーターは、ゆっくり元にもどる動きをします。
音でいうと、圧縮された音が、ゆっくりと元にもどる聴こえ方になるということです。
では、他の場合では、どうなるか・・
ひとつひとつ検証することをおすすめします。
考えることで、またひとつコンプレッサーの理解が深まるからです。
まず最速と最遅の「メーター速度」に着目。
はじめの頃は、最速と最遅の設定で、Attack(アタック)とRelease(リリース)がどのような速さで動くのか、メーターで確認してみるとわかりやすいと思います。
今回はAttack(アタック)・Release(リリース)の効果ではなくて、そもそものイメージ・感覚をつかめるための記事となります。
メーターの存在は、知っていたけど、よくみていなかったという人には、とてもおすすめです。
今回は以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。