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35歳から「一生、負けない」生き方 ランチェスター秘密の人生法則

【今日の読書✈︎】Day83

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35歳から「一生、負けない」生き方
ランチェスター秘密の人生法則
竹田陽一 栢野克己 著 経済界 2013年
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35歳から天職がみつかる!44歳で天命を知る
35歳からの自分経営法


❶[3セレクト]

①35歳から「人生を逆転した人」の条件

条件1:「良きリーダーとの出逢い」で人は変わる
条件2:「強制力」で人は変わる
条件3:「すなお」で人は変わる
条件4:「長所を見る」ことで人は変わる
条件5:「人間は2種類」がわかれば人は変わる


②フリーや社長になって大成長する人の条件

条件1:良い本を見つける
条件2:CDやDVDなどの教材で学習する習慣(今でいうオンライン学習)
条件3:すなおに実行するとマグレが出る
条件4:仲間をつくる
条件5:マネをする
条件6:疑う・鵜呑みにしない


③目標がわからない2つの理由

97%の人は、なぜ人生目標が立てられないのか?


・理由1:人は、人生の目標を立てる時、他人と比べて著しくまさっている才能や、著しく優れている特技に焦点を当てて、それをベースにして決める。つまり、他人よりも優れている才能をもっと伸ばすための方法や、その才能をより大きく発揮するための長期計画が、結果として人生目標になっている。他人と比べて特別に優れた才能や特技を持っていない人は、たとえ人生目標を立てたいと思っても、何を目標にしたら良いのか、それ自体わからないので、結果として人生目標が立てられない。


・理由2:人生の長期プランを立てる作業そのものが、特別難しいから。普通の人は、何事も体験してみないとわからない。まだ体験していない将来を予測し、その実行計画を立てるのは難しい。


・結論:人生で何かをなすには、まず目標を立てて、それに向かって努力をしていかなければならない。(方法は「弱者の戦略」で)


【凡人の目標設定方法5つの手順】

(普通の人はどうやって目標達成すれば良いの?)

ステップ1:現在自分が担当している仕事の中で、「自分にとっていちばんの強み」と思われることをはっきりさせる
ステップ2:決めた1つの目標に対して、年間で3200時間から3700時間を、弱者の一点集中の原則に従って、連続投入する
ステップ3:ガムシャラで一位になったら、それを連続して3年以上守り続ける
ステップ4:連続して一位になった後で、一位になるまでの経過と、一位を守るためのやり方をじっくりと反省する
ステップ5:戦略の研究をすること


【独立してはいけない凡人】


1、朝が遅く、時々遅刻している人
2、大したことではないのに文句を言ったり骨惜しみする人
3、自分は苦労して荷物を担ごうとせず、いつも評論家的で同感的な人
4、何事にも飽きっぽく、1つのことが長く続かない人
5、金銭的にルーズで浪費癖のある人


❷[エピソード] 35歳まで夢がなかった竹田陽一氏


転職を何度も繰り返し、失業し、借金を抱え、子供にビスコも買ってあげられない。なんとか迷い込んだ東京商工リサーチで、フランク・ベドガーの本に従って飛び込み営業をやってみた。これがお当たり、最初の人生目標は30歳で立てた営業マン九州一。これを3年で達成すると、次は日本一を5年目で。


その35歳の頃に、ランチェスター戦略のセミナーに出会い、講演を行った頃で、営業マンでありながら、講演家を目指す。38歳で本を出版するが、「出る杭は打たれる」でクビの危機になり、初めて独立を考え、44歳で起業・・・・。


このように、サラリーマン時代は、特に大きな目標などなかったが、クビを意識し、初めて人生計画を方眼紙1枚に書いた。大半の人は、追い込まれて仕方なく独立型。転職=天職を最初の仕事で決めた人は少ない。


ドラッカーは5社目、やずや創業者は10回目、44歳の時、竹田陽一氏も4社目。一方で、人生のはやい段階で、人生目標を設定している人もいる。孫正義氏19歳、株式会社エイチ・アイ・エス創業者澤田秀雄さん、ビル・げいつやアップルのスティーブ・ジョブスも20代前半。本田やソニーやリクルートの創業者も皆20代で起業。


【天職への道】


自分がやっている仕事の中で「強み」を見つけ、そこに一点集中、長時間労働を継続し、何かで一位になる。なり続ける。
一位になった経験をノウハウに高め、将来に備えて経営戦略も勉強しておく。今の仕事が合わなければ転職も選択肢。


【TIPS】


“本当のチャンスは15年”
健康・体力・願望・意欲・戦略知識・創造性・決断力・資金調達力・主力商品の時流・家族の健康・運・事故
ベストな条件が全部有料な状態で揃うのは、15年。


「あの時、本気で事業に打ち込んでればよかった」

「あの時、もう少し頑張っていれば」といくら悔やんでも、手遅れ。


人生は1回、チャンスは15年!
「自分はどういう社長になりたいのか?」
「どういう人生を送りたいのか?」
それを実現するにはどうすれば良いのか?最低でも年に1回は時間をかけ、じっくりと考える必要がある。


【成功するビジネスマンの時間心得】

1、成功の7割は投入時間量で決まることを重視
2、朝7時半から仕事にかかり、先手先手と仕事を進め、朝方人間を続ける
3、朝の15分を使って、1日の行動計画をメモにし、忘れ物や連絡ミスを防ぐ
4、あれこれと手を広げず、1つの仕事に目標を絞って、集中効果を出す
5、技術の向上と潜在意識の開発は、量稽古のあとで起きると認識し、何事も量稽古から始める
6、時間の7割は重要な仕事、主たる仕事に投入し、3割は計画と反省に回す。
7、趣味時間を一時停止し、学習や研究のため、休日の7割を投入し、仕事のNo. 1作りを目指す
8、一時的な人間関係の悪化を恐れず、目標達成と関係ないものは断る勇気を出し、時間の無駄を防ぐ
9、残業代がつかなくても、目先の小さな利害にとらわれず、目標達成のためには骨惜しみをしない
10、成果が出るまでの苦痛に負けないため、熱意ある友人を作り、熱意を保ち続けるよう、仕掛け作りに工夫する


❸[今日からのアクション]


(響いた言葉)
・報いを求めない親切を行動に(著者)
・ランチェスター法則
売上高=販売技術✖️訪問件数の二乗
・「深く穴を掘れ!あなの直径は自然に広がる」(やすや創業者・矢頭宣男)
弱者の戦略ランチェスター経営の肝“一点集中”から、生き方の心得まで網羅されている人生戦略の本。

「あの時やっていれば」を言わないよう、今日やるべきことに集中して、ゴールを前倒しで達成できるよう環境を整える。
まずは引っ越し!

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