つらつらと

つらつらと書き連ねた手紙、したためた気持ち。

つらつらと舐めるように雨粒が窓の外で滴っている。

梅雨の始めに紫陽花の色づきが私を誘っている。

とりとめもなく、しかたなく、私は私をしながら歩いている。

どんなひとが真っ当な人生を歩むのかなんて想像してみる。

つらつらと想いを馳せて解き放つ。
つらつらと歩んでいるようで行き止まり。

どうにかしてよ、虹も出ないのかよ。