![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148107081/rectangle_large_type_2_fa4b5fe1cded583290b048a0257cf43d.png?width=1200)
小さいと火花、大きいと花火
隅田川の花火大会は
今週の土曜日
うちは墨田区なんで、
ベランダからけっこう大きく花火が見える。
…んだが、高い建物じゃないんで、
ちょうど花火のまんなかに、
じゃまするみたいにビルが建ってて、
キレイには、見えないんですよね。
細長いビルなんで、
全体的には見える…んですが、
やっぱり花火って真ん中が見えないと、
なんだか見た気がしません。
ビジュアル的には、
ゆでたまごの白身だけ状態…。
映画館で前の座席に、やせてるんだけど、
ひょろ長いやつが座ってる感じね。
映画館なら、
ちょっとカラダをずらして見るんだけど、
遠くの花火じゃ、ちょっと
カラダずらしたくらいじゃ、変わりません。
あんまりやるとベランダから落ちそうだし…。
くしょー、あのビル、爆破してやりたいぜ。
と言ったら、妻にたしなめられた…。
花火の側面
書いてて思ったんですけど、
隅田川って墨田って書かないんだね…。
子供のころ花火の側面を見たくて、
川原を走ったことがあります。
あれって、見た目には
「平面」っぽく見えるんだよね。
よく小学校で、
色紙ちぎって花火を描いたりするけど、
そういうイメージね。
どっから見ても
同じような丸いカタチに見えるなあ、
とは思ってたんだが、
単純にそれは運がいいから
…なんて思ってました。
…そうか、あれは「球」なんだと、
…ぜんぜん思わなかったんだよね。
しかし丸くないヤツ、ナイアガラみたいの。
あれだと見る角度でちがうんでしょうね。
あれも円筒形になってたりして…。
だったらすごいけど。
『打ち上げ花火、
下から見るか?横から見るか?』
ってドラマ(とアニメ)があったけど、
一回、真上から花火を見てみたいね。
やっぱり同じような丸に見えるんだろうけど、
背景が空じゃないってのは、
どんな感じなんでしょうね。
水面に映るならそれはそれで風情があるかな。
中継のヘリとかいつもいっぱい飛んでるけど、
あそこに乗ってるひとたちは見てるんでしょうね。
しかし、テレビ中継で見る花火大会ほど
つまんないものはない。
なんで毎年やってるんだろ…。
小さいと火花、大きいと花火
昔はいろいろいい加減だったから、
コンセント差し込んだだけで火花が散った、
なんてことはよくありました。
そういう意味では最近あんまり火花って見ないね。
火花を散らす闘い、なんて言うけど
実際に見る機会なんてないよな。
最近の子供は見たことない可能性もある。
火花と花火の呼び方ってよく考えると謎だ。
花火が「あの火は花のようだ」はわかる。
しかし火花が「あの花は火のよう」…ではない。
やっぱり「この火は花みたい」ってことだよね。
どっちも火には間違いない。
だとすると、花の種類が違うのか?
大輪の花と小さな一輪挿し。
そういえば線香花火って一輪挿しっぽい。
結局のところ、
大きいと花火で小さいと火花ってことか。
あと時間の違いもある。
花火はある程度余韻があるけど、火花は一瞬。
だから散るって言うのか。
まあ花火もすぐ消えますけどね。
そこがいいとこなんだとは思う。
だけど花火は散るとは言わないね。
空に上がる時間と消えた後の余韻があるから
散るって感じはしない。
だけど後で思い出すと一瞬の出来事で、
消えた後に本当の価値があったりする。
そういうのも花に似てるのかもしれない。