最近の鉄人とレトロな話
「玉鷲」っていうお相撲さんがいます。
39歳の現役関取最年長で鉄人と呼ばれてる。
この人がついに初土俵からの通算連続出場
歴代1位の1630回を達成しました。
ものすごいです。
何がすごいって、
なんとか出場を続けてるんじゃなく
バリバリ現役というか、もう普通に若くて
ほっといたらいつまでも続けられそう。
まさに鉄人。人間じゃないかもしれないです。
鉄人といえば
鉄人と聞いて個人的に思いつくのは
「鉄人28号」だったりします。
オタク人生のルーツなんですよね。わたしの…
巨大ロボットものの元祖です。
リアルタイムでアニメ見てました。
オープニング主題歌が秀逸でしたね。
作詞作曲は
多くのCMソングを残した三木鶏郎さん。
当時は番組が一社提供で
主題歌に「グリコ」の連呼が入ってます。
そのままCMだったりしたんですね。
鉄人は太平洋戦争末期に大日本帝国陸軍が
起死回生の秘密兵器として開発していた
巨大ロボットという設定で
28号という名前も爆撃機のB29から来てる。
当初は悪役にする予定だったようです。
原作漫画の連載が昭和30年ごろで
まだ戦争の記憶が残ってたんですね。
というか、エンタメとして扱えるように
なったってことかな。
初代のゴジラと同じ時期ですね。
リモコンが奪われると悪の手先にもなっちゃう。
その辺の設定も秀逸でした。
すごいんだけどどうにでもなる。
ちょっと前に人気だった
鉄腕アトムのカウンター的な存在でしたね。
「鉄人28号」という名前のいかにも兵器っぽい
血の通わないところが逆に魅力的でした。
そのぶん、主人公の正太郎くんが
いかにも少年ぽく可愛かった。
「ショタ」の語源ですね。
実写化もここまでいくと
あまり知られていませんが、
アニメの前に実写ドラマ化されていて、
これがまあ、今見るとなかなかに凄いものです。
鉄人が人間と同じ大きさだし、
特撮なんてひどいもんなんですが、
なんかひかれるものがあります。
きっとかわいいんじゃないかな、と思うわけです。
作品として。
子供の頃、
とにかくアニメとか特撮とかが大好きで、
ひらかなもろくに書けないくせに、
鉄人の「鉄」とか、怪獣の「獣」とか、
なんかむずかしい漢字は書ける子供でした。
漢字もカタチから入って、
なんだか画数の多い字はかっこいい。
なんて思ってたんでしょうね。きっと…
あとロゴね。
「ゴジラ」とか、おどろおどろしい書体。
そういうの妙にうまかったですね。模写するの。
「字」というよりその字の持つ「意味」を
ビジュアルで感じてたんでしょう。たぶん…
って、そんな自分の子供の頃のこと、
分析してもしょうがないんですが…
まあそういうのが好きってのは
未だにずっと変わらないですね。
仕事でもそんなCMばっかやってたし。
これからも続けたいですね。
目指せ鉄人。
次回の言葉は「間接的」です。
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