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【今日の読書旅✈︎】

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なぜ僕らは働くのか?
君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
池上彰 監修 Gakken 2020年
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未来を生きる子供の「予習」に
そして、働くこと・生きる意味をもう一度考え直したい大人
子育て中の全てのパパ・ママにおすすめしたい本


この本は「中学生」「高校生」に将来の働き方について考えてもらおうと願って作られた本だけれど、大人がもう一度、”生きる意味”や”働く意味”を考え直すのにも、とても役立つ本。


VUCAな時代を生きていくことになる子供に”生きる意味”や”働く意味”を問われたとき、「大人がどう答えるか」が、これから、子供の未来に大きな影響を与えると思う。


大人の私たちは、未来を今を生きる子供たちに支えてもらう。
だからこそ、自分たちの発する言葉、知識、常識、観念に責任を持たなければいけないと思うし、積極的に頭の中を更新していく姿勢も大事だと思う。まずは、この本から。


”1冊の本が人生を決める”

私は読後、自分が生きている環境に、あらためて感謝でき、足元にある大切なことに気づかせてもらった。


シンプルに、働くことの意味を再確認でき、人とのつながりを意識できた。

❶[3セレクト]


①幸せに働くためには?
人は、お金がたくさんあれば、それに応じて幸せの度合いが高くなるわけではない。内閣府の調査によると、年収が400万円の人と、800万円の人とでは、幸福感にはほとんど差がないという結果が出ている。(本書外の情報:人の幸福度を決めるために年収の占める割合は、全体の10%)「お金がたくさんあれば、必ず幸せになれる」わけではない。
幸せに働くためには、成功にとらわれすぎない。成功したい、人に認めてもらいたい、尊敬されたい、そういった欲求には際限がない。特に、承認欲求は、人を突き動かしてくれる原動力になるが、人の心を苦しめる厄介なものでもある。みんなから褒められたいなど、「もっともっと」と思う気持ちは、人に不安や不満を感じさせる。人と比べない、人からどう見られるかを気にしない、今自分ができることを精一杯やる姿勢が大事。
命がいつか果てる人間にとって、時間をどう使うかというのは、命をどう使うかと同じこと。自分の心が「やりたい」と言っていることに素直に従おう。(決定権は自分にある!)


②仕事がうまくいく人そうでない人


どんな仕事であれ、仕事がうまくいく人はどこか魅力的で尊敬できるところがある。どんな性格の人がうまくいくのか、逆にどんな性格だとうまくいかないのか


仕事熱心で向上心がある(⇆やる気がない)
責任感を持って仕事をする(⇆人任せ、人のせいにする)
よく考えて行動する(⇆考えず、場当たり)
人への思いやりがある(⇆自分さえ良ければいい)
謙虚で感謝を忘れない(⇆横柄で成功すると調子に乗る)
うまく行かなくても引きずらない(⇆くよくよ悩み続ける)
できないことは仲間を頼る(⇆完璧な人間であろうとする)


【うまくいく人の5つの行動特性】
好奇心がある
柔軟性がある
持続性がある
楽観性がある
冒険心がある


③自分の人生に向き合おう


1人になって考えることの大切さを知ろう。学校で、友達と過ごす時間が長くなることはいいことばかりではない。みんなに合わせて行動するようになり、自分のしたいことがわからなくなってしまうこともある。みんなと一緒なら安心だと思い、自分自身で考えることをしなくなってしまう。そんな状態が続くと、自分の人生をどういきたいか、見失ってしまう人もいる。そうならないために大事なのが、「1人で考える時間を持つこと」。自分の人生をどう生きたいか、それを真剣に考え始めた時から、大人の仲間入り。


【読書でできる2つの対話】
読書をすることは、著者と対話すること。世の中にはいろんな本があるが、それには必ず書き手がや作り手がいて、その人たちの想いが込められている。読書を通して私たちは、自分とも対話をしている。「自分はどう思うか?」「この問題について自分なりに考えてみると・・」などと、私たちは自分自身に問いかけたり、向き合ったりしている。読書は、著者との対話、自分との対話、2つの対話が心の中に生まれるので、人の精神が成長する。


+1:人生に正解はない


世の中の仕組みや、世の中にどんな仕事があるのかを知る。
自分がやりたいことや、どう生きたら幸せかを考える。
自信を持って、小さなことでもいいから行動する。
この本には、どんな職業について、どんな生き方をすればいいか、「正解」は書いてない。


なぜなら、人生に正解なんてないから。正解がないということは、何をしてもいいということでもある。
習い事をしてみる、本を読んでみる、コンピュータをいじってみる、イベントに参加してみる、インターネット上で発信してみるなど、好きなこと、得意なこと、興味のあることにはどんどん手を出して行動しよう!


❷[エピソード] 大人に聞いた「なぜ働くの?」


・デザインの仕事はお客様がいて初めて役立つ仕事。夢を叶えたいと思っているお客さまにとっての一番である自分を目指したい。
・「欲しいものを買うために働く」から「家族のために働く」へ。家族が豊に楽しく過ごせるようにお金を稼ぐ。「今日も一日頑張ったよ」と胸を張って言えるように働きます。
・私にとって働くとは、子供たちに素敵な未来を作ってあげること。そして出会ったのが「食育」でした。豊な自然とおいしいご飯、心からの健康を子供達に残すために仕事をしています。


❸[今日からのアクション]


甥っ子にこの本をプレゼントする🎁


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