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現代を感じるウルトラマンアーク【特撮感想部】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
今回は【特撮感想部】です。
ついに、息子が
「ウルトラマンアークが見たい」
と言い出し、私もアークを追いかけることになりました。
リアルタイムで見ていない私は、Prime Videoで追いかける形になります。
◯今回観た作品:『ウルトラマンアーク 第1話 未来へ駆ける円弧(アーク)』
ウルトラマンアークの第1話です。現在放送中の作品ですので、いろいろなところで見ることができますが、私はPrime Videoで見ています。
◯概要
飛世ユウマは、怪獣災害の防止、調査、事後処理などを目的とする怪獣防災科学調査所、通称「SKIP」の新人所員である。「みんなを守りたい」の想いを込めユウマが日々の業務に追われるなか、地球防衛隊から石堂シュウという人物が「SKIP」にやってくる…。彼らは怪獣シャゴンの動向を追いかけるが、危険な状況に陥ってしまう!?その時! ユウマの前に現れたのは…!!
見たことのない言葉がたくさんあります。「怪獣災害」という言葉さえ、なんとなく新鮮であります。
やはり怪獣の襲撃は「災害」として捉えられるようですね。
◯怪獣がいるのが当たり前の世界観
冷静に考えてみたときに、面白い設定だと思います。
もはやウルトラマンとかゴジラとかがいる世界観では、正しい設定でしょう。
自分たちの世界で起きているようで、そうではない。
この微妙なニュアンスをどこまで子どもたちが感じているのかが興味深いです。
子どもたちは自分たちの世界で起きていることと捉えるのでしょうか?
対象の年齢を絶妙に駆使しているように思います。
日常的に怪獣と戦う想定で「SKIP」があったり、「地球防衛隊」がいるわけです。
個人的には、これが日本の中で完結しているものなのか、ゴジラみたいに世界規模で対策されているものなのか気になります。
例えば、原子力発電所等の建設に際し、「地球外からの攻撃」を想定していく、ということも耳にしたことがあります。
その辺りも踏まえた、妙にリアリティのある設定のようにも感じ、とても興味深いものでした。
◯CGの使い方がすごい!そしてミニチュアも!
最近、平成ゴジラとかを観続けていたこともあり、
CGすげぇ…!
って感じです。
街の破壊され具合とか、尋常じゃないです。
このクオリティが毎週の子ども向け番組で見られるなんて、現代の子どもたちは日々すごいものに触れているのだなぁと感心させられます。
迫力もあり、恐ろしさまで感じます。
でも、個人的に印象的だったのは別です。
ミニチュアとセットとCGの絶妙なバランスがなんかウケる!
ミニチュアを用いる必要もないのだろうけど、個人的にはその演出がツボにハマりました。
ここまではミニチュアで、ここまでは人も入っているセットで、ここからはCGで、といった感じがとてもわかりやすかったです。
戦っているシーンでは、そのコラボの仕方がすごい!
見ていて楽しくなってきました。
本当に特撮が好きな方々は、この辺はたまらないのではないかと思います。
私もその楽しみを少しわかったような気がします。
戦車とかも出てきたし!息子もそれは大喜びでした。
◯ウルトラマンアーク!
アークは、地球人に力を貸してくれている、という設定なのでしょうか…?
まだ見えてこない部分が多々あります。
ですが、
アークはカッコいい!
想像力を解き放て、とはどういうことなのか。意味深な言葉が多々あります。
アークにおいてはこの「想像の力」がカギになるのは間違いないと思います。
想像したことが形になる
想像した武器が出てきたり、想像した戦い方ができる
ということでしょうか。
そうなってくると、
アークというのは、「想像」と「創造」の架け橋
ということでしょうか。
とてもこの先が楽しみです。
想像できる戦い方というと…
カラータイマーからブレストファイヤー的にビームが出る
アークの目からビームが出る
的な戦い方も今後出てきたりするのか…?
話を戻します。
また、そんなことを呟く声も渋い!
シュワッチ!って言うもんだと思っていましたが、もはや何を言っているのかわからない!
でも、それもカッコいいです。
戦い方としても、わりと泥臭く戦っているように思います。
近接戦が多いのはいいですね。
最後には武器も登場しましたが、一切りだけ!
そのシンプルな感じも素敵です。
◯戦いをスマホで撮影
個人的には面白い演出だと思いました。
ウルトラマンが戦っている時間がわかるわけです!
カラータイマーが鳴り、最後が迫ってくるハラハラ感、とてもたまらないと思います。
今回限りの演出なのかはわかりません。
ウルトラマンがテレビ等でも取り上げられる状況です。
毎回記録して、アークチャンネル的なものができていくのかもしれません。
とても面白い演出なので、なんとか継続してもらいたいものです。
◯ユピーとは!?
本作品にはAIロボットのユピーというのが出てきます。
頭が取れて浮遊させ、探索できるロボットです。
意思を持つロボットと思われます。
これだけの科学技術が発達した現在、もはや怪獣と戦うのは人間とヒーローだけではないのかもしれません。
もはやウルトラマンさえ、科学で実現できてしまうのではないでしょうか?
このユピーが今後どのような存在になっていくのかは楽しみな限りです。
今後、ウルトラマンと共闘、なんてこともあるのか!?
◯第1話は謎が多い
いろいろ深みがある設定の『ウルトラマンアーク第1話』かと思います。
以前初代ウルトラマンを見て、こんな記事を書きました。
以前見た初代ウルトラマンと比較して、設定に謎な部分が多いように思います。
1話で出し過ぎず、今後に繋げていく流れですね。
いわゆる「伏線」でしょうか。
最近のこういうTVシリーズでは、そのような「伏線」が多々あるように感じます。
伏線回収の楽しみは、比較的大人向けだとも感じます。
こうした最近の特撮は大人にも開かれている、ということでしょうか。
まんまとそれにハマって、次回を楽しみにしている自分がいます。
そんなことを考えた作品でした!
もはやウルトラマンシリーズを見すぎて、どこに腰を据えるべきか迷走中であります。
まだまだ初心者なもので、何かおすすめの作品があったら、お伺いしたいものです。
自己紹介はこちらから。