夏だから出かけたいけど、
暑いから出かけたくない。
やっぱ海か。ちょっとは涼しいか。
水温も高いかもな。だったら嫌だなあ。
やっぱ山か。風が涼しいか。
風も温風かもな。だったら嫌だなあ。
対応するポジション
海のモノと山のモノで、
立場的に妙に似ているモノがある。
たとえば「キノコ」と「貝」。
具体的に何が似ているってことはないのだが、
存在というか、認知のされ方、ポジションが
なんとなく似ているような気がするのである。
キーワードは「ジミ」。
そのあまりの「派手さのなさ」が愛らしい。
(だからシジミって言うのか?)
どちらも自己主張がなくひっそり存在している。
山の中とか、海の中とかに、
ただ「いる」感じだ。
しかしうまい「だし」がでる。(唐突だが)
見た目はジミだが、芯は力強いという
縁の下の力持ち的存在である。
真面目に言えば、
「キノコ」は植物系(菌系?)「貝」は動物系。
ぜんぜん違うのはわかっているのだが・・・
応用編
じゃあ、陸の「犬」「猫」
に対応する海のものは何だろう。
「イヌ」「ネコ」
「イカ」「タコ」・・・
なんだゴロが似ているだけじゃないか。
と言われるかもしれないが
もし人間が海中で進化していたとしたら、
ペットとしてつれているのは
やっぱりイカタコだろう。
タコをつれて散歩していたら、
目の前をひゅっとイカが通り過ぎる。
「イカはあんまりなつかないんだよな」
なんて言われたりして
雑誌では「キミはイカ型?タコ型?」
なんて特集がある。
ないか・・・
除外例と注意点
ここで気をつけなければならないのが、
「クラゲ」と「キクラゲ」は対応しない。
ということである。
あれはただ食感が似てるだけだからね。
ポジションは対応していない。
クラゲのあの、海を漂ってる、
何考えてんのかわかんない存在感に対応する
そんなものって陸にはなかなかない。
ここで、かなり反則技ではあるが、
「雲」を推薦したい。
さすがに雲は生き物じゃないので、
学会(?)に認められるかどうか不明だが、
あのふわふわとアテもなく彷徨う感じ。
そもそもクラゲはなぜあんなに弱いのに
絶滅せず生き残っているのか。
それは毒があるからだ。
そう雲にもクラゲと同様の武器がある。
雷というやつだ。
お盆を過ぎるとクラゲが大量発生して
海に入れなくなるように、
夏の盛りには入道雲が湧き出して
雷が猛威をふるう。
かなり対応してると思うのだがいかがだろう。
(いかがだろうって言われてもね…)
次回の言葉は「ウケる」です。
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