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徳川美術館 @名古屋

#魅惑の源氏物語
#宮廷文化の華
#徳川美術館

過日、徳川美術館に行って参りました。

第二次展示室の大名の数奇〜茶の湯〜


上建?天目
唐物文琳茶入れ 銘 苫屋
香炉 武野紹鴎所用
茶入れ 銘 木の葉猿

宮廷文化の華

まひろ(紫式部)が欲していた新楽譜。

四季色目抄
源氏物語 竹河
色のちくさ
源氏物語 梅枝

誘惑の源氏物語


源氏物語 河内本


初音蒔絵帯箱
源氏物語 賢木図

賢木の話では、秋に光るの君が嵯峨野の野の宮を訪れ、サカキを折って、このサカキの色が変わらないように昔と変わらぬ心で訪ねて来たと言ったそうです。
桔梗や、萩に藤袴にススキが美しく描かれています。

最後に

源氏物語というコンテンツは空間も時空も広がり、新たなものを生み出されて1000年以上も受け継がれて来たということを実感できました。
さまざまな時代に、本、絵巻物、硯箱や家具の蒔絵、屏風、扇子、お香、貝合わせ、カルタといったものに反映されています。
現代では、漫画やアニメがさまざまなモノにコラボされている感じでしょうか。

 さて、古典を専門に学んでない人で、源氏物語などに精通している日本人はどれだけいるのでしょうか。
 目新しい知識だけでなく、時の試練を受け続ける今なお生きている文学にも目を向けていきたいと思います。

源氏物語の植物との関わりは、現代2024年でも体感できることが多いです。
この季節だと秋の七草などですね。そして、紅葉、そのあとは常緑の植物がなぜめでたいものの象徴だったか体感できる冬ですね。


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