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信用創造、各社の認識

信用創造を又貸し説で説明している事例

インターネット上で確認できる、信用創造の認識についてご紹介します。

信用創造(Credit Creation)とは、市中銀行の受け入れた預金が、貸し出しを通じ、さらなる預金を生み出し、これによって預金通貨が創造される仕組みである。
 
今、支払準備率を0<r<1とする。ここで、当初預金1単位を受け入れた市中銀行はr単位を預金準備として中央銀行に預け、残りの1-rを貸し出す。この貸し出された資金は、何らかの経済取引に用いられ経済内を循環し、新たな預金としてどこかの市中銀行に戻ってくる。

次に、預金1-r単位を受け入れた市中銀行はr(1-r)単位を預金準備として中央銀行に預け、残りの(1-r)2単位を貸し出し、この資金は新たな預金として別の市中銀行に戻ってくる。

このプロセスが繰り返されることにより、最終的には預金通貨は、当初預金を含め最大限(数式省略)単位増大する。

みずほ証券×一橋大学 ファイナンス用語集

銀行は預金という形でおカネを預かり、そのおカネを別の方に貸し出す
『融資』という仕事をしています。
 
預かったおカネを、別の人に貸す。それが銀行の仕事だというくらい、
ワタクシも理解しておりますぞ。

この『融資』を繰り返すことで、『信用創造』が行われます。
 
はい? 信用創造……?

銀行は、お客さまから預かったおカネのうち、たとえばその10%(『預金準備率』という。金融機関の種類、預金量によって異なる)を、日本の中央銀行である日本銀行に預け、90%=900万円を別の方への融資に使うことができます。この仕組みが、世のなかに流通するおカネの量を増やすことになるのです。
 
ん? ん? どういうこと?

みずほフィナンシャルグループ 空想金融教室 ごんぎつね

間接金融 (かんせつきんゆう)
間接金融とは、預金者等からお金を預かり、それを必要な人や企業に貸し出す取引のことです。間接金融では、株や債券等の直接金融とは異なり、貸す人と借りる人の間に銀行のような第三者が介在することになります。間接金融では信用リスクは銀行が負っている半面、直接金融に比べて利息などのリターンが少なくなります。

SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

信用創造を正しく説明している事例

信用創造機能
銀行は、新しい貸付けによって「銀行預金」という形でお金を創造します。銀行が借主に大量の貸付けを行うときは、現金を手渡したりはしません。その代わり、借主の預金口座に貸付けを行った金額分の「銀行預金」が記帳されます。この貸付けのときに新しいお金が創造される仕組みのことをいいます。

関東信越税理士会

信用創造とは、一般的に銀行が返済能力のある企業等の資金需要に応じて、借り手の預金口座に貸出金相当額を記述し、預金通貨を生み出すことを指す。このとき、預金から貸出しを行うことはなく、銀行が保有する原資を必要とすることもない。また逆に借り手の返済により預金通貨は消滅することになる。

Wikipedia 信用創造 
 

これが実態です。
なんとかしないといけませんね。

以上です。

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山岡さとる
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