ピアノで人生のハードルを下げる
今から2年ちょい前のことです。
日常使いしやすいボディミストが欲しいなと思って、向河原駅のスギ薬局でGATSBYの香水を買いました。
アクアムスクと書いてあります。
家に帰ってワンプッシュしてみると、ビックリ。
ぜんぜん好きな匂いではありませんでした。
自業自得ですが、嫌な気分になりました。
それから、数ヶ月後に武蔵小杉から福岡へ旅立ち、2年弱を経てまた武蔵小杉に戻ってきました。
GATSBYの香水は、捨てるに捨てられないなと思い、ほぼ毎日使っていました。
ほぼ毎日2.3プッシュです。
ですが、量が減りません。
2年以上も使い続けて、まだ1/3近く残っています。
誰かが勝手に補充しているのでしょうか?
そろそろ自分好みの香水を買いたいです。
GATSBYの香水を購入したのと同じくらいのタイミングで、ピアノを始めました。
理由は、何となくです。
ピアノを弾けるようになりたい、あの衝動。
それを叶えようと、ふと思ったのです。
もう一つの理由は、人生のハードルを下げるためです。
私はIT企業に属していながらも、タイピングが苦手です。
え、そこのキーその指で押すの?みたいなことが多いです。(一応、何とか働けてはいます…)
そんなこんなで、ピアノを弾くことも、苦手な分野に入ります。
というか、ピアノって自分からしたらかなりハードルの高いものでした。
自分にはできるわけないやつだと切り捨てていたゾーンです。
電子ピアノも買って練習を始めました。
やり方は独学です。
押すべきところが順番に光っていくYouTubeを0.75倍速で見て、ポチポチ押してみる。そして、それを覚えていく作業です。
楽譜は読めないし、指の使い方はフィーリング。上手く弾けない部分は、潔く諦めました。
ただ、音楽ってのはやっぱり楽しいので、練習って感じがしません。
一種の証明かもしれません。
自分のやり方で、ハードルを乗り越える。
ぜんぜん下手ではありますが、今はギリギリでピアノを弾けている(ハードルを乗り越えた)状態と言えるかなと思います。
この経験から、自分のやり方で乗り越えられないハードルはないだろうと、何事にも根拠のない自信を持つことができています。
無理なものは無理ですが、可能性が0じゃなければたぶん何でも乗り越えられます。
ただ、楽しいとか、好奇心がセットになることが前提です。
もうピアノを練習することはないので、これ以上に上手くなることはありませんが、この経験とともにこの先の人生も豊かにしていこうと思います。