ぬか床1000日チャレンジ192日目 〜塩の量を増やすぞよ
「1000日チャレンジ」の一環で、マイぬか床をゆっくり育てておりまして。
たまに経過などを書いていきます。
今までの流れ: 初日ぬか床作り、10日目初めてのぬか漬け、15日目初めての成功、25日目水出し、40日目塩味が足りない!、70日目ゴーヤー、82日目ナスの古漬け、91日目カ、カビ?、135日目ほっとけ漬け、175日目猛者たちがスルー、
去年末、わりとサボリ気味だったぬか床生活。
元日に親戚たちが集まったので、そこで披露するために、また頻繁に触るようになったのは前回書いた。
で、触り始めたのはいいのだが、味的に少し不満がある。
どうも「ぬか漬けが酸っぱめ」なのである。
そして全体に塩っ気も足りない。
これは完全に「塩が野菜に吸われて、ぬか床全体に塩が少なくなっている」ということだと思われる。
塩は発酵を抑えるので、塩が少ないと発酵が進みがちになる。
つまり、酸っぱくなりがちだ、ということだ(たぶんな)。
いかんいかん。
だいたい塩が少ないと、ぬか床が傷むぞ。
なので、塩を足すことにした。
本とか読むと、ぬかも一緒に増やしたりしているが、ぬかの量は充分なので、塩だけ増やすことにした。
同時に、ちょっと容器のまわりにぬかが固まってガビガビしてきたので、容器も一度洗うことにした。
上の写真のように、容器の口のまわりがガビガビで、ちょっと不潔っぽい。
うん、一度ボウルにぬか床を移して(必然的によく混ざる)、容器を洗おう!
中に入っていたニンジンも一緒にボウルに移す。
で、洗い終わってピッカピカ。
よーくゆすいで水分を拭き取る。
そして、塩を入れる。
家にたまたまあった「わじまの海塩」。
たまに「海の塩も(アニサキス・アレルギーで)食べられないんですか?」と聞かれることがある。
まず、「だし塩」は避けている。
だしが混ざってるからね、完全にアウト。
では、普通の海の塩はどうなのか。
というか、「海自体」のリスクがゼロではない。
厳密に言えば、海の中にアニサキスの卵や幼虫が漂っているわけで、海で泳いで海水をたくさん飲んだら、アニサキスのタンパク質がボクのカラダの中に入る可能性はゼロじゃない(限りなく低いとは思うけど)。
それと同じ意味で、「天然塩」、つまり「海水を自然乾燥や平釜で煮詰め、濃縮を重ねて作る昔ながらの製法の塩」に、アニサキスのタンパク質が混じっている可能性はゼロではないと思う。
逆に言うと、「精製塩」なら大丈夫。
「岩塩」も大丈夫だ(古代の海のタンパク質が残ってなければね)。
そう、天然塩は、厳密には危ない。
ただね、「天然塩」をNGにすると「あらゆる外食がNG」の可能性が出てくる。天然塩を料理に使っている店、多いからね。
そうなると、肉料理であっても野菜料理であっても、食べられない。
それって、QOL(Quality of Life)的にどうなのよw
生きている意味ってあるのかな?
だから、「塩は、『だし塩』以外は大丈夫」ということにしている。
・・・でもまぁ、少し引っかかるけどね。
(そこまで気にし出すと死にたくなるけどね)
ということで、ボウルの中に塩を適量入れて、混ぜ込んでいった。
塩の量?
それは完全に感覚値。
次に漬物を食べてみて塩気が足りないようならまた足すし、塩気が強すぎたなら野菜を多めに入れて数週間かけて塩気を抜いていく、ということかな。
下の写真は、ボウルで塩を混ぜ終わり、キレイにした容器にぬか床を移したところ。
手形をつけてみたw
ということで、作業終了。
ざっと10分くらいのお掃除と塩足しと混ぜ混ぜだけど、やっぱりキレイにするとえらく気分がいいや。
たまに容器を洗うのって気持ちいいな。
これからも時々洗おうと思う。
ちなみに最近はカブとか大根をよく漬ける。
そしてやっぱりきゅうりが美味しい。
塩気が決まったら、ちょっと珍しいのも漬け込んでみようと思ってる。
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。