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超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(8)〜超時短さわやかカレー(10分)

ある理由もあって、超時短スパイスカレーを毎日のように作るようになった。料理が好きなわけではないけど、今日も今日とて隙間時間で作ってます。やっぱり継続のコツは「時短」と「手抜き」!
ちなみに、この超時短スパイスカレーのログはこちらにまとめてあります。


相変わらず週4はスパイスカレーを作っている。

いつも作っているカレーは、このレシピ(↓)を基本にして、配合をいろいろ変えている感じ。


で、配合はだいたい適当なのだけど、我が家(妻と娘)に評判がいいのは、クミン多めだということがわかってきたので、いつもはだいたいこんな配合。

  コリアンダー 小さじ3
  クミン 小さじ2
  ターメリック 小さじ1
  フェヌグリーク(カスリメティ) 小さじ1/2
  ガラムマサラ 小さじ1

ここにその日の気分で、パプリカ(小さじ1)を加えたりする。

そして、娘が辛いのが苦手ということもわかったので、カイエンペッパーやレッドチリペッパーは入れない。ボクは辛いのが好きなんだけど、味がわりと豊かなので、辛くなくても満足度は高い。

この配合のバリエでいろいろ作ってきて、少しずつ「どう配合を変えるとどう味が変わる」というのがわかってきたので(少しずつね)、少し方向を変えてみることにした。

そしたらこれも家族に好評だったので、その配合レシピを書いてみたいと思う。

水野仁輔著『スパイスカレーを作る』99ページからの拝借である。


さわやかブレンド:

  ターメリック 小さじ1/2
  フェヌグリーク(カスリメティ) 小さじ1/2
  フェンネル 小さじ1
  カルダモン 小さじ2
  コリアンダー 小さじ4


作り方は超簡単。

材料:
具1種類(最近よくキャベツを使う)
玉ねぎ1(みじん切り→作り置き)
トマト1(ざく切り)
にんにく・しょうが 1かけずつ(すりおろし)
ココナッツオイル 大さじ1
カルダモン(テンパリング)
上記「さわやかブレンド」
塩 小さじ1
水300ml〜400ml(最近少し水を多めにしてシャバシャバにしている)


●鍋にココナッツオイルを適量入れ、温めた後、カルダモン・シードを入れてプクーと膨れるまで熱する。
●にんにく・しょうが、玉ねぎを強火でサッと炒める(30秒くらい)。
●トマトを入れて適当に炒める(1分くらい)。
●弱火にして、「さわやかブレンド」のスパイスと塩をを入れて(先に小皿で調合しておく)1分炒める。
●強火に戻し、キャベツをドバっといれる。写真のようにキャベツだらけでもわりと縮むので大丈夫。
●水を300〜400mlくらい入れて、沸騰したら5分くらい煮込む。
●最後に味見して、塩が足りない場合、塩。

※もうヨーグルトも入れないし、水はちょっと多めにしてる(少しシャバシャバめにするのが好み)

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上のキャベツが、下の感じになる。

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キャベツの甘味が出て、どんなスパイス配合でもおいしいんだけど、特にこの「さわやかブレンド」はおいしいな。

フェンネルが香って、なんか喉の奥が「すぅーーっ」とする。

それも、涼風的ではなく、ちょっと「春の野を行く」みたいな、やさしい「すぅーーっ」。

いいなぁ、やさしくて。

今の季節にぴったりのカレーだった。


この村松健の名曲、昔、ラジオCMに使って以来ほんとに大好きで、20年前はピアノで弾けた。

また弾きたいな(もう15年以上ピアノに触ってないので無理かな・・・)。

ということで、まだまだ外出自粛は続くけど、みなさん超時短スパイスカレーを食べてがんばりましょう!



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さとなお(佐藤尚之)
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。