自覚するとどうなるのか?

今月は、自覚カフェが新大阪と博多で開催されます。特に博多は、初めての地。新幹線降りてすぐなので、気軽に参加できると思います。

さて、自覚をするという事について実際の現場の事から書いていこうと思います。

自覚については動画やnoteで導入部分を理解できると思いますので、自覚を知らない方は、そちらで確認してください。

自覚を伝えていて、次の段階に進むと様々な変化が起こってきます。

想定を超えた変化

人生で経験したことのない変化は、多少慌てたり、心配になったりします。

隠さずお伝えするなら、半数以上の方はそれを経験します。

だからこそ、しっかりしたサポートは必要です。

今まで知らなかった、自分自身を知る事。

その取扱いを教えていると事路はありません。

なぜなら、そのような事は多くの方の人生において、めったに起こる事ではないからです。

自然に、知らなかった自分自身を知る。そのことに慣れていないために、葛藤が起こる事は珍しくありません。

なぜそのような事になるかというと、囚われていた視点から自由になるからという事が、大きな要因のように思います。

それが自然に起こります。

意識が及ぶ範囲が圧倒的に広くなるからこそ起こる現象でもあり、肯定的な大きな変化です。

大きな変化が当たり前に起こる、「自覚」。だからこそ、そういった場面は沢山見てきました。

見えるようになったからこそ知る、目の前で起こっている事。

見えなかったからこそ、崖っぷちでふざけていられた事。それがわかった瞬間、鳥肌が立つ思いになるのではないでしょうか。

逆に見えたからこそ、湧いてくる感謝もあります。

その時、あたたかいものが無限に広がっていく感覚を覚える方もいらっしゃいます。

見えるようになるという事は、肯定的にとらえられる事ばかりではないという事です。

イエスキリストが

「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」

といったと伝えられていますが、

人間はまさにこれに当たります。

見えていないからこそ、やっている事は沢山あります。

それを自覚する事で知るようになります。

あなたも、自分のしてきたことを自分で理解した時、恥ずかしくなったり、後悔したことはあったと思います。

それがない方も、世の中に入るように思いますが、そのような方はこのnoteを読みません。

自覚を実践するようになると、それの100倍1000倍のインパクトで、しょっちゅう起こるようになります。

その頃には、そういった事にも、動じなくなってきていますから、前もって心配する事ではありません。

人間は、想定された変化を求めます。

求めるのですから、求めている時点で、想定がありますね。

ですから、求めるもの以外の変化に最初は対応できません。

対応しようとする癖が残っているからです。

自覚も上手になってくると、対応する、対処するという事から自由になっていきます。

そのくらいになってくると、どんな変化が起きようが全く動じなくなってきます。

昨日のon-linesessionでもそういった話がされていました。

悟りといわれる領域まで、多くの方と向き合ってきました(200~300人くらい)。

経験的に、どんなところで引っかかるか?また、その時にどうお伝えするのかという事はある程度あります。

しかし、最も大切な事は、経験に頼ることなく、その時のその方に寄り添い向き合い、理解をする事です。

こういったケースにはこうすれば良いという伝え方はしません。

それが自覚でもあります。

わかっているという「感覚」が、少しでもあるなら、それは驕りですし、傲慢の種でもあります。

どこまで行っても、思考での理解ではそれが消える事はありません。

だから悟る事がとても難しくなるのです。

そこから自由になる事ができるのなら、悟りはとても簡単な事です。

簡単ですが、先ほど書いたように、思考(エゴ)が、新しい世界から、引き戻そうとします。

一人で進む事の難しさも、ここにあります。

そのままでいれば、すぐに悟るんですが(笑)なかなか皆さんそのままではいられません。

そのままに、特別はないのです。

特別な言葉を覚えて、その気になって、悟りから遠のいていく方がほとんどです。

そして、他者の事を「わかっていない」と批判する(笑)

それがわたしからどう見えているかというと・・・

それをしている自覚がない=何をしているか自分でわかっていない

様に見えるのです。

だからこそ、わたしに聴いてくださる方々には、何が起こっていて、何をしているかをお伝えしています。

そのことを通して、その方に自覚が起こり、自然に大人の振舞いになっていきます。

その様になって、深い理解ができる準備が整います。


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