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僕らみたいなデザイン系の仕事を
何十年も前からやってる奴らにとって
Macってなんか「神」だったりする。

冗談抜きで最初に見た
「コンピューター」ってやつだった。

こういうやつね

1984年くらいで、まさに社会人になった歳。
そのころは知識として知っていても
何やらすごいらしいが関係ないというか、
ちっちゃいのにとてつもなく高価で
そういう意味でも関係なかった。

まだデザインに使う、みたいなこともなく
周りに持ってる人もいなかった。
それが90年代になってちらほら現れ、
とにかく欲しくなって最初に買ったのが
LC575ってやつ。

通称「狛犬」

ジョブズがいない時のものなので
デザインがひどい(笑)
それでも比較的安価でオールインっぽかったので
若者にそれなりに人気があった。

でも別にそれで何か画期的がことが
できるわけでもなく、
コンテとか作ってたのかな。
切り貼りで作った方が圧倒的に早かったけど
まあ楽しかった。

やっと原稿ができたと思って
プリントがまた時間かかるので
ご飯食べに行って帰ってきたら、
2cm印刷したところでフリーズしてた、
みたいなのが当たり前だった。

インターネットなんかもあったことはあったが
最初は全然使えなかった。
あのモデムというのが曲者で、
ちゃんと繋がった試しがない。
あの「ジーコロ」言う音、呪いの音だった。

ちゃんと普及し出したのは
Windows95がバカ売れしたからだな。
Mac好きはWindowsをとにかく毛嫌いしてて
いくら便利でも機能にセンスがなくて
デザインには使えないってずっと言っていた。

パワーマックってのが出て
すごいけど高いからなかなか買えなかった。
と言いながら、何台か買い替えたな。
MacBookも買った。

PowerBook Duo 分厚くて重かった。

今みたいにWiFiもBluetoothもないから
何やるにもコードで繋がないとダメだった。

ジョブズが戻ってきてiMacが出たの
衝撃的だった。ボンダイブルー、買いました。

ボンダイって何?

その後もいろいろ買って、
CUBEとか好きだったな。
ただの四角い箱でカッコよかった。
これ結構長く使いました。

Power Macintosh G4 Cube

で2000年代になってiPodなんかが出て、
会社でも普通にMac使えるようになって、
まあ当たり前になった。

その後はそんなハイスペックを目指す必要もなく
普通にウチでもiMac使っていて、
壊れてもMacBookもあるから買い替えもせず
そのままずっと置いておいたんだが、
気まぐれに修理に出してみたらすぐ直った。

なんだ使えるじゃん、って使ってたんだが、
すぐに新しいOSに対応しなくなって
アップデートしないまましばらく使ってたけど
そのうちアプリも対応外になっていって
しょうがないから諦めて新しいiMac買った。

壊れなきゃいいってもんでもないんだな。

で、新しいiMacが来た。
別にハイスペックも、パワーもいらないんだが、
付いてるものはしょうがない。

と思ってたら
なんかiPhoneがミラーリングできる。

なんか知らんがすごい

何が便利なのか今のところわからんが・・
あと、画面スリープの解除が
パスワードや認証じゃなく
Apple Watchつけてればよくて、
そのときApple Watchがガチャって言う。
(解錠の音ね)

このどうでもいいような便利なような
機能によろこんで、いつの間にか生活が
Apple漬けになってるとこが恐ろしい。

まあ長い付き合いだからしょうがない。

次回の言葉は「どっち」です。

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