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マンU vs バルセロナ

こんにちは。

外は快晴ですが、まだ風が冷たいですね。


ELの決勝トーナメントが開催しました。

一昔前のCLの決勝の再現に、

まさかELのベスト16の試合で、

マンU vs バルセロナが実現するとは、誰が想像したことか。

マンUは、テンハーグの元、カゼミーロなど新戦力の上積み、ラッシュフォードの覚醒などもあり、プレミアリーグでも上位に返り咲きました。

バルセロナは、監督の交代が繰り返される中、シャビ監督になり、ようやく戦力が整いつつあり、リーガでは首位を改装、守備陣の鋼の強さを誇ります。

そんな2チームがどういう試合をするのか、ワクワクしていましたが、

試合内容を見ると、お互い自国リーグ優先で、ELには力を入れていないのが伝わりました。


バルセロナのシャビ監督のこの試合での思惑はこれだと推測されます。

負けはしたくないけれど、勝たなくてもいい。

CLならまだしも、ELです。

ホーム&アウェーもあり、勝ち進むほど過密日程になり、怪我人やコンディション調整が難しくなります。

リーガを何としても勝ち取りたいため、第一優先はリーガです。

リーガでは現在1位、最低でも4位以内は間違いないため、EL優勝のボーナスの一つ、CL出場権はいらないし、

ELの優勝ボーナスもそこまで多くないのでしょう。

リーガでは勝点落とすわけにはいかない中で、

ブスケツやデンベレの怪我、今後も増えると想定した時に、

できる限り試合数は抑えたい。

その中で、ELは邪魔とは言えませんが、あまり力を入れたくはないコンペティションなのではないかなと思います。

ただ、ボロ負け等すると、外野からあれこれ言われるので、難しいなと思います。


では、試合を見ていきましょう。

バルサは、ローテーションを使いました。

守備陣絶好調の、クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデの4人から二人替え、

アラウホ、クンデ、アロンソ、アルバに変更。

ローテーションをしたとシャビも名言していたので、そこまで力を入れていないのがわかります。

また、アラウホを今回は右SBは、ラッシュフォード対策ですが、これが外れましたね。

ここをクンデと早めに変えなかったのが試合結果に反映したはずです。

中盤は、デヨング、ペドリ、ケシエ、

前線は、ハフィーニャ、レバンドフスキ、ガビ。

ユナイテッドも怪我人は多く、ルークショーをCBに置く形で、少し守備に不安があるメンバーでした。

試合はキックオフから、マンUが少し激し目のアプローチで、バルサに襲いかかってきます。

バルサは、後ろのメンバーなのか、中盤メンバーの疲れなのか、ボールがあまりよく回りません。

今回、デヨングは、恩師であるマンUのテンハーグに防がれたのかなと思います。

もしくは、本当に調子が悪かったのか。

特に、ペドリが40分に怪我で交代という最悪のアクシデントがあってから、ポゼッションは難しくなりました。

セルジロベルトはペドリと比較すると、力の差が歴然で、中盤では難しいかもなと。

前半は0−0。

後半、バルサのCKから試合が動き、マルコスアロンソが見事なヘディングでゴールゲット。

先日亡くなられた、バルサOBでもある父に捧げたゴールパフォーマンスはグッとくるものがありました。

しかし、その数分後、アルバ、アロンソの左のコンビがラッシュフォードにやられ、1−1のドロー。

さらに、ラッシュフォードにショートコーナーから崩され、クンデのオウンゴールで1−2に。

敗戦かと思いきや、ハフィーニャのシュートせいのクロスがレバンドフスキがブラインドになり、ゴールゲット。

2−2に追いつきます。

バルサは、アンス、フェラン、バルデ、クリステンセンと次々に投入しますが、結果は変わらず。

アンスは1点決めてくれたらなぁと思いましたが、しょうがないです。

今回は、負けもせず、勝ちもしなかった。

つまり、引き分けで終わりました。

シャビの思惑通りだったのかなと個人的には思いました。

一番の想定外は、ペドリの怪我。

一ヶ月の離脱の可能性は、来月の3試合あるクラシコの欠場を意味し、相当厳しい結果に。

デンベレの復帰が待ち遠しいですね。

ガビはイエローカードを今回ももらい、次節出場停止。

ペドリ、ガビ抜きになるのが決まった次節は、どういうメンバーで戦うのでしょうか。

いかに選手を休ませながら戦うかは、経験値から見極めていくしかありません。

シャビはまだ経験が浅いので、変えるタイミングや大胆さがまだまだだなと思います。

次節のマネジメントは楽しみですが、まずは今週末のリーガを勝点3をゲットできるように、今回出場しなかった選手を中心に盛り上げてほしいなと思います。


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