自由と変化の空間を創る。日本代表戦プレビュー
こんにちは。
本日は、雨。
自宅での仕事がメインの今年は、天気もあまり関係ないですが、涼しさが増して、とても居心地が良いです。
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さて、本日は、昨日のサッカー日本代表、ホームのオーストラリア戦。
結果は、ご存知の通り、2−1で、辛くも勝利をもぎ取り、首の皮一枚なんとか残りました。
監督の解任の話も先送りになったでしょう。
今回は、怪我人の影響もあり、大迫選手を途中で変え、FWの真ん中に古橋選手を途中起用できるなど、運も味方し、采配にはあまりNOは言われなかったです。
途中で入った、浅野選手のほぼゴールと言っていい、オウンゴールもあり、
初出場の田中選手が、ゴールを決めるなど、良かったんじゃないでしょうか。
批判も多かった大迫選手も、過去最高のパフォーマンスで、得点こそなかったですが、次第点はもらえるのかなと。
中盤の遠藤選手、守田選手、田中選手の3人が今回のMVPでしょう。
攻守にかなり効いてました。
逆に、今後改善すべきは、両サイドバックの酒井選手と長友選手。
明らかにピーク時から、コンディション含め、パフォーマンスが落ちてます。
酒井選手は、伊藤選手との連携ミスも多く、長友選手は、失点に繋がった、大きな原因になりました。
失点のシーンは、守田選手が相手選手をタックルし、それにファールを取られ、
ゴール前の絶好の位置でのFKになりました。
これを決められてしまったわけですが、守田選手を責める人はいないでしょう。
原因を探ると、相手の深い位置でのビルドアップを前線から追いかけ、スライドしていきました。
相手の右サイド、日本サイドで言うと左サイドになりますが、そちらに大きく展開された時に、長友選手が大きく前に出てプレスをしたのです。
そこで、長友選手の後ろに広大なスペースができてしまい、そこを相手につかれ、良い状態で、クロスを上げられ、真ん中のポケットのスペースに相手が飛び込んできたところを、やむなしに守田選手がファール覚悟でスライディングし、ファールとなりました。
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3点、ここでは注目ポイントがあります。
1 全体での守備の決め事の弱さ
2 試合展開を見ての判断
3 長友選手の個人の判断
1から見ていくと、試合後のインタビューで、前から追いかけ、中盤3枚にしたため、サイドは、サイドバックの選手が、基本プレッシャーをかけていき、空いたスペースをボランチやセンターバックが埋めてスライドしていく、というきめごとだったそうです。
ただ、守備でのポイントは、一番は最後方の真ん中、次に、最後方のサイド、その後に、中盤の真ん中をやられないように、ブロックを強いていきます。
つまり、サイドの真ん中ら辺はある程度やられても、その後ろのスペースや、マンん中を固めていれば、防げる可能性はぐんと上がります。
というのは、サッカーをやっていれば当たり前なのですが、
ボールオッチャーになり、相手を見ないと、マークが外れます。
今回で言うと、長友選手は、自分の一番大事なサイドの後ろのスペースをガラ空きにしています。
守田選手が前に出て、中盤の真ん中に遠藤と田中。
相手が前線の選手を増やしているので、富安選手と吉田選手は、最後方の真ん中をマンツーマン気味に、一人ずつ見ているので、サイドに流れる余裕がありません。
遠藤選手が、サイドをカバーしようと最後タックルしましたが、全く届かずでした。
自陣にそこまで近い位置じゃなければ、マークは行きすぎない、そう言う決め事はなかったのかなと。
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2 試合展開を見ての判断として、失点の時間は65分前後。
まだ時間はたっぷりあり、守備をしっかり整えつつ、伊東選手中心のカウンターで良かったはずなのに、あれだけ前線からプレッシングかけると、体力やスペースも大きく生まれます、
あすこの判断として、ブロックを中盤、後方でしっかりひいて、
前線は少ない選手でコースを切りつつ、カウンターに体力揃えていこう、と言う方針で良かったのかなと。
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3長友選手の判断。
ベテランではない浅はかさがプレーに出てしまった感があります。
チームの決め事で、前から追いかけ、サイドは自分が前から行くような決め事でした、とインタビューで語ってました。
その決め事は、もちろんわかりますが、あそこでは、違う判断をすべきでしょう。
そこの判断ミスを個人で認めれないのならば、これからは相当厳しいでしょう。
また、最後、守田選手が全速力で追いかけたから、スライディングできましたが、
長友選手は、ジョギングレベルで走ってました。
あぁ言うちょっとしたとこの、ランニングだったり、気持ちだったりの差は大事だなと。
自分のサイドで崩されてるんだから、全力で追いかけないと。
私自身、高校まで部活をやって県ベスト8レベルの力ですが、サッカーをやっていた身として、あぁ言う気持ちの差は大きいと思います。
ボールを追いかける前に、富安選手と吉田選手、相手選手のマークすべき人数を確認してから、出ないとです。
私も、過去サイドバックでしたが、ボールを追いかけ、前にアプローチしすぎて、裏を取られて、怒られることがかなりありました。
チームの決め事もわかりますし、前から行きたくなる気持ちも、わかります。
ですが、代表として、ベテランとして、威勢が良い言葉をしゃべるのではなく、
プレーでベテランとしての箔を見せる。
それがかっこいいのかなと。
森保監督は相当気に入ってしまってますが、明らかに攻守にわたり、中山選手の方がクオリティーは高いでしょう。
世代交代、速くして欲しいとともに、
ベテランとしてのプレーの良さを長友選手に期待したいです。
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失点シーン、長く書きすぎました。
あとは、かいつまんで、
伊東選手は、相当相手が嫌がっていて、個の力を見せつけてくれました。レギューは、彼で決まりでしょう。
南野選手は、まだ本来のパフォーマンスではないですが、1点目のアシストと言う目に見える結果が出たので、良かったです。
古橋選手は、自分のやりやすい位置なので言い訳なしですが、一点決めて欲しかったですね。遠藤選手から素晴らしいスルーパスをもらえたので、結果が欲しかった。
浅野選手は、左サイドでの起用でしたが、ほぼFWみたいなもので、高い位置だと、やはり怖い選手です。
前回、4−2−3ー1の3の右というポジションで、パフォーマンスは最悪でしたが、汚名返上、チームに大切な存在ということをまたアピールできました。
今回の4−3−3は、全員にとって良い選択でしょう。
南野選手が基本サイドにいますが、真ん中に流れやすくなり、大迫選手も比較的自由に動けていた印象です。
右は、伊東選手が固定されるので、左と真ん中が流動的になり、相手が捕まえにくくなり、
右は一対一でほぼ全部勝ててましたから、あれは脅威かなと。
中盤は、3枚のおかげで、遠藤選手のタスクが明確になり、相手を潰し、パスを裁き、田中選手も前線に顔を出せるようになり、前線の厚みが増え、守田選手がいぶし銀の活躍で、要所要所で、攻守に輝いてました。
次回、変えるとしたら、
FW 大迫⇨古橋 or オナイウ
中盤 守田⇨板倉
左SB 長友⇨中山
くらいでしょうか。
ここから、アウェー2連戦が続くみたいですが、ここで勝ち点一つでも落とせば、ジ・エンドでしょう。
この厳しさがW杯なので、ファンとして、楽しみつつ、
厳しくも見つつ、応援し続けたいなと思います。
選手の皆さん、お疲れ様でした!