「人生は勝てることなんてほとんどなくて、だいたい負け」
今年の夏の甲子園。
決勝で慶應義塾高校に負けて準優勝した仙台育英高校。
その監督をした須江航監督(40歳)についてのいい記事があったのでご紹介。
須江監督の去年の言葉「青春って、すごく密」は流行語大賞にもノミネートされましたよね。
今年も名言を残しています。
そして、この記事の中にもいろいろ名言が(40歳とは思えないw)。
一つ目の「なにか失敗したり、理想がだめだったりした時、人生が好転しはじめる」、というのも「明日の言葉」に残したいけど、今回ボクが一番グッときたのはこの言葉(↓)
人生は勝ち負けで捉えられるほどシンプルではないけれど、でも、そういう観点で考えると、いま50代以上の人たちってある意味「競争の時代を生きた」と言ってもいいかと思うんです。
バブルの時期もあったし、24時間タタカエマスカ的な企業戦士の時期もありましたからね。他人と比較して競争することが多かった時代かなぁと思います。
そんな中、自分を振り返ってみると「負けだらけ」だったなぁと思います。
いまでは肩書きがいろいろついたので、人によってはボクのことを「勝ち組」と思う方もいるかもしれないけど、ボクの場合、単に「挑戦数がむちゃくちゃ多い」だけなんです(挑戦できる環境にいられたのは恵まれていたと思っています)。
挑戦数が多いので少しは勝ちっぽいことがあるとはいえ、ほんと死屍累々、負けだらけでした。「ものすごく大きな負け」もいくつか経験しています。
でも、逆に、挑戦数がむちゃくちゃ増えたのは「負け続けたから」なんですよね。
負けなかったら次に挑戦しなかった。
勝ったその場所できっと立ち止まっていた。
それに比べて、最近は経験値が増えて「負けないような試合運び」を覚えてしまい、慎重なゲームメイクが多くなっているなぁ、無謀な挑戦とかしなくなっているなぁ、と、この記事を読んで思いました。
挑戦して、負けて、また挑戦する。
まだまだ人生は続くので、もっと挑戦をしてもっと負けよう。
そんな気持ちを新たにしました。
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。