冬服の迷宮で迷子になる
なんか寒い。
昔はこんなに寒がりじゃなかったんだけどな。
歳取ったら体質変わるってことか。
記憶の中では昨日まで暑かった…くらいの
気分なんだけどどうにもついていけない。
時間の進むスピードに
気持ちを切り替えるスピードが追っつかない。
考えてみればもう12月も半分過ぎたので
寒くて当たり前なんだけど。
感覚に服が追いつかない
気持ちが追っつかないと
服装がついつい後追いになってしまう。
もう分厚いコートでいいんだよ。って
わかってるのについ薄手の服で出かけて
後悔するんだよな。
昔は服装ももうちょっと
徐々に変わっていった気がするんだけど、
なんか急に変えなきゃいけなくて
あ、この服じゃもう寒さに耐えられない
そうか、もう今季はこれ着る機会ないね。
・・そういうことが多い。
そしてこの先はとにかく厚着になる。
寒くなっちゃうと暑くなるよね。
冬は暑いとこがキライだ。
夏の暑さは「脱ぎゃいい」ので調整が効くけど
冬の厚着は脱ぐのがめんどくさい。
寒いのは道を歩いているときだけで、
どこへ行ってもガンガンに
暖房に攻められているんだから、
基本的には暑い季節と変わんない。
うっかり混んだ電車に乗っちまおうもんなら
いまさら上着を脱ぐこともできず、
湿気はムンムン、汗はダラダラ、
そうとう悲惨なことになる。
となると中が薄着で分厚いコート…
という構成がいい…ように思うが、
これが脱ぐとかさばって
これまためんどくさい。
どうやっても冬はめんどくさい。
という結論に達してしまう。
なんかいい方法ないっすかね。
重ね着はパズルなのか
一番楽なのはとにかく分厚いダウン着て
その中はラフな薄着、って感じか。
だけどいつもそういうわけにもいかない。
たまにはちゃんとした服(少しだけ)
着なきゃいけないこともある。
ジャケットレベルだけど。
ジャケットって、やっぱり胸元が寒い。
ネクタイすりゃ
ちょっとは違うのかもしれないけど。
…んで、寒いからってその上にコート着ると
…やっぱり胸元は寒いままなんだよね。
なんだか、腕んとことか、
やたらと何重にもなって、そこばっかり暖まって、
どんどん体温のバランスが崩れていく感じ。
どうもなじめない…。
あと、コートって、とにかくかさばるので、
着たり脱いだりするのがめんどくさいよね。
こないだ、めんどくさいので、
着たままラーメン食べてたら、
袖がどっぷりスープに浸かっていた…。とほほ
知らないうちにどんどん吸い込んで…。
浸透圧が憎いって感じですかね。
(なんのこっちゃ)
しょうがないから
そのまま電車に乗ったんだけど
まわりのひと、
そうとうラーメン臭かったでしょうね。
とほほ…