見出し画像

LINEで相手とのやり取りが
いい感じで進んでいるとき、タッチの差で
文脈が変になってしまうことがある。

二人だと単純に「やり取り」になるんだが、
三人だったりすると、
聞かれたことと答えることの間に
三人目の言葉が入ったりして、
何に対して答えてるのか意味不明になる。

A「連絡こっちでやっとくね」
私「ありがとう」

のつもりだったのが、

A「こっちでやっとくね」
B「ところで予約どうする?」
私「ありがとう」

になってBに予約催促してるみたいになって
これが普通に流れていったりして
まあ大きな問題はないんだが・・

文字を打ってるタイムラグがあるから
ズレるんだよね。

なんか餅つきを思い出す。
つく人とこねる人のリズムが気持ちいい。
・・あれも三人でやったら難しいだろうな。

合いの手は気持ちいい

あれも一種の「合いの手」だな。
会話のリズムに似ている。
合いの手って本来音楽で使うものだし
リズムを作る役割がある。
いいところで入るとすごく気持ちいい。

マンボNo.5の「ウッ」とか
沖縄民謡の「イーヤーサーサー」とか。
ないと物足りない。
アレがないと凡庸になってしまう。
漫才にツッコミがないと笑えないのと
同じような感じ。

普通の会話でもそう。
誰かが喋ってる話の途中に
上手に合いの手を入れられると盛り上がる。
「ほぅ」でも「へぇ」でも「おお」でも
何でもいいんだけど要はタイミング。

とりあえず何にでも「なるほど」と
言う人がいるが、そればっかり続くと
ぜんぜんなるほどじゃない感じになる。

誰も教えてくれない

実は技術にもすごく差がある。
だけど「あなたにもできる合いの手講座」
とか聞いたことないし、誰も教えてくれない。
上手い人だって誰かに教わったわけじゃないし
アレってセンスなんだろうなあ。

と言って、あんまり意識してやるもんでもない。
意識してやろうなんて思っても
逆にできないだろうな。
咄嗟に出るもので、勢いだもんな。

プレゼンなんかでも、一人で喋り続けるより
合いの手役の人がいると盛り上がる。
これも、なぜか上手い人ってのがいて、
喋ってる量はもちろん少ないのに、
メインの人と変わらないくらいの効果がある。
合いの手役は、なんかコスパいい。

LINEのスタンプもある意味、合いの手だ。
上手な人はいい感じに入れてくる。
これだって決まれば気持ちいい。
文字打ちほどタイムラグもないし。

最近は入力中のメッセージが見える
チャットアプリもあるみたい。
これだと相手が喋り出したのがわかるから
合いの手を間違えなくて済む。
・・同じ悩み持ってる人って意外に多いのか?

次回は「活版印刷」です。

いいなと思ったら応援しよう!