教員、そんなに辞めたいの!?【ほっと一息】
こんばんは、“もっちゃん”です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
本日も気になったニュースを取り上げたいと思います。
というか、話題になっていたので私も取り上げたくなりました。
◯教職調整額のくだり、続編
以前、こんな記事を書きました。
いくつかこんな記事を書いていたら、自分としてもどうなっていくのか関心を持つようになってきました。
今回取り上げた記事は、これらの報道を受けた、現場の教員の声です。
◯調整額引き上げで教員になりたい人は増えない?
おおよそ、96%が
教職調整額を引き上げても教員になりたい人は増えない
と考えているようです。
…
そりゃそうだろう!
自分が不理解なところも大きいのですが、
そもそも教職調整額の増額って、教員の魅力を上げて優れた人材を確保するのがメインの目的ではない気もします。
まぁ現場の教員を離れさせないための策ではあると思いますが。
そもそも、教員になる前の学生で、教職調整額を知っている人はどれほどいるのだろう…。
教員養成課程に進学する前ならなおさら。
そう考えると、見出しにするほどの結果でもない気がします。
◯辞めたいと思ったことがある98%
個人的に驚きはこっちです。
しかも「しばしば思う」「頻繁に思う」で70%て。
これはなんとかしたいところですね!
教職調整額はそこを引き止める材料にはなるのではないでしょうか。
無条件にもらえる額が上がったら、ちょっとうれしいですよね。
根本的な解決ではありませんが、金で解決できる面もあると思います。
それにしても、
そんなにみんな辞めたがっていたのか…。
と考えると、私はとても恵まれた環境で教員をさせていただいていたのだと思います。
◯教員は辞めにくい?
こういうのを見ていていつも思うのは、
教員は辞めにくい
というのもあるのかなぁと。
他業界に比べて、圧倒的に転職する人が少ないように思います。
一生教員!みたいな美徳
もあると思いますが、
なんとなく出口は広くない気がします。
教員への入口を広げようとしている今、
同時に出口も広げていかないといけないのではないかなぁ、
とも思います。
なんか、ただ教員が受け皿となっていくのは切ないですよね。
◯私は辞めたい…のか?
私は今のところ、教員を辞めたいとは思っていません。
私の身の回りの教員もそう…だと思っていたけど違うのか!?
少なくとも、辞めたそうには見えません。
なんか、辞めたいと思いながら生徒に会うのは嫌ですし!
でも、現状では、いろいろな理由で辞めたいと思っている方も少なからずいると思います。
転職したい!
ならまだ良いのかも。
辛さを感じて辞めたいと思ってしまっている方には、何か救いの手を伸ばしたい!
何か力になりたいものです。
◯サンプリング、偏ってない?
正直、上に挙げた点以外は、内容的にはそんなに気になりませんでした。
でも、読んでいくうちに気になっていったのは
調査の信憑性
です。
私は知らなかったところが調査の主体であるし、
対象も
全国20代~60代の小学校・中学校・高校・特別支援学校の現役教員259名の教員
としかない。
若干の恣意性を感じる調査であり、公開の仕方な気もします。
何より、
たぶんそんなに違和感を覚えることなく、
これがめっちゃ広まっていることに驚き!
もしかしたら記事自体フェイクかもしれないのに。
って感じでしょうか。
ここまで多くの方が反応するのを見ると、関心の高い話題であることがうかがえます。
もう少し、この記事の行く末を見ていきたいと思います。
そんなことを考えた記事でした。
実際のところ、どうなんでしょう?
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