ichi-HACHI ―電気ブランと鮭とば―


所要時間目安…30分程度

男女比…1:1

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登場人物

嘉部 香奈(よしべ かな):♀
24歳。売り出し中のアイドル・グループ所属のアイドル。クールな見た目と柔和な性格が売りだったが、とある事がきっかけで卒業してしまう。本名、竹井雪乃。

橋多 重樹(はしだ しげき):♂
32歳。売れない小説書き。

※〈 〉内…ト書き。
 ( )内…読み。

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 〈薄暗いバーの一室。カウンターに重樹と香奈が席1つ分離れて座っている〉
 〈二人とも、すでに2~3杯ほど飲んでいる〉

重樹:……あの。

香奈:〈気づかない〉……。

重樹:……あ、あの。

香奈:はい、私……ですか?

重樹:はい……。

香奈:……えっと、何か?

重樹:いや、初めて見る顔だったから。つい。

香奈:……。

重樹:いやぁ、失敬。別に妙な下心はないんです。
ただ、単純に珍しいなって。ほら、ここは大通りにも面していないし、
君のような女の子が一人で入れるような雰囲気のお店じゃないっていうか……。

香奈:……はじめてですよ。

重樹:え?

香奈:はじめてです。ここに来たの。

重樹:そう……。

 〈しばし間〉

香奈:じゃあ、私からもお尋ねします。

重樹:え……はい。

香奈:ここはどういう人が集まる場所なのでしょう。

重樹:……。

香奈:ここはどういう人なら集まっていい場所なんだと思われますか。

重樹:そりゃぁ、その、なんていうか……。

香奈:……。

重樹:その……。いや、ごめん。

香奈:……〈薄く笑う〉いいんです。ごめんなさい。私こそ、初対面の方にいじわるしちゃって。

重樹:……は、はは……。

香奈:何、飲まれてるんですか?

重樹:あぁ、これ?

香奈:そぅ、それ。

重樹:電気ブラン……だけど。

香奈:ふぅん……。〈マスターの方へ向き直る〉すいません、わたしもそれ一つ。〈マスターが香奈の前にグラスを置く〉……ありがとう。

重樹:そんな特別うまいわけじゃないよ。

香奈:特別を求めてるわけじゃないんです。私も仲間にいれてほしいだけ。

重樹:仲間……?

香奈:そう。仲間。一人の夜を楽しむための……ね?

重樹:仲間なんて……僕はそんな立派な人間でもないし。

香奈:あなたがあなた自身をどういう人間と捉えているかということは、ここではさして問題ではないの。〈グラスを差し出す〉はい。二人の出会いに。

重樹:……あ、あぁ。乾杯。

香奈:カンパイ。〈カチャンと軽くグラスを鳴らす〉

重樹:〈グラスを傾ける〉……はぁ。やっぱり、キツいな。

香奈:うん。美味しい。いいお酒ですね。

重樹:ずいぶんと渋い味覚だな。

香奈:最近は、ハイボールとか、レトロなものが流行ってるんです。
人の世は振り子。振れれば、戻ってくるの。

重樹:重い言葉だなぁ。

香奈:別に普通よ。

重樹:そうかなぁ。僕はあまり聞かない――。

香奈:〈前セリフに食い気味に〉ねぇ、おじさん。

 〈香奈、真剣な表情で重樹に向き直る〉

重樹:え。

香奈:私のこと、抱きたい?

重樹:な、何を急に。

香奈:いいから、聞かせて。……抱きたい?

重樹:……そういう気持ちがないかって言われたら嘘になる。

香奈:……。

重樹:でも、今はそんな気分じゃあないんだ。

香奈:自分から声をかけたのに?

重樹:心外だなぁ。バーで男が女に声をかけるのに、抱きたいって理由が必要なのかい?

香奈:……いいえ。ごめんなさい。酔っちゃったのかな。〈薄い笑い〉バカみたい。

重樹:……気持ちはわかる。

香奈:え。

重樹:僕もそうやってやみくもに、人に必要とされているかを試したくなることはある。

香奈:……。

重樹:それは多分、人の性(さが)なんだろうと思う。

香奈:性……、例えばそれは、承認欲求みたいなものということ?

重樹:そんな感じかな。溺れる生き物なんだよ。所詮、人も。

香奈:……つらいわ。

重樹:死にたくなる?

香奈:えぇ。とっても。考えるの。この目の前のお酒に、実はこっそり毒が仕込まれてる。
これを飲んでしまったが最後、私は眠るようにカウンターに突っ伏して、呼吸が止まる。

重樹:幸せな死だな。

香奈:いえ、無情の死。

重樹:無情……。ここでは少し語法が違うんじゃないかな。

香奈:世間一般に言う、それとは少し違うの。「情が心に内在しない」のではなく、「情をかけてくる対象がいない」ということ。
誰にも情をかけられることなく、ひっそりと死ぬの。誰にも見られず、知られず。幕が降りる。私のね、理想。

重樹:……強いんだな。君は。

香奈:そう見えるの?

重樹:ああ。

香奈:あなたはそうなりたい?

重樹:……わからない。

香奈:否定はしないんだ。

重樹:気持ちが定まらないんだ。

香奈:酔っているから?

重樹:そうかもしれないね。夜なんだ。蟠り(わだかまり)たくもなるさ。

香奈:便利ね。夜と酒って。

重樹:あぁ、便利だ。

香奈:素敵なドウグ。

重樹:そういう場所なんだと思う。ここは。

香奈:そうね。そうかも。

重樹:名前を……。

香奈:……。

重樹:名前をうかがっても?

香奈:……。

重樹:せっかくだから。いつまでも「あの」や「もし」じゃあ、そっけないじゃないか。

香奈:そうね。……私は嘉部香奈。香奈でいいわ。

重樹:橋多重樹。僕も重樹で構わない。

香奈:ふふ。下の名前で呼び合って、付き合ってるみたい。

重樹:高校生のようなことで笑うんだな。

香奈:だってアンバランスじゃない?
バーで電気ブランを飲んでいるような男女が急に……。
でも、あんまりね。そういう経験をしたことがないっていうのもある。
そういう感情を抱いたこともあまりないわ。

重樹:そうか。やっぱり強いな、君は。

香奈:強がってるだけよ。所詮。
ほんとは知ってるのにね、誰かに助けを求めることの楽さも、喜びも。

重樹:そうあまり自分を卑下しないほうがいい。辛くなるだけだから。

香奈:ありがとう。そうね、その通り。ごめんなさい。

重樹:別に謝ってほしくって言ったわけじゃない。
気にしないでくれ。こっちこそ、悪かった。

香奈:悪いの?あなたが。

重樹:さぁ。でも話し始めたのは、僕だから。

香奈:……そう。

重樹:そう。

 〈しばし間〉

香奈:重樹さん……だったかしら。

重樹:あぁ。合ってるよ。

香奈:あなたのことを聞かせて。

重樹:僕のこと?

香奈:そう、あなたの話。

重樹:何を話せばいい?

香奈:なんでも。

重樹:困ったなぁ。僕はそんな魅力的な人間じゃないし、人に話せるような人生を送っていない。

香奈:いいえ。魅力的。

重樹:……。

香奈:私から見たあなたは魅力的よ。充分に。だから、聞きたいの。

重樹:……。

香奈:……ごめんなさい。
そうよね。そんな会って30分も経っていない人間に。

重樹:遠い港街。

香奈:え?

重樹:寒い場所だった。海風がまるで頬を切るように冷たい。僕はそんな街に生まれた。

香奈:……。

重樹:母は水産加工場に勤めていた。
父は僕が言葉を話せるようになった頃にはすでに居なくて。
でも、僕はそれを気にしなかったし、母もそれを口にすることはなかった。

香奈:そう……。

重樹:毎日毎日、切り詰めた生活で、正直苦しかった。
でも、それはそれで結構楽しい生活だったんだ。
高校を卒業するころ、母がずっと貯めていた金を使って僕を都会にやってくれたんだ。
「好きに使って、好きに生きてみろ」って。

香奈:いいお母さまね。

重樹:あぁ、思慮の足りないところはあったが、僕にとって最高の母だ。

香奈:お母さんは、今もその街に?

重樹:いや、去年死んだ。無理が祟ったんだ。

香奈:ごめんなさい。私……。

重樹:いいんだ。君が聞いて母が死んだわけじゃない。
……それが、僕がこの街にいて、君の前で電気ブランをなめるに至る顛末(てんまつ)かな。

香奈:魚は美味しい?その街の。

重樹:港街ならどこだって魚は美味いさ。

香奈:いじわるね。そういうことを聞いてるわけじゃないと知ってるくせに。

重樹:はは……。すまない。さっきやり込められてしまったからね。つい。

香奈:負けず嫌いなのね。

重樹:そうかもね。でも、魚は苦手なんだ。どうも……母が過る(よぎる)。

香奈:……そう。

重樹:じゃあ、次は君だ。

香奈:私?

重樹:あぁ、君の話を聞かせてほしい。

香奈:……。

重樹:やっぱり、嫌かい?

香奈:やっぱり?

重樹:なんとなく君は君自身の話をしたがらないような、そんな気配がある。

香奈:〈しばし考える〉……いいえ。喋ってみる。聞いて、ほしい。

重樹:わかった。聞かせてくれ。

香奈:学生の頃は、ずっとね。「数合わせの人」だった。

重樹:それは、どういう?

香奈:誰かにいじめられたこともないし、誰かをいじめたこともない。誰も私を無視はしないけれど、近しくもならない。そんな子だった。

重樹:……。

香奈:「まるで数合わせみたい」って、そんな風に考えてた。何も起こさない、何も目立たない。
ただいる。そういう人間だった。私もそれが心地よかったの。

重樹:意外だな。

香奈:え。

重樹:今の君からはそんな想像、まったくつかないから。

香奈:そうね。つかないと思う。

重樹:どうして?

香奈:……話すわ。その心地よさが違和感に変わったのは、卒業を間近に控えたころ。
ふとね、気付いたの。このまま誰の心にも印象を残さないまま消えていくのかなって。
そう考えると今まで私のしていたことがふと、何かひどく怖ろしいことに思えてしまって。

重樹:なるほど。

香奈:幸運なことに、進学先の学校はそこからは遠く離れた都会にあった。
周りの誰もが、私がそういう生き方をしてきたことを知らない場所。
まるでリセットボタンを押したみたいな環境で。
だからそこからは、過去の自分が選ばないような選択肢を選ぶ生き方をしてきたの。
そして、今。重樹さんの前で電気ブランを傾けている私が出来上がった。

重樹:話すのが上手いんだな。

香奈:必死よ。内心ビクビクしてるわ。

重樹:いい話だったよ。面白かった。

香奈:重樹さんも。

 〈重樹、電気ブランを眺めてしばし考えた後、ポツリと喋り出す〉

重樹:……なんだか、ぼくらの過去は灰色だ。

香奈:……そうなの?

重樹:僕が過去を思う時、空は寒風吹きすさぶ灰色の空だ。
君の話から連想するに、君の心は何者にも侵されぬ……そうだな、言うなれば黒でもなければ白でもない。灰色で塗られているような気がした。

香奈:灰色の心……。

重樹:そう、だから、僕らは灰色の人間同士なのかも……。

いや、すまない。少し度が過ぎた。会って間もない君の過去を決めつけるような……。

香奈:いいの。気にしないで。素敵な言葉。
そうね。私の心は灰色に染まっていたんだわ。
黒にも白にもならないことを望んで、そうなったのよ。

重樹:……優しいな。

香奈:思ったことしか言わないわ、私。……ねぇ、重樹さん。

重樹:なんだい?

 〈香奈、そっと自分の前に置かれていた、小皿を差し出す〉

香奈:……これ、食べてみて。

重樹:……これは……。

香奈:鮭とば。

重樹:渋いものが好きなんだな。

香奈:……私のね。生まれた街の食べ物。

重樹:え。

香奈:私もね。肌を裂くような寒い寒い風の吹く港街で生まれたんだ。

重樹:……。

香奈:こんな都会で食べる鮭とばは好きじゃなかったの。
コンビニで売ってるものは、柔らかいし、味も複雑で。
でも、これは私の過去の味がするの。

重樹:すまない。さっきも言ったが、僕は、魚は。

香奈:知ってる。だからなの。

重樹:……。

香奈:お願い。食べてみて。

重樹:……わかった。〈小皿から一つをつかみ取り、齧る〉

香奈:……どう?

重樹:……しょっぱくて。固い。

香奈:……。

重樹:でも、まっすぐな味だ。飾らない味。……よくできてる。

香奈:重樹さん……。

重樹:ありがとう。美味いよ。

香奈:うん。〈一つ取り、頬張る〉……しょっぱい。

重樹:……あぁ。

 〈しばし間、二人鮭とばを味わう〉

香奈:私ね、アイドルだったの。

重樹:そうか、それで君は……。

香奈:どうしたの?

重樹:いや、合点がいったんだ。なんだか雰囲気が浮世離れしていたから。

香奈:そう、かな。普通だよ。仕事がそうなだけ。

重樹:……。すまない。少し驚いてしまって。

香奈:いいの。そりゃ、こんな仕事してたらね。でも、もういいんだ。

重樹:それは、どういう?

香奈:いったでしょ?「だった」って。

今日ね。やめてきたの、事務所。だから、もう今の私は一般人。

重樹:……。

香奈:結構、売れてたんだよ?ドラマにも出させてもらって。

重樹:……そっか。

香奈:最初は嬉しかったんだ。そこの駅ビルでスカウトされたの。
それで仕事を始めたんだけど、どこに行っても何をしても、
「そうだね」、「素敵だね」って認められてさ。
人に意識されるって、認めてもらうってこんなに嬉しいんだって。
でもね。そうやってどんどん仕事をこなしていけばいくほどに、誰にでも受け入れられるようになった。
それがなんだか今度は苦しくなってきてね。

重樹:……。

香奈:求めていたはずのものが、手に入れた瞬間に違うものと気づいたの。
おかしいよね。
誰からも受け入れてもらえばもらうほど、どんどん心が一人になっていくんだ。
……だから、辞めちゃった。

重樹:君がうらやましいよ。

香奈:え?

重樹:母の金の使い道、言ってなかったね。

香奈:……。

重樹:僕は昔から小説家になるのが夢でね。その金を使って、自費出版で物語を書き上げた。いくつも、いくつもだ。必死に書いた。
だが、現実は非情でね。一つも売れなかったんだ。
結局食いつなぐために、全く関係のない職に就いたよ。

香奈:……そう。

重樹:でも、その仕事も去年辞めた。夢が忘れられなくてね。
僕はまた物書きをやってる。君の言う通りだ。
人の世は振り子、振れれば戻ってくるんだ。

香奈:……。

重樹:そして現状もかわらず、鳴かず飛ばずさ。
自分でいいと思って作ったものが、何処へ行っても弾かれる。
誰にも認められないんだ。
それで、僕は……。

香奈:重樹さん。私、

重樹:〈香奈のセリフを遮るように〉ここで酒を飲み終わったら、……そしたら、僕はあの街へ帰るんだって、自分に言い聞かせてここへきた。
一人で朝まで飲んで、そのまま電車に飛び乗ろうって。そう思ってた。
そして、君に出会ったんだ。
今わかった。この街に未練も何もないはずの僕が、なぜ君に声をかけてしまったのか。

香奈:……どうして?

重樹:君は、僕の知らない孤独を知ってる。

香奈:……私たちは、孤独に結ばれたのね。

重樹:孤独が結び付けた関係なんて、傑作じゃないか。お話にもなりゃしない。

香奈:……本当に。でも、そんなお話があったら、私はきっと好きだな。

重樹:……書いてみようか。

香奈:……ええ。ぜひ。楽しみにしてる。

 〈香奈、立ち上がる〉

重樹:行くのかい?

香奈:えぇ。

重樹:これから、どうするんだ?

香奈:何も考えてない。……今は何も考えない。

重樹:……そうか。ありがとう。楽しかった。

香奈:私も。

重樹:じゃあな。お疲れ様。

香奈:重樹さん。

重樹:ん?

香奈:私ね。

重樹:あぁ。

香奈:「竹井雪乃」っていうんだ。

重樹:え?

香奈:本名。

重樹:あぁ、……そうか。芸名だったのか。でも、なんで?

香奈:あなたには知っていてほしかったの。

重樹:そうか……。ありがとう。いい名前だ。

香奈:うん……。

重樹:鮭とば、美味かった。

香奈:……重樹さん。

重樹:……。

 〈ほんの少しの躊躇の後、香奈切り出す〉

香奈:あなたと私の孤独が、溶け合って半分ずつであればよかった。

重樹:……。どうだろう。

香奈:そうは、ならなかったんだね。

重樹:……あぁ。

香奈:神様って、無能だね。おやすみなさい。
マスターも、おやすみなさい。ごちそうさま。

 〈マスター、グラスを拭きながら軽い会釈〉

重樹:おやすみ。

 〈香奈、軽く微笑んで、退場〉

 〈重樹、電気ブランをちびりとなめる。〉

重樹:……やっぱり、きついな……。

 〈シーン転換、香奈の外のシーン〉

香奈:〈背伸びをしたあとに、少し身震い〉さぶっ。なんか、酔っちゃったな……。
〈白み始めた空を眺める〉……あ、夜明け……。

 〈F・O〉


 〈※以下、演じるかどうかは、演者同士で話し合って決めてください〉
 〈あとがきにかえて。できれば軽いギターBGMを流しながら〉

雪乃:「鮭とば」は主に北海道の風物詩で、秋鮭の身を皮ごと棒状に切り、海水で洗ったのち、潮風に当てて干した保存食品です。
魚本来の凝縮した旨味が楽しめ、おつまみに最適な一品ですが、本場のものはかなり塩気が強く、固めなので、血圧高めの方や、歯の弱い方はご注意を。
炙ると柔らかくなり、食べやすいです。皮の部分だけを油でカラッと揚げてもまた違った風合いが楽しめます。

重樹:「電気ブラン」は明治時代、東京は浅草のとあるバーで誕生した、文学作品にもよく登場する、ブランデー・ベースの混合酒です。
基本的にはストレートで冷やしていただき、魚介料理によく合うとされています。チェイサーには、氷水の他に生ビールが選ばれることも。
ちなみにこの「電気ブラン」の名称は、当時モダンなものの代表格であった、「電気」にあやかって付けたものなんだとか。

雪乃:電気がモダン……時代を感じますね。

重樹:そういう時代だったんだよなぁ。
この鮭とばも、古くから愛される味って感じがしていい。
〈鮭とばを齧り、電気ブランを呷る〉うん。どっちも美味い。

雪乃:懐古主義じゃないけれど、こういう古くから愛されるものって語り切れない深みと魅力がありますよね……。
それでは、おやすみなさい。

 〈再びF・O〉
 〈FIN〉


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