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Football談義 日韓戦

どーも、レオです🦁

3月25日(木)、親善試合では実に10年ぶりとなる日韓戦が行われました。
コロナ禍で呼べない選手がいたり、様々な制約や規制がかかった中での代表活動となっていますが、この試合を開催するにあたって尽力された方々に感謝したいと思います。

両チームとも、準備には非常に苦労したと思います。
ピッチ以外でのコミュニケーションが出来ない中で、あそこまで連携の取れたボールポゼッションを見せてくれた日本代表の選手たちは、やはり日本のトップレベルだなと感じさせられました。

今回は、日韓戦のマッチレビューを、僕なりにまとめてみたいと思います。

日韓戦マッチレビュー
1.欧州遠征からの変化

今回の日韓戦の明暗を大きく分けたのは
守備の連続性・守備の強度の継続性だと感じました。

まずは連続性について。
ボールを奪われた瞬間、ボールの近くにいる選手がすぐに寄せてボールを奪い返すシーンや、前線からプレッシャーをかけていく際の、ボールホルダーに対してのアプローチが連動していて、嵌めて奪うシーンが非常に多かったです。
こうした連動した守備は、森保監督が広島で監督をやっていた際にも見られたモノで、それが代表チームにも現れてきました。

続いて守備の強度の継続性について。
今回の試合では、前述した連続性も含めて途切れることなく、90分間を無失点で終えることができました。
昨年11月に行われた欧州遠征でのメキシコ戦では、前半は素晴らしい戦いをしていたにもかかわらず、後半立て続けに失点し敗れる結果に終わっていました。
そこからの改善という点では、昨日の試合は評価に値すると感じました。

GK権田、吉田麻也と冨安健洋の両CBを中心に安定した守備を披露しましたが、今後もこの試合のような連携の取れた守備を期待したいところです。


2.テンポのいいパスワークから作った数多くのチャンス

3得点を挙げた攻撃面も、高く評価していいと感じました。

小気味のいいテンポでボールを動かしながらゴールに迫っていた日本代表は、韓国にとって脅威だったはずです。

特に日本の攻撃を司っていたのは、遠藤航選手(シュツットガルト)と守田英正選手(サンタ・クララ)のダブルボランチです。
1タッチ2タッチで簡単に捌きながらタイミングを伺って、相手にズレや隙ができたときに縦パスを入れてゴールに迫っていく形は、非常に多く見られました。

今までの森保ジャパンであれば、ダブルボランチの一角を担うのは柴崎岳選手(レガネス)です。しかし今回は招集外となったことで、守田選手が抜擢されましたが、僕がマンオブザマッチを選ぶのであれば守田選手を選ぶくらい、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。 

昨シーズンの川崎フロンターレの躍進を支えた守田選手ですが、今までの印象は守備的MFというか、どちらかといえば守備に重きを置いて、ビルドアップに関わりながらラストパスを繰り出すような感じのMFでした。
ですが、ポルトガルに移籍して約2ヶ月で、ゴールに迫るプレーが激増したように映りました。
積極的にミドルシュートを打ったり、ゴール前へのクロスボールに反応するなど、ボックス付近への侵入が去年より圧倒的に増えました。

特に印象的なのは、前半21分の場面。
自陣PA付近でボールを奪ってのカウンターで、ダイレクトプレーで崩して右サイドに展開し、伊東純也選手(ヘンク)のダイレクトクロスにファーサイドで守田選手が合わせに行きましたが、僅かに合いませんでした。
それでも、長い距離をランニングしてきて、あそこに飛び込むスプリント力は、川崎時代にはあまり見られなかった場面だったので、印象に残っています。

それ以外の場面でも、FW大迫勇也選手(ブレーメン)に当てて、南野拓実選手(サウサンプトン)や鎌田大地選手(フランクフルト)といった2列目の選手たちが関わるようなプレーが多く見られて、見ていて非常にワクワクする攻撃が多かったので、さらに質を高めていければ流れの中からのゴールも増えていくのではないかと感じました。

3.初招集組の活躍

この日韓戦で大きなインパクトを残したのが、代表デビュー・初スタメン・初ゴールを挙げたDF山根視来選手(川崎フロンターレ)です。
初の国際Aマッチにもかかわらず、臆することなくチャレンジし続け、先制ゴールを奪いました。

大学時代はドリブルを得意とするサイドアタッカーだった山根選手ですが、湘南時代に出会った恩師・チョウ監督(現京都サンガ監督)によってDFにコンバートしました。もともと得意なドリブルとパスを織り交ぜながら、前への推進力をもってビルドアップしていけるのが、山根選手の特徴です。

その特徴を全面に出しながら、サイドバックとしての任務も見事に遂行した山根選手にとっては、これ以上ないデビュー戦となったことでしょう。

初招集組で印象に残ったもう1人の選手は、
MF江坂任選手(柏レイソル)です。
後半からの出場となりましたが、トップ下の位置でボールに関わり、決定的なパスやミドルシュートといった、彼の特徴をアピールしていました。
得点こそなかったものの、正確なコーナーキックで3点目のゴールをアシストするなど、インパクトを残しました。

以上挙げた2人は、Jリーグの中では以前から推していた選手たちだったので、代表デビューをして結果を残してくれたことは、非常に嬉しく思います。

まだまだ語り足りないですが、長すぎても飽きてしまうと思うので、ここまでにします😅
30日にも代表戦があるので、またその際に語ります😂


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