小山さとり

イラスト書いたり、台本書いたり。好きなことを好きなままに。

小山さとり

イラスト書いたり、台本書いたり。好きなことを好きなままに。

マガジン

  • 紅茶と散文詩の日常。

    紅茶と好き。なんとなく想像してみる。それがある風景。

  • 小山さとりの台本集。

    小山さとりはたまに書きます。

  • 小山さとりのラクガキ帳。

    小山さとりはたまに描いています。

最近の記事

本日、声劇台本を公開しました。 現代劇風に仕上げた、1:1の30分程度の台本となっております。 よろしければ! 「ichi-HACHI ―電気ブランと鮭とばー」 https://note.mu/satori3/n/n00b9b0b788d8

    • ichi-HACHI ―電気ブランと鮭とば―

      所要時間目安…30分程度 男女比…1:1 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 登場人物 嘉部 香奈(よしべ かな):♀ 24歳。売り出し中のアイドル・グループ所属のアイドル。クールな見た目と柔和な性格が売りだったが、とある事がきっかけで卒業してしまう。本名、竹井雪乃。 橋多 重樹(はしだ しげき):♂ 32歳。売れない小説書き。 ※〈 〉内…ト書き。  ( )内…読み。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  〈薄暗いバーの一室。カウンターに重樹と香奈が席1

      • 模写の勉強。

        • 模写の勉強。

        本日、声劇台本を公開しました。 現代劇風に仕上げた、1:1の30分程度の台本となっております。 よろしければ! 「ichi-HACHI ―電気ブランと鮭とばー」 https://note.mu/satori3/n/n00b9b0b788d8

        マガジン

        • 紅茶と散文詩の日常。
          7本
        • 小山さとりの台本集。
          4本
        • 小山さとりのラクガキ帳。
          10本

        記事

          模写の勉強。

          模写の勉強。

          手紙のかたち。

          拝啓  ちよさまお元気でしょうか。 私、貴女のスケジュール帳だったものです。 突然のお手紙をごめんなさい。 そして、今までご連絡できなかったこと、ごめんなさい。 突然に貴女のもとを飛び出してしまいました。 貴女が何かをしたとか、不平や不満があったわけではないのです。 ただ、ふとした瞬間に、なにか貴女の持つ無垢な優しさや笑顔がひどくおそろしいものに感じられた時があり、それに私が耐えられなかった。 それだけなのです。 私は今、マレーシアはクアラルンプールで喫茶店の伝言板と

          手紙のかたち。

          みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは! 小山さとりです。 簡単な自己紹介をショートショート風にしたためてみました。お暇なときにでも読んでやってください~♪ 「こんにちは。小山です」 https://note.mu/satori3/n/n5a559dd56426

          みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは! 小山さとりです。 簡単な自己紹介をショートショート風にしたためてみました。お暇なときにでも読んでやってください~♪ 「こんにちは。小山です」 https://note.mu/satori3/n/n5a559dd56426

          こんにちは。小山です。

          みなさん、こんにちは。 小山(こやま)さとりです。 これから、こちらでゆったりふうわり活動してこうと思ってます。 小山さとりはイラストを描きます、台本を書きます。文章も書いたりします。 表現することが大好きです。 お時間があるときでかまいません。こっそり覗いてあげてください。 それで、よろしければ、何か反応してあげてください。 そりゃあもう、喜びます。嬉しくてにやにやします。 わたしは「漣福庵(れんぷうあん)」という小さなおうちに住んでいます。このおうちは、街の路地

          こんにちは。小山です。

          U-キュウ

          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 登場人物 由川(ヨシカワ):高校2年生、♀。 僕 :高校2年生、♂。 由川と僕について:由川イナリのいうとおり ※文章がずれるので、PCでの閲覧推奨。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 夕陽の差す放課後の教室。二人が窓辺に立っている。 由川:ねぇ、夏も終わろうとしているわ。 僕 :そうだな。やっと涼しくなる。 由川:私は末端冷え性なので、これからのことを思うと憂鬱になる。 僕 :そうなると由川は夏が好きなのか

          autumn-チケット

          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 登場人物 カナエ:大学4回生。サークル所属なし。文学部。 マコト:大学4回生。軽音サークル所属。本好き。 ※文章がズレるのでPCでの閲覧推奨。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ C.I カナエ:あ。〈しばし間〉ねぇねぇ。マコト。 マコト:…。 カナエ:ねぇねぇねぇ。ねぇってば。 マコト:ん~…。 カナエ:こっちみてよ。ねぇってば~。 マコト:ん~…。 カナエ:ちょっとぉ。そ

          autumn-チケット

          Lemon Tea , 129

          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ サキ :♀。部活のマネージャー。高校3年生。 ダイキ:♂。部活のエース。高校3年生。過去にぐれた経歴あり。 ※ちょっと叫ぶ演技あり。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ダイキ、体育館の鍵を閉めて、出ていこうとする。 サキ :わぁ! ダイキ:うわっ!…なんだサキかよ。 サキ :びっくりした?ねぇ、お化けかと思った? ダイキ:うるせぇーよ。バッカじゃねぇの。高3にもなって。 サキ :〈パックのレモンティーを差し出

          Lemon Tea , 129

          図書の国  ― プルーフ・リーダー ―

          今日も一通りの物語を読み終えた。 「読み終えた」とは言っても、僕のこれは仕事なのであって、楽しく読書するという行為からは程遠い。 気付けば部屋は暗く、僕の机以外の照明はすべて落とされていた。いつの間にかみんな帰ってしまったようだ。 だだっぴろい部屋、それぞれの机に山と積まれた物語たち。彼らはこれから世界へと羽ばたいていくたまごたちだ。僕たちはそんな彼らが人々にしなやかに受け入れられるように、ほんの少し体裁を整える手伝いをしている。 世界中の本が一堂に集まり、生まれ、死

          図書の国  ― プルーフ・リーダー ―