超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(9)〜絶品! 超時短・新玉だらけスパイスカレー(18分)
ある理由もあって、超時短スパイスカレーを毎日のように作るようになった。料理が好きなわけではないけど、今日も今日とて隙間時間で作ってます。やっぱり継続のコツは「時短」と「手抜き」!
ちなみに、この超時短スパイスカレーのログはこちらにまとめてあります。
ちょっと頻度は落ちたけど、それでも週3くらいで超時短スパイスカレーを作っている。
もう5ヶ月くらい週3〜4で作っているので、そこそこ馴れてきている。
外出自粛が続き、「魚介が食べられないストレス」が溜まってしまい、台所に立つのがちょっと辛いのだけど、それでもスパイスカレーは作り続けている。
で、今回は新玉ねぎスパイスカレー!
うまいよね、新玉。
こんなうまいもの、他にあまり思い浮かばないくらい美味しい。
ずいぶん昔に椎名誠が「玉ねぎは天才である」というエッセイを書いていた記憶があるんだけど、ほんと、玉ねぎは生でも焼いても煮ても漬けても、そして他の食材を活かす脇役としても、とにかくどうやっても美味しい。まさに天才だ!
そして、新玉ねぎに至っては、すべてに極楽である。逆上ものだ。
で、ちょうど友人も新玉ねぎにハマっているところだし、いっそ「新玉ねぎだらけのスパイスカレー」を作ってみよう、と思い立った。
カレーだから、玉ねぎは飴色になるまで炒める。
それとは別に、具として新玉ねぎをたっっっっぷり使うのである。
つまり、玉ねぎだらけだ。
具は新玉ねぎのみ。
名付けて「超時短・新玉だらけスパイスカレー」。
これが絶品だったので、ご紹介する。
いつものレギュラー陣に新玉を加えるだけ。
用意するものは少ないし、想定される料理時間も15分強。
材料:
新玉ねぎ(3コ)
普通の玉ねぎ1(みじん切り→作り置き)
トマト1(ざく切り)
にんにく・しょうが 1かけずつ(すりおろし)
ココナッツオイル 大さじ1
ココナッツオイル(サラダオイルでもいい)大さじ1くらい
スパイス(小皿に混ぜておく)
塩 小さじ1
水300ml〜400ml(最近少し水を多めにしてシャバシャバにしている)
スパイスは、適当でいいんだけど、新玉ねぎの甘さを活かしつつあっさりさっぱりさせようと、今回はこんな構成にしてみた。
コリアンダー
小さじ4
フェンネル 小さじ1
カルダモン 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
フェヌグリーク 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ1
でもね、こんな凝ったスパイス使わなくても、新玉ねぎなら何でもうまい。
たとえば、
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ2
ターメリック 小さじ2
でも十分おいしいと思うし、ここに辛いのが好きな人は
カイエンペッパー 小さじ1
とか入れるとかなーり辛くなる(マジで)。
辛さはちょっとでいい、というなら、カイエンペッパーの代わりに
ガラムマサラ 小さじ1
でもいいかな、と思う。
というか、クミンを多めでも新玉と合うと思う。コリアンダー1、クミン3、ターメリック1にカイエンペッパー1でも美味しいかもなぁ・・・。
さて、作ってみよう。
にんにくを摺る(にんにくつぶし器でひとかけつぶしてもOK)。
しょうがを摺る(ひとかけ)。
トマトを1コ(くし切り)
※今回は中途半端にトマトが残ったので2コ入れた。
スパイスを前もって混ぜておく。
ここに塩を小さじ1も入れて混ぜておく。
で、新玉ねぎを3コ、くし切りして用意しておく。
基本の用意はこれだけ。まぁ5分かな。
で、ココナッツオイルを大さじ1くらい鍋に入れて、ボクの場合はカルダモンシードをテンパリングで使ったけど、面倒くさい人はテンパリングなんて忘れてよい。
強火で、カルダモンがぷくーっと膨れたら、にんにくとしょうがを入れて、10秒ほど炒める。
そして、作り置きの玉ねぎ炒め(こちら参照)を投入し、続けてトマトの投入。
トマトはヘラで潰しながら、と書いてある本もあり、ボクも最初はそうしてたけど、いまは「結局煮ると一緒である」とわかり、いまではもうざっと混ぜるくらいだw
とにかく「手抜き&時短」が合い言葉!
で、弱火にして、スパイスを混ぜ込む。
スパイスを焦がさないようにちゃっちゃと炒める。
ボクの場合、10〜20秒くらいかな。
で、具を投入する。
新玉ねぎ3個分、どっちゃり入れて強火。
まぁここまで具が多いと混ぜにくいので、もう火の通りなんて気にせず水を入れてしまう。
下の写真は、水を入れて3分くらい。
ちょっと玉ねぎが沈んできた。
で、5分くらい放っておくと、このくらい「くたーっ」としてくる。
ちょっと生っぽい歯触りを残したい人はこのくらいで終えてもいいかも。
ボクは今回はクタクタにしたかったので、10分くらい放っておいた。
かなりいい感じ。
ここで、味見。
んーーー、うまい!
すでにうまい!
スパイスと一緒に塩を小さじ1入れているが、ちょっと足りない場合はここで足す。ボクもふたつまみくらい振りかけた。
辛みが欲しいなと思ったら、適宜カイエンペッパーを足す。ボクもここで少し足した。
新玉ねぎの甘みが強いので、辛味を加えた方が美味しいと思う。
で、玄米(うちは昔から玄米)にかけて、出来上がり。
新玉からも水分でるので、全体に水分多めになる。
しゃばしゃばスパイスカレーだ。
ほんと、新玉だらけ。
でも、これがうまいんだな。
ええと、時間はね、
下ごしらえ 5分。
炒める 3分。
煮込む 10分。
まぁ20分を切るくらいですかね。
かなり美味しいのでオススメです。
ちなみに、最近作った中で美味しかったものを他にも挙げてみよう。
ターサイとナスのスパイスカレー。
冷蔵庫の残り物ぶっこみスパイスカレー。
タケノコだらけスパイスカレー。
どれも作り方はいっしょ。
超シンプルだけど、うまかったっす!
なんとなく初心者の域は脱してきたと思うので、超時短は守りつつ、いろいろな具に挑戦し始めているところ。
なにしろ魚が食べられない苦しみの代替でもあるので、飽きないようにゆっくり前に進みます。