【今日の読書旅】Day162
とにかくやってみよう
スーザン・ジェファーズ 著 月と海社 2009年
”不安なのは成長している証拠”
不安や迷いが自信と行動に変わる思考法
❶[3セレクト]
①不安の「犯人探し」よりも大切なこと
私たちの怖れや不安は自分以外の何かであることが多い。でもその原因を知ることはそれほど重要ではない。
なぜが?たいていの場合、ネガティブな心理パターンの原因を突き止めるのは不可能だし、たとえわかったとしても、それによって何かが変わるものでもないから。
悩みがあるなら、まずはシンプルにその事実を認め、変わるために必要な行動を起こす方がずっと建設的。
ともかく行動を起こせば、何を変えればいいかわかる。不安になる理由をあれこれ思い煩っても仕方ない。いま、自信を育て始めることが大切。
「何が起きようと、どんな状況だろうと、私がどうにかする!」と決めてしまうこと。
②とにかくやってみよう
「自分のやることはすべて失敗する」と考えが間違っていると認めない限り、彼女が不安のハードルを飛び越えられる日は決してこない。
どうしてわざわざ否定的に考えるのか?「私たちの不安の90%は、現実には起きない」という研究結果がある。
悪いことばかり考えて怖気付いたり、不安になったりしても、的中するのはたった10パーセント。
真理1:自分が成長し続ける限り、不安はなくならない
真理2:何かをやろうとするとき、不安を追い払う唯一の方法は、とにかくそれをやってしまうこと
真理3:地震が持てるようになる唯一の方法も、とにかくやってみること
真理4:誰でも必ず、新しいことに挑戦するたびに不安になる
真理5:不安を乗り越えてやり抜く方が、自分にはどうすることもできないという怖れを抱えて生きるより、はるかに怖くない
③自分をみじめにしている真犯人は?
この本に登場するマーラという女性。はたから見ればありとあらゆる幸せを手にしている。人もうらやむ仕事をし、スタイリッシュなマンションに住み、友達も多いし恋人だっている。
それでも本人は、別れた元夫のことをぼやき続けている。「あの人のせいで、自分の人生はみじめになった」と。
離婚経験者やシングルの人の多くが、過去について常に不満を口にする。一方で、結婚している人たちも、子供のこと、お金がないこと、夫婦のコミュニケーションがないことを嘆く。
これは、自分の人生に責任を持っていると言えない。こういう人たちは皆、何らかの意味で被害者を演じているだけ。
人生をコントロールしているのは、自分自身。自分が自分をみじめにしていることがわかれば、逆に自分が自分を喜ばせることもできる。
+1:自分が責任を負っていないのは?
怒りが湧く
何をしても楽しくない
他人をコントロールしようとする
何かにやたらにこだわりすぎる
他人が羨ましい
失望感がある
イライラする
すぐ他人を避難する
面倒くさい
自分を憐む
無気力感がある
いつも心が不安定
動転する
気だるい
集中力がない
依存症
人をやたら避難する
すぐに何かを妬む
❷[マイエピソード]
”とにかくやってみる”こんな簡単なことを乗り越えるための本がある。しかも、全米200万部、100カ国以上で読まれているベストセラー!とにかくやってみることができなくて、自らの人生を棒に降ってしまいかけている人がどれだけ多いかわかる。そんな自分も、新しいチャレンジを目の前に、怖気付くこともある。心のトレーニングは、フィジカルなトレーニングと同じくらい重要だ!場合によっては、フィジカルよりも忍耐力が必要かもしれない。
❸[今日からのアクション]
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