子どもの自己肯定感を削り取り親に幻滅する質問「どうだった?」
保育園や幼稚園、学校や習い事から帰ってきたお子さんに「今日はどうだった?」と聞いてしまうことはありませんか?
実はこの質問、Satori式アート思考子育てでは「なんで?」と同じく子どもにとって答えるのが非常に難しい質問なので避けるようにお勧めしています
でも「どう?」という問いかけは子どもに対してだけでなくてもつい便利で使ってしまいがちな質問ではないでしょうか?
休暇明けの同僚に...
旅行のお土産をくれた義両親に...
なぜこの質問が便利かと言うと「問いの設定」を自分でせずに相手に任せる質問だからです
大人はこの質問に当たり障りのない適当な問いを見つくろって答えることができます
⚪️⚪️に行ったよ
△△を見たんだ
◻︎◻︎を食べたの
あるいはざっくりと「よかったよ」というこれも当たり障りのない感想を返すこともできます
大人同士の社交辞令ならこんな感想でも十分に成り立つでしょう
そして相手が行った場所や見たもの、食べたものに特別興味がなければ「そうなんですね〜」で終わらせることもできます
「どうだった?」という質問はとても曖昧で無責任な「私はとりあえずあなたを気遣ってる風アピール」でしかないのです
では「考える力」や「考える道筋」がまだできあがっていない子どもにこの質問をすると...どうなるでしょう?
初期:
親「今日はどうだった?」
子「どうだった」
☞子どもは「どう」の意味がわからず、親が笑顔で聞いてくるから
「どう」というのは良いものなのだろう...と、おうむ返しで答えます
中期:
親「今日はどうだった?」
子「わかんない」「いつもといっしょ」「ふつう」
☞子どもは「どう」の範囲が広すぎて問いの設定をするのが面倒なので、
当たり障りのない定型文で答えます
後期:
親「今日はどうだった?」
子「...」
☞子どもは親が本当に自分のことに興味を持って聞いているものだとは
思えず、表面的な会話に愛想を尽かして無言になります
「どうだった?」は園や学校生活のことだけでなくイベントの際にもよく聞いてしまいがちな質問です
「運動会どうだった?」
「発表会どうだった?」
聞きたいのは「会全体」に対する子どもの印象でしょうか?
それとも子どもが取り組んだ練習や努力でしょうか?
後者であればもっと具体的に聞いてあげることで子どもはやっと自分の努力や成果を報告することができます
結果が数値や勝敗で出るイベントは、特に危険です
「サッカーの試合どうだった?」
「水泳の検定どうだった?」
親が知りたいのは「まず結果である」という認識を子どもに与え結果を出さなければ報告することができない...と、子どもの自己肯定感を大きく削り取ってしまいます
Satori式アート思考子育てでは子どもの考える力と自己肯定感を高めるため日常会話ではWhyとHowの質問を使わない子育てをお伝えしています(数量を聞くHowはOK!)
ぜひごいっしょに自由な発想と折れない心で才能を開花させられる子どもに導いてあげましょう!
「折れない心」で問題解決する子を育てる家庭教育プログラム
Satori式アート思考子育ての体験会を開催!
体験会では、Satori式アート思考子育ての3つの柱のひとつである「子どもの考える力を伸ばす質問」を実際に体験していただきます
親が質問を転換させることで子どもに「考える道筋」をつけ頭の中の情報を整理させるため、考える力を伸ばすことができるものです
子どもは自分の意見に自信が持てるため、自己肯定感も高めることができます
体験会の開催概要は以下の通りです
***
1月17日(水) 10:00〜12:00
1月18日(木) 10:00〜12:00
1月19日(金) 10:00〜12:00
1月20日(土) 10:00〜12:00
1月21日(日) 10:00〜12:00
1月22日(月) 10:00〜12:00
1月23日(火) 10:00〜12:00
各回定員:3名
会場:オンライン(zoom)
体験参加費:1,000円
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お子さんの考える力や自己肯定感をどのように育てればいいかお悩みの方はぜひ体験会にご参加いただき、家庭で繰り返し実践してみてください
きっとお子さんの成長を感じられるはずです✨
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