バルサ、3歩前進!!
こんにちは。
本日は曇りかと思いましたが、晴れましたね。
陽射しが気持ちいいですね。
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昨日の深夜、正確には、本日の0:15〜、バルサvsバレンシアのリーガがありました。
アルメリア戦の敗北から、レアルとの国王杯を勝利し、
ガビ、ペドリ、デンベレ、レヴィを欠きますが、勝ち点を落とせないホーム戦です。
メンバーは、
G K テアシュテーゲン
DF クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ
MF ブスケツ、デヨング、セルジロベルト
FW ハフィーニャ、フェラン、アンス
と言うメンバーでした。
特に前線の3人は結果に絡み、アピールしたい、楽しみな一戦でした。
試合は序盤からバルサがボールを支配し、チャンスの芽を伺う時間が続きます。
バレンシアは、ハイラインのロープレスで、前線の守備はあまり行かず、中盤のスペースを消し、ブスケツやデヨングに自由を利かせない戦略です。
途中まではうまくいきましたが、前半半ば、ブスケツの素晴らしいアーリークロスをハフィーニャが飛び出しヘディングゴール。
見事先制です。
ブスケツのクロスは特に芸術的で、素晴らしかったです。
前半はこのまま1−0で終了。
後半、デヨングに代え、ケシエを投入します。
後半も基本はバルサペースですが、バルサのミスから何度かゴールを脅かされます。
そして、後半15分、相手がバルサの裏に蹴り込んだ、ルーズボールにクンデがヘディングしますが、それが、相手への素晴らしいスルーパスになってしまいました。
本人としては、後ろ近くにいたアラウホに返そうとしたのでしょうが、あまりに距離が近く、不用意なヘッドでした。
そして、それをバレンシアのFWが受け、そのまま走り抜けようとしたところ、
アラウホが、相手を後ろから倒し、ファール。
アラウホ、一発レッドです。
アラウホの判断は責めることはなく、クンデのミスを責めるべきで、セーフティーに前に跳ね返すべきでした。
これで、残り30分を10人で戦うことになり、厳しい試合になりました。
ちなみに、その前に、後半5分過ぎくらいに、相手のハンドでPKをもらいましたが、フェラントーレスが外し、追加点を奪うチャンスを喪失しました。
その後もハフィーニャのスルーパスからアンスがシュートするもポストに嫌われます。
10人と言うことで、前線の枚数削り、アンスに替え、マルコスアロンソ投入。
4−4−1のブロックを引きます。
危ないピンチはありましたが、クリステンセン中心に跳ね返し、時間は刻々と過ぎていきます。
バルサは最後に、エリガルとセルジロベルトを替え、バルデを一枚前にし、
ハフィーニャとアラルコンを替えます。
そして、タイムアップ。
貴重な貴重な勝ち点3。
そして、アラウホの退場覚悟のファールが身を結びました。
評価をすべき一番の選手は、クリステンセンでしょう。
守備での安定感、ビルドアップの貢献、幾度となくしたシュートブロック。
素晴らしかったです。
次に、先制点のハフィーニャ、アシストのブスケツ、途中出場での広いピッチを守ってくれた、ケシエでしょう。
逆に、次第点の選手は、アラウホの退場の引き金になったミスをしたクンデ、
PKを外し、かつ危ないバックパスを3度もしてあわや失点になりそうなフェラン、中々コンディションが戻らない、アンスでしょうか。
アンスはこのまま行くと、相当厳しいかもしれませんね。
彼の天性のシュートセンスが全く感じられなくなってしまいました。
怪我の影響で、脚の踏ん張りが効かないのか、何か歯車がずれてしまったのか。
まだ20歳かそこら。
成長曲線で言うと、ここ数年で大きく落ちてしまった。
それは、最初が高過ぎたのもありますが。
アンスがいれば、ポストメッシ問題は解決だと思ったクレはかず多くいます。
一度10番を外すのも重荷が外れて自由にやれるかもしれません。
「違いを生み出せる選手」
と言うのは、世界広しといえど、多くはありません。
怪我からの復活の試合で、途中出場でいきなりゴールをした時は鳥肌が立ちました。
数年前のインテル戦での見事なシュートも。
彼が彼らしくなれば、バルサの今後10年は安泰なはずです。
守備では、アラウホを中心に、
クリステンセン、クンデはまだ中堅、若く、移籍がなければ、硬い守備です。
左SBは、バルデで、今後10年は問題ないでしょう。
中盤は、ペドリ、ガビで問題なく、デヨングも残れば5年は安泰なはずです。
前線は、駒不足感が否めず、おそらくカンテラのヤマル君が16、17歳になり、
トップデビューできれば、右WGの位置は10年安泰なはずです。
レンタルバックのニコやアブデがどれだけ成長できるか、にもよりますが、
アンスの復活は全クレが期待しています。
今シーズン中に、何か取り戻してほしいなと思います。