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映画トゥルーノースの感想。〜今年一番注目の映画〜

こんにちは。

本日は、久しぶりに、映画館にて、映画を観ました。

どうしても観たかった、映画「トゥルーノース」

あらすじは、北朝鮮の強制収容所に入れられた家族の、絶望から、希望を捨てずに生きていく物語。

ストーリーには俳優は存在せず、3Dアニメーションにより、再現されています。

監督の清水ハンさんのインタビュー記事を観ると、10年もの歳月に渡りこの映画を作成するのに時間を費やしたそうです。

●ネタバレありのあらすじ

3部構成に分けると、

① 

最初に、TEDにて、スピーチをする青年が出て、そのスピーチからこの物語の展開を語ってくれます。

 4人家族で平和に生きていたが、ある日突然、父親がいなくなり、残された家族は、強制収容所へ送還される。

そこでの理不尽さや人の卑劣さ、国としての理不尽さ、が、様々な人たちを通して、伝えられる。

ターニングポイントは、父親がいなくなるところ。

理不尽さに耐えながら、様々なことを乗り越えつつも、メインの家族の兄が、密告し、ダークサイドに落ちる。

ターニングポイントは、〇〇の死。

そこから、ダークサイドに落ちた兄がどう乗り越えるかが見どころ。

最後は、脱獄を無事できるかどうか。

ここが最大の見どころかなと思います。詳しく書くと、観る楽しみを失ってしまうので、あまり詳細は書きません。

監督の清水ハンさんは、映画「HAPPY」を作成された時に、一度、直接、お話を伺うことができ、素晴らしい方だなとかんじました。

映画「HAPPY」自体、素晴らしい映画で、お客さんとしても、私は10会以上鑑賞し、上映会も3度主催したくらい、ハマりました。

清水さんの素晴らしさは、「主張の押し付け」は一切せず、

「観てる方の心に問いかけてくれること」

だと思っています。

今回のトゥルーノースに関しては、清水さん自体、相当の覚悟と勇気がないと、作成できないテーマだったのだと思います。

観て見ぬふりをせず、「映画」というクリエイティブなものを通して、多くの方に届けて、行動の一歩を踏み出す勇気をくれています。

素晴らしいクリエイターであり、表現者だなと感じました。

特に、今回3Dアニメーションにしたからこそ、観れたのだなと感じました。

収容所なので、暴力や拷問、殺人など、リアルの人に演じさせるとしたら、正直、目を背けてしまうような映像作品になり、届けられる層も、かなり限定されたと思います。

3Dアニメーションを採用したことにより、暗い部分も、目を背けずに観ることが出来ました。

その残酷さや卑劣さ、自体は、薄れることがなく、

しっかりとメッセージは届きながら、表現されていて、相当苦労された部分があるなと思いながら、しっかりと仕上げて見やすくしてくれていました。

今回の映画の一番のテーマは、

「立ち向かう勇気」と「希望」

なのかなと感じました。

何も悪いことはしていないのに、国のルールで、支配者に、自由を奪われ、従うことを強制され、奴隷とされてしまう。

これは、北朝鮮だけではなく、人間の歴史を振り返れば、どの時代でも存在した事実だと思います。

「自由を勝ち取ること」

ここに、人間の歴史の深さがあると感じます。

北朝鮮では、今、この時代でも、12万人以上が収容され、自由を奪われ、支配者に従うことで、人生の幕を終えてしまう人がいるそうです。

北朝鮮という、異質かつ、異様な国は、日本でも拉致家族という存在で、ニュースにあげられ、日本人にも被害が及んでいて、他人事では決してありません。

ただ、「情報コントロール」を徹底にしている国であるため、知る努力をしないと、知れない国であり、

今回の映画という手段で、真実を教えてくれた清水さんには感謝感謝です。

そして、北朝鮮のみではなく、

日本人として、日本という国を考えると、相当、平和な国だなと感じます。

だけれども、「自分の人生を生きている人」

社会や世間の流れに従うだけで、「自分の心から納得できる生き方」をしている人は、この日本でもごく僅かで、いやいや仕事をしていたり、色んなことを諦めながら、勝ち取れるはずの自由から目を背けて、不自由の中に生きてる人がおおいのでは、と感じます。

北朝鮮の根本的な国としての在り方に関しては、疑問符しか出てきませんが、

日本でも、日本人の大人としての在り方に関しても、疑問が出てきます。

人の可能性は限りなくあるはずなのに、人生のどこかで諦めて、自分を制限し、精神的な奴隷にしてしまっているのでは、と思う時もあります。

私自身、会社員自体は、どこかで諦めがありましたが、10年前に、脱サラして、自分の可能性にチャレンジしてから、自分が心の底から生きたい生き方をできています。

まだ、やりたいことやチャレンジしたいことは沢山ありますが、悔いなく毎日を生きれています。

そして、人の可能性を広げるために、プロデュースという手段で、人の人生のサポートをしています。

僕自身も、「希望」を伝えること、表現していくこと、

心に火を灯すこと。

こんなことをもっとできるように、

今は沢山のことを吸収して、何かプロジェクトを立ち上げたいなと感じました。

自分らしい、作品を何か創りたいなと感じました。

これからまた、色んな作品や人と出逢いながら、沢山のことを吸収し、

クリエティブなものを作成し、社会に希望を提供できたらと思います。

素晴らしい映画を作成していただき、清水さん、ありがとうございました!!


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