土の香市場ハラペコあおむし

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ハラペコ日記

生産者グループ「からたち」から、鐘ヶ江さんの温州みかんが入荷しました! 長野県の佐々木さんのビーツも 先週から、伊賀名張ではキンモクセイが香り出しました。 スタッフH(写真:スタッフW)

    • ワクワクする未来を創りたい

      桝本草平さん(伊賀市 愛農学園農業高等学校)  春が近づくと、庭にはオオイヌノフグリが咲き始める。どこにでも生える、ありきたりな小さい青色の花だ。見る人からすれば、雑草の一つかもしれないその花が、私は好きだ。その花が咲き始めるのを見て、「今年もきたなぁ~」と実感する。  『愛農高校』の野菜部門で働かせていただき、夏野菜の育苗をするようになってからは、さらにその思いを強くしている。さぁ、どんな種を蒔こうか、今年はあれを試してみようかなんて考えながら、いつもワクワクさせてくれ

      • 夏野菜のタネを採ってみよう!

        • 『日本の分水嶺』

          2020年6月〜9月掲載(文:小間物屋ぴょん田 飛田文子) ・・・  降り落ちたひと粒の雨は、どこの海に旅するのかな。  「『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』これは分水嶺の本質を一行に凝縮した、名人芸ともいえる文章」と分水嶺ハンターな著者。 日本列島を貫く大分水嶺を、小さな話を添えて紹介していて興味が広がります。  雪にあこがれて、日本海側に住みに行った私の学生時代、「今夜花火やろう!」って日に雨が降れば、ひと走り(車)太平洋側へ。 峠を越えるとちゃんと晴れ

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        • ハラペコあおむしスタッフノート
          1本
        • いちばの本棚
          10本
        • マガジン・いちばなし
          12本

        記事

          ハラペコ里の市通信「いちばなし」配布場所

          発行月:1月、5月、9月 名張市 土の香市場ハラペコあおむし 名張市 パンロード 名張市 café sanaburi 名張市 つぐみカフェ 名張市 点珈琲店 名張市 calme 名張市 古書からすうり 名張市 DELI DELI 名張市 ちきゅう食 名張市 そば.けいた 伊賀市 MAAM VELANDA 伊賀市 岡森書店白鳳店 伊賀市 リス イタリア料理店 伊賀市 愛農学園・愛農会 四日市市 石窯パン・和みカフェゆるり 奈良県 味な大富 奈良県 星降る谷の家fufuf

          ハラペコ里の市通信「いちばなし」配布場所

          いちばの本棚〜不登校になって伸びた7つの能力〜

          2020年1月掲載 文:もぐらや ・・・・・・  「この本は「不登校」を治す本ではありません。」  そんな言葉で始まるこの著書は、いわゆる公の学校(小学校・中学校・高等学校)に通わずに大学へ行った娘さんと世に溢れているつまらないモノに捉われないゴキゲンなお母さんの本当にあった親子の出来事のお話です。 この本で2冊目の著書となるお二人(世間ではよっぴー・まりんと呼ばれる)。前作「小さな天才の育て方・育ち方 小・中・高に通わず大学に行った話」に続き、これまでの実体験をもとに

          いちばの本棚〜不登校になって伸びた7つの能力〜

          微生物の恩恵

          2020年1月掲載 文:葛原 正之さん(伊賀市・土の香工房) ・・・  みなさん、「宇宙戦争」という映画を観たことありますか? 15年ぐらい前のSF映画です。(ネタバレあり) (三重県伊賀市の山あいにある葛原さんの工房)  簡単にあらすじを説明すると、高度な文明を持つ地球外生命体(侵略者)が地球侵略を企てて地球人と戦う話を描いています。  さらに結論から言ってしまいますと…、侵略者は人類を滅ぼす事はできず、地球は侵略されずに終わります。  なぜ侵略者に勝てたのか、

          いちばの本棚〜自分を愛して!〜

          2019年 9月掲載 文:カフェサナブリ 西木稔 ・・・・・・ 『病は気から』というのは本当だろうか。 量子力学の世界では、物質を構成する量子(光子や電子)は粒であり、波でもあるらしい。しかも、人間が観測した場合だけ粒になるという。 曲解を恐れずに言うと、意識を向けると物質化(粒状化)するということになる。これを体に置き換えれば、病気という物質は、その人の何かの意識が起こしているとも言えるのかもしれない。 この著書は、あらゆる病気に対する原因を、肉体・感情・精神・スピリ

          いちばの本棚〜自分を愛して!〜

          いちばの本棚〜ねないこだれだ〜

          2019年9月掲載 文:せこファーム(FB、Insta) 世古さつき ・・・・・・ 子どもって、なぜかお化けとか幽霊とかが大好きです。我が家の4歳と2歳の子も、この本が大好きで、何度も何度も読み返してセリフも覚えているくらいです。 自分が小さい頃にも読んだ覚えがありますが、改めて読むと、短いお話ながら、結構怖い!これは寝なくては!と思わされます。思い通りにならない子どもとの生活の中では、お化けさんの存在に助けられる場面は少なくありません。。。有り難い存在! シンプルで短

          いちばの本棚〜ねないこだれだ〜

          心のタスマニア

          2019年9月掲載 文:Meli-Melo シャボール・育さん ・・・  この3月フランス人の夫と付き合って10年の節目の日、山の中に小さなガレット屋をオープンしました。10年前には想像していなかった今の暮らし。国際結婚、田舎暮らし、子育て、お店・・・。  土に淡い憧れを抱きつつも、パリと神戸、住み慣れた都会に暮らし、普通にお勤めしていた私達。今回はそんな私達を田舎暮らしへ導いた大きなきっかけについてお話ししたいと思います。  それは、10年前。オーストラリアのタスマニ

          いちばの本棚〜蜜蜂の生活〜

          2019年5月掲載 文:はちまつ養蜂農場 松本恭子 ・・・・・・  名張市のお隣伊賀市と隣接する奈良市月ヶ瀬で養蜂を営んでいる「はちまつ養蜂農場」です。 今年から第3水曜日の里の市に仲間入りさせていただいてます。 ~一度お味見だけでもして下さいお待ちしています~ 今回ご紹介する本は、モーリス・メーテルリンク著「蜜蜂の生活」です。 メーテルリンクの生い立ちを初めににご紹介します。 1862年ベルギー生れ、1949年にフランスで生涯を終えました。1890年頃は、詩集や多

          いちばの本棚〜蜜蜂の生活〜

          いちばの本棚〜タネと内臓〜

          2019年 2月掲載 文:土の香農園 奥田美和子 ・・・・・・ 最近、“腸内フローラ”とか“善玉菌”とか聞く機会は増えたが、ここまで私たちは微生物のお世話になって生きているという自覚はなかった。 でも「土と内臓」「タネと内臓」という2冊の本を読んで、私たちはもろにミクロの微生物たちに助けられているんだということが実感できるようになってきた。 それと同時に私たちはなんとその微生物たちに過酷な環境を提供しているのかということもわかってきた。 農薬や化学肥料、添加物がいっぱ

          いちばの本棚〜タネと内臓〜

          いちばの本棚〜ニルスのふしぎな旅〜

          2018年 11月掲載 文:HOA BINH TABLE ・・・・・・ わたしたちは毎年6月名古屋で行われる「こどもハッピーライブ」に出店させていただいています。 ライブは男性4人組みのバンド「チルドレンミュージックバンドCOINN」。小さい子どもから大人までが楽しめる、家族で楽しみにしているイベントです。 COINNの楽曲は良質な児童文学や楽しい絵本のような曲ばかりです。 そんなCOINNの楽曲の中の「大切な話し」という題名のうたをきいた時、息子に読み聞かせた「ニル

          いちばの本棚〜ニルスのふしぎな旅〜

          いちばの本棚〜まくらのせんにん〜

          2017年 11月掲載 文:cure 森井みき ・・・・・・ こんにちは。お気に入りの本を紹介しよう!ということで、トップバッターを仰せつかった森井です。私のおすすめはこちら! 「まくらのせんにん そこのあなたの巻」 赤ちゃんに大人気「だるまさんシリーズ」で有名な、かがくいひろしさんの作品です。 登場するのは、枕の仙人さま、敷布団のしきさん、掛け布団のかけさん…ん?なにかの時代劇ですか?笑  それはさておき、この3人はお散歩中に色々な動物に出会います。 ぞうさん、きり

          いちばの本棚〜まくらのせんにん〜

          いちばの本棚〜聖老人−百姓・詩人・信仰者として〜

          2018年 8月掲載 文:CAFE-NeKKO柳原武蔵 ・・・・・ こんにちは、CAFE-NeKKOの柳原武蔵です。 私たちの家は奈良は室生の標高600mの山中にあります。 今年から念願の田んぼを始めて、今は次から次へと生えてくるコナギやカヤツリ草との格闘の日々。 格闘とはいえど、ひたすら作業しているうちに頭がからっぽになってゆき、時間などはあっというまにすぎて行きます。 アカショウビンが日暮れ時に昼時とは違った鳴き方をしておりました。 今日の夜は近くの川で家族みんな

          いちばの本棚〜聖老人−百姓・詩人・信仰者として〜

          いちばの本棚〜モンテ・クリスト伯(巌窟王)〜

          2018年 5月掲載 文:Sylvain Chabrol(Méli-Mélo WEB) ・・・・・・ Le comte de Monte Cristo est le livre qui m’a fait aimé lire. Ce roman d’Alexandre Dumas écrit au milieu du 19ème siècle fait parti intégrante du patrimoine littéraire français. Cette hist

          いちばの本棚〜モンテ・クリスト伯(巌窟王)〜