子どもの自己肯定感を高めるための最適な「褒め」タイミング
子どもの自己肯定感を高めるため
「成長」や「努力」を褒める
とよく言われますね
でも子どもが大きくなってくると
「成長」や「努力」の瞬間て
そんなにしょっちゅうあったっけ?
と思う方もいるのではないでしょうか
成績表をもらったら?
☞だとしたら一年に3回だけ
音楽会や発表会のタイミング?
☞幼稚園や学校の行事または習い事で
それぞれ年に一回ずつ
寝返りが打てるようになった...
逆上がりができるようになった...
自転車に乗れるようになった...
☞これだとそれぞれ一生に一回だけ!
赤ちゃんの頃は
毎日のように感じていた
「成長」の瞬間
でも
子どもが大きくなって
できることが増えていくにつれ
「成長した!」と感じる頻度は減るし
その瞬間に立ち会えることも
だんだん少なくなっていきます
成長や努力の瞬間をしっかり
褒めてあげようと思っているのに
実際に褒めるのは数える程度...では、
自己肯定感を高くしてあげられるのか
ちょっと疑問が残りますよね
だからといって毎日
「今日もたくさんごはんを食べてえらいね」とか
「今日もお友達にやさしくできたね」とか
ふつうに健康な小学生くらいになってまでこれは
ちょっと過保護な褒め方とも言えます
じゃあいつ褒めればいいのかと言うと...
それは叱ったり注意したりした直後です
たとえばこんなシチュエーション
↓↓↓
食事の後に「ごちそうさま」も言わずに
子どもが席を立って遊び始めた
親「ごちそうさま言ってないよ」
子(席に戻って)「ごちそうさまでした」
ここ!このタイミングです!!
子どもが戻ってきて席に着き
「ごちそうさまでした」と言った
その事実をそのまんま
親「席に着いて『ごちそうさま』が言えたね」
と、やり直してできたことを褒めてあげるのです
子どもの自己肯定感を高めるには
「注意とセットで褒める」
これだと、毎日何度でもいくらでも
「褒めタイミング」が出てきますよね?
間違ってもこのタイミングで
「ほんっと言わなきゃやらないんだから」とか
「できるんだったら最初からやってよ」とか
「もーう、毎日毎日同じこと言わせないでよ」とか
せっかくやり直した子どもに向かって
やり直す前のことについて
ふたたび文句を言ったりしないでください
「できてもできなくても文句言われる」状態では
自己肯定感はどんどん下がっていってしまいます
はしょらず
ていねいに
ひとつひとつ
子育て時間を楽しみましょう🎶